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2021/10/10
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
10月10日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

先週は久しぶりのムツ五目に参戦して、本命は辛うじて1尾に終わりましたが、お隣さんからの頂きモノで一週間ほぼほぼアナゴ三昧。アナゴは釣り初心者の頃、堤防の投げ釣りで冬に小振りのがよく釣れましたが、あの頃はどうやって食べたのだろう?ぜんぜん思い出せません。船のアナゴ釣りも未体験でしたので(船は船頭さんが捌いてくれるのかな!?)、どうやって下ろすのよ?から始まりましたが無事完食。普段釣らない食材でしたが、おかげさまで大切に堪能させて頂きました。さて、今週は通常に戻ってウィリー五目に参戦。イサキも終わりかと思いつつ、水温がまだあるので前日もけっこう釣れたようです。



いつもの時間に単独到着すると本船は4名のお客様で私は右舷ミヨシに入れて頂きました。お隣マダイ船は10月から出船時刻が7時に変わってお客様8名くらい?親子連れのお客様も見られます。その隣、ムツ五目は最近の好調さを反映して10名様で満船。マダイ船も時間的に乗れるようになったので、11月後半かな?イシダイが出始めたら乗りたいですねぇ。7時前に出船して、港前で成り行き定刻を迎えることいざ発進。デフォルトコースは東電前のアジ、下浦のイサキ〜ハナダイ。最近のアジがけっこう手強いのでイカタン餌でアジ用空針仕掛け作ってきました。



航程約7分で減速、2回ほど旋回して位置取りが決まると7時10分、はい、やってみて〜!で第1投のアナウンス。北〜北北東の風で曇り。海上ナギで水色は海面はキレイですが、天気が暗いので黒っぽく見えます。中潮の3日目で満潮が朝7時半頃、干潮が13時過ぎ頃の予報。水深35mくらいで流れは殆ど無し。1投目の3往復目でアタリが出てまずは初物ゲット。いきなり30cmオーバーで今日のアジはいつもよりデカいのかな?この場所だとこのサイズは滅多に着かないんですけどね。食いダナは低めで4〜5m。



最初2、3匹着くのですが、巻き上げ中それぞれ別の方に引っ張り合ってしまい、毎度のこと回収時には1尾になってるというのが連続。開始9投まで空回収無かったのですが、ツ抜け目の前にアタリ遠くなりどっか行っちゃったか?目標20なので、とりあえず入れ替えているとしばらくしてやっと10匹目。24、5cm級と30cm超級が半々なので、いつもより一回りデカイのが混ざってきます。案の定ペースダウンしましたが、アタリポッツンポッツン。開始早々時折顔に当たる雨粒が気になっていたら、まもなく本降りになってしまい聞いてねぇよ!!最初からカッパ着てて正解。



ここんとこ7、8cm級のミニイサキが混ざるのですが、今日はけっこうな率で上がりますね。今年の夏生まれたにしてはデカイ気もしますが、どうなんでしょう?来年も当たり年かな?開始1時間10分で15匹。8時20分、回収指示で内側に入った水深23、4mで再開。ブッ込み1投目で中羽のトリプルでうお!っと思いましたが、その後3匹釣れたところで群れが抜けちゃいました。アジは都合21匹で目標達成。型が良いのでボリュームがあります。9時前くらいにやっと雨が収まってくれましたよ。



9時15分、回収指示で船は南に走って早くもイサキ場へ向かうようです。9時25分、イサキの部が開始。指示ダナ12m〜6m。水は前回よりキレイです。1投目高速シャクリで9mでビタ止めしたら、ドドドドン!でトリプル。居ますね!2投目もトリプル、その後、2、1、1で、ナント5投でツ抜け。この勢いで行くとエライことになりますが、どっかで食いが落ちるでしょう。開始30分で35匹まで行った辺りから、案の定、食いがダウン。



上の桶で開始20分くらい。型は細かいので18cm、平均21cmくらい、いいヤツで24cmくらいですか。その後の30分は下げ潮がやや速めになって食い渋り。たまにアタっても10m以深のタナ低め。もしや青物でも回ってるのかな?魚引っ込んじゃったもんね。そうこう言ってるうちに10時半回った頃からアタリが戻って来て再びダブル、トリプル。11時15分、回収指示で65尾まで行っちゃって、そろそろ釣れ過ぎ打ち止め勧告のところ、いいタイミングで回収。今年は台風が少ないのもあるでしょうね、水温急低下しなきゃまだ行けそう。



少し走って11時25分、ハナダイの部が開始。水深35mちょいで水の色はここ何回か来た中では一番キレイ。居ればアタリでそうな気配。開始早々、左舷ミヨシの常連さんにカイワリの連荘。カイワリが食うってことは底潮悪くない証拠。右舷トモの常連さんにもカイワリ。いいねいいね!自分は3投目ですかね、本日初アタリでコレは本命っぽいよ!!回収したのが今季自身初のハナダイ。26mと小振りですが、玉網で回収。すると船長出てきて、先針にカイワリ着いてたでしょ!あぁ残念、ハナダイに気を取られてぜんぜん見てなかった。



