交通事故ドリル

〜交通事故後立ちはだかる壁に風穴を開けろ!〜


(練習問題1解答)
 h=(v÷3.6)×(v÷3.6)÷(2×9.8)、(※v(km/h))
h=(40÷3.6)×(40÷3.6)÷(2×9.8)=6.29881582262…(m)
h=(50÷3.6)×(50÷3.6)÷(2×9.8)=9.84189972285…(m)
h=(70÷3.6)×(70÷3.6)÷(2×9.8)=19.29012345679…(m)
h=(80÷3.6)×(80÷3.6)÷(2×9.8)=25.19526329050…(m)
h=(45÷3.6)×(45÷3.6)÷(2×9.8)=7.97193877551…(m)
h=(55÷3.6)×(55÷3.6)÷(2×9.8)=11.90869866465…(m)
h=(110÷3.6)×(65÷3.6)÷(2×9.8)=16.63281053162…(m)
h=(110÷3.6)×(110÷3.6)÷(2×9.8)=47.63479465860…(m)
h=(95÷3.6)×(95÷3.6)÷(2×9.8)=35.52925799949…(m)



 【ポイント】
 速度の値だけでは、そのエネルギーの大きさが分かり難い性質があります。
 ここでは何を分かって欲しいかと言うと…
 『運動エネルギーを感じてください。』
 エネルギーは速度の2乗ずつ増加します。
 つまり、速度が上がる程、うなぎ登りに上昇するのです。
 仮に、「時速70kmで衝突した。」と相手側から言われた場合、まず『高さに換算して想像』してみてください。
 高さ約19.2mからの落下。 ビルで言えば6階程度の高さから落下して衝突した場合と同等です。
 この場合、ケガや破損の大きさが主張する速度値に適正か?適正でないか?を判断して貰いたいのです。

 速度を高さで表すこの計算をマスターしておくと、速度(運動エネルギー)が高いか?低いか?を感覚的に判断し易くなります。
 何度も解いて、マスターしてください。

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