電子書籍を贈る方法
形の無いデータ
電子書籍は紙の書籍と違い、データを購入します。
CDやDVDの様な『形になっているデータ』なら贈る事も簡単です。
しかし、電子書籍は『ネットワーク経由でデータをダウンロード販売』する方式が一般的なので、形は有りません。
データをコピーして渡すわけには行きません。
電子書籍(を販売する業者)にアクセスする権利を贈る必要が有るのです。
極論から説明
残念ながら現在、電子書籍を直接贈る方法は存在しません。
つまり、間接的な方法で第三者に電子書籍を贈る必要が有るのです。
まず、ここがスタート地点である事を覚えておいてください。
その上で、極論を例に挙げて、amazonの電子書籍kindleを贈る際の案を説明します。
①:現金で渡すのはNG
当たり前の話ですが、現金を渡して「自分で買いなよ!」と電子書籍の事を伝えれば、それはそれでOKなのかもしれません。
しかし、受け取った側の人からしたら、どうやって購入したら良いかも分からない上、どの本だったかも分からなくなってしまう恐れがあります。
もっと言うと、本当にそのお金で『電子書籍を買ったかどうか?』すら不明な状態に陥る可能性が高いと言えます。
その様な状況を回避する為に、『amazonでのみ使用可能なamazonカードを贈る』のも1つの方法です。
②:書籍の情報を明確に伝える
更に、書籍を勧める際には、題名の長短に関わらず『正しくタイトルを伝える必要がある』のです。
なぜなら、なんとなくの情報で書籍の検索をかけると似た様な名前の本が沢山ヒットするからです。
タイトルをプリンターで印刷して渡すのも1つの方法ですが、受け取った側は検索の際に手入力する必要があります。
その一手間から解放する為に『QRコード(2次元バーコード)で情報を渡す』のは如何でしょうか。
作成はとても簡単です。 以下で私の本を例に説明します。
※QRコード作成方法
私の代表作のamazonでのURLは
『https://www.amazon.co.jp/簡単な計算で、交通事故での「嘘」は99-暴かれる。-~速度・運動エネルギー編~-簡単な計算でシリーズ-自己鑑定ブックス-榊原大樹-ebook/dp/B017DZ6GHK/ref=pd_sim_351_1?ie=UTF8&psc;=1&refRID;=WWZCXHDRAEDD6B049KB8』
です。
「長っ!」って、思いますよね。(笑)
タイトルよりも遥かに長いURLです。
ただ、このURLは短縮できます。
短縮すると、『https://www.amazon.co.jp/dp/B017DZ6GHK』となります。
『https://www.amazon.co.jp/』+『dp/(その書籍の固有のID)』で、リンクできるのです。
このURLをコピーして、『二次元バーコード作成サイト(https://www.cman.jp/QRcode/)』に行きます。
1、入力項目の最上段『QRコードを作成する文字列』の欄にURLをペースト。
2、下の『上記内容でQRコードを作成する』ボタンを押す。
以上でQRコードが作成されます。
出来上がったQRコードの画像をダウンロードすれば使えます。
完成したQRコードを印刷して用いてください。
手入力で検索したりURLを打ち込むより、遥かに簡単に目的のページに辿り着けると思います。
特に、カメラ機能を持つスマートフォンはQRコードを読む機能も基本的に備わっていて、誰でも手軽に用いる事が可能です。
試しにこのQRコードを携帯のカメラでスキャンしてみてください。 私のページに飛べるリンクが出てくると思います。
(「ビーッ!」っという警告音に結構驚くと思うので、ご注意ください。)
書籍以外にも何か『伝えたいWeb上の情報』が有れば、QRコードにして渡すのも1つの方法です。
とても便利な機能なので、是非活用してください!