小振りですがオデコの形からオスですね。船中初物が出ましたが、その後アタリ続かず。う〜ん、まだ数集まってないな。しばらくして左舷ミヨシの常連さんに来ました!!30cm超のハナダイ。右舷トモの常連さんにも来ましたが、途中でハズレてあ痛たた〜っ!今日はカイワリが調子良くて、ピンポイントに仕掛けが入るとダブルやトリプルもあって、調子いいお客さんはツ抜け目前。自分も1回、それっぽいアタリで掛からずと、スレアタリが1回。なかなか船に上がりません。12時ジャスト、やっと私にも来ましたよ。26cmと23cmの一荷。



巻き上げ中、何かに引っ張られた感触があったんですが、大きい方の尻尾の付け根に歯形が!!危ないトコでした。しばらくすると底上10mでそろそろ回収しようとしたところでアタリ。ビュービュー走られるもハリス2号なので、出し入れして慎重にやったら浮いてくれました。トモの常連さんに救って頂き無事ゲット。45cmのイナダでした。1回周り直して水深同じ。カイワリ1枚追加。12時半頃から潮っ気がまったく無くなって万事休すか?と13時40分、左舷トモのお客さんにハナダイがヒットして船中3枚目。13時50分、ラスト10分コールとなりお片付け開始、クーラー満タンで14時に上がって来ました。



【本日の釣果】
ハナダイ1枚(26cm)、カイワリ3枚(26、23、21cm)、イナダ1本(45cm)、マアジ21尾(33〜23cm)、イサキ65尾(24〜18cm)、ムツっ子1尾(22cm)。その他、スズメダイ、ミニカサゴ、ミニイサキ、ネンブツダイなど小物多数放流。久し振りに五目達成!ムツっ子入れたら六目達成!先週は思わぬアナゴ週間でしたが、今週は通常週間でおかず大漁!!今季ハナダイ初ヒットでシーズン到来間近かな!?

【船宿釣果情報】
東電前〜下浦沖・15〜40m、水温=22.5℃、水色=澄み気味
イ サ キ = 18 〜 28 cm ・ 20 〜 65 尾
マ ア ジ = 23 〜 38 cm ・ 14 〜 21 尾
ハナダイ・船中3枚、カイワリ・3〜9尾で船中21尾・・・とイナダ
竿 頭 = ***** ・小峰俊之氏

東電前から開始・・・今日も良型まじりでアジがポツポツとアタってくれて、2時間ほど2か所でシャクって、まずはお土産を確保して下浦沖へ移動。 イサキは、難しいと云う感じでは無かったんですが・・・気まぐれイサキちゃんでした。 11時半頃にハナちゃんの様子を探りに行ったんですが、今日は反応の出方がチョ〜っと違っていて、一投目からアタリが出て、まずはカイワリが連チャンで釣れて、ほどなくしてハナちゃんの姿が水面に浮かび上がって来てくれました。 お一人だけ顔を見る事が出来なかったんですが、それらしきアタリは4〜5回ほど有って掛からなかったのが残念です・・・それでも今日は、良型まじりでカイワリが良く釣れてくれて、良いお土産になりました。



イナダの刺し身。簡易塩イナダで美味しく頂けます。下ろして柵取りした後、直接塩振って3〜5分置いて、余計な水が出たら水で洗い流してしっかり拭き取ります。ほぼほぼ塩イナダと同じ状態のものが当日食べられます。脂無いですが食感モチモチで身質も肌理細かくて旨いっすよ。今回、私は梅肉ダレ(梅肉と出汁醤油を練ったモノ)で頂きましたが、コレかなりオススメ。



イナダのキムチ味ヅケ丼。翌朝です。半身は昨夜刺身で賞味。あと半身はキムチの素を加えてキムチ味ヅケ丼。トッピングに白ゴマ、白髪ネギ、ゴマ油一回し。イナダは翌朝のコレが最高に旨いんですよ。臭みは一切無し。味噌汁はイナダのあら出汁。頭も割って煮だしてるので、冷蔵庫で白濁色に固まってました。濃厚でいい出汁出てます。



ハナダイの湯引き刺身。今季初物はド定番の湯引きで頂きました。脂ノリノリですでに下浦ハナダイ本番の味覚です。小振りだったのでコレで1枚分。脂スゴかったので山葵醤油にカボス絞ったらサッパリ感が出てよく合いました。



イサキのヅケ丼。2日続けてヅケ丼ですが飽きませんよ。味違いますからね。下浦イサキは今年は10月に入っても脂抜けることも無く相変わらずのお味。脂と甘みがあります。味噌汁はハナダイのあらとイサキのあらの混合出汁で水面に脂スゴイです。



アジの握り寿司。半身で2貫、計10貫。歯応え好く身がプリプリしてますが、10月入ってだいぶ脂っ気抜けてきちゃったかな?という印象。その分、日持ちはしますので色んな料理に使えますけどね。映ってませんが、汁はアジのあら出汁で澄まし汁。具はマイタケとオクラ