[2] 角度を確認する
《 速度から回転半径の限界を計算 》
(例題5)
![遠心力F=mvv/R、摩擦力F=μmgより、](png/image048.png)
![旋回が可能なのは、mvv/R≦μmgの場合のみです。](png/image049.png)
![遠心力≦摩擦力 であれば、旋回可能。](png/michi7_2.jpg)
![よって、vv≦μgRを満たす速度vと摩擦係数μ、](png/image050.png)
![旋回半径Rの関係でなければならない。](png/image051.png)
時速40km、摩擦係数μ0.7の時、回転半径は最低でも何m以上必要か?(重力加速度g=9.8m/s2)
(回答5)
![vv≦μgR より、(40÷3.6)×(40÷3.6)≦0.7×9.8×R](png/image052.png)
![(40÷3.6)×(40÷3.6)÷(0.7×9.8)≦R、17.9966166360724…(m)≦R](png/image053.png)
小数点以下第二位を四捨五入で考えると、回転半径Rは約18.0(m)以上必要だと言えます。
(練習問題5)
スリップ痕=制動距離として、次の条件下での衝突前の車両の速度を求めよ。
![(vv÷(μg)≦R、g=9.8(m/ss))](png/image054.png)
(1) 時速55km、路面の摩擦係数μ0.7
(2) 時速65km、路面の摩擦係数μ0.7
(3) 時速72km、路面の摩擦係数μ0.7
(4) 時速82.8km、路面の摩擦係数μ0.7
(5) 時速111.6km、路面の摩擦係数μ0.7
(6) 時速43.2km、路面の摩擦係数μ0.85
(7) 時速50.4km、路面の摩擦係数μ0.45
(8) 時速61.2km、路面の摩擦係数μ0.15
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