Amazonギフト券(印刷タイプ)
以上の内容から私がお勧めする方法は『Amazonギフト券(印刷タイプ)』です。
通常は『相手の趣味が分からず、現金を渡すのがはばかられる、急用な際…』といった非常に狭い客層をターゲットにしている商品です。(笑)
しかし、このギフト券には先の2つの問題を解決する長所が有ります。
1、金額が15円~50万円の間で自由に設定できる。
2、プリンターで印刷するタイプ
まず、amazonでのみ使用できるギフト券を『1円単位で金額設定できる』ので、金額の過不足無く相手に渡す事が可能です。
そして、メッセージを書き込むスペースも有るので、そこに電子書籍のQRコードを載せる事ができます。
完全ではないまでも『電子書籍を贈った』のと同等の状況だと言えるのではないでしょうか。
【注意】Amazonギフト券(印刷タイプ)の購入方法
Amazonギフト券(印刷タイプ)の注意点として、この商品を購入する際は『クレジットカードの使用が必須』です。
ギフト券・ショッピングカード残高が残っていても使えないので、ご注意ください。
(※コンビニ払いの項目もグレーアウトしていました。(2016年9月現在))
クレジットカードを持っていない方は、別の方法を後に『クレジットカードが無い場合』に記述するので、ご参照ください。
購入後、ほど無くamazonから『確認メール』と『印刷可能なデータのリンクが記されたメール』が届きます。
後者の最上部のリンクをクリックすると、自動的にPDFファイルがダウンロードされます。
(エラーが出た際は『F5キー』で再読み込みすると上手くダウンロードできる事があります。)
【表面】
(※テストとして15円で作成。)
このPDFデータをプリンタで印刷して出来上がりです。
この製品は片面印刷で作られているので、裏面に電子書籍のデータを乗せて渡せば、高い確率で読んで貰えると思います。
【裏面 or 二枚目】 ※↓画像をクリックすると図だけ拡大表示できます。
(私の本を贈る際には、上拡大図をダウンロード後、印刷してご利用ください。)
もちろん、裏面ではなく2枚に印刷して貰っても結構です。
ちなみに、私の電子書籍ではない場合でも、これと同じ方法で友達にamazonの電子書籍を贈る事が可能です。
以上、電子書籍を直接贈る方法ではありませんが、かなり高い確率で読んで貰える方法なので、オススメです。
クレジットカードが無い場合
クレジットカードが無くてもコンビニでamazonのギフト券を販売しています。
『カードタイプ』は、3,000円 5,000円 10,000円 20,000円の金額固定の4種類や、最近では1500円~50000円の範囲で好きな金額が選べる物もあります。
コンビニ内で『チケット販売を行っている端末』を使って購入する『シートタイプ』だと、2,000円 3,000円 5,000円 10,000円 20,000円 25,000円の6種類から選択できます。
なにもギリギリの金額にしなくても、『お見舞い』として少し多めに包んでも…嫌がられる事は無いと思います。
『電子書籍の情報はプリントアウト』して、そこに『コンビニで買ったamazonギフト券を同梱』すれば、電子書籍プレゼントの出来上がりです!
クレジットカードを使用したくない場合には『コンビニで購入する』選択肢が有る事を覚えておいてください。
【おまけ】:使い方
【PCサイト用】
ギフト券を受け取った人は、自分の『amazonのアカウント』にサインイン(無ければ新規作成)してから、『アカウントサービス』を開きます。
ページ中段にある『アカウントに登録』ボタンを押します。
開いたページの空欄に『ギフト券番号を入力』してアカウントに登録すれば、その金額分ショッピングカード残高が増え、買い物できます。
【スマホサイト用】
スマホの場合は、amazonのページを開いて最上部の『サインイン』の個所をクリックして、IDとパスワードを入力。
すると、『アカウントサービス』のページが開きます。
その場所の『Amazonギフト券を登録』ボタンを押して、『ギフト券番号を入力&登録』すれば、贈られた金額分だけ残高が増えます。
知っている人も居ると思いますが…念の為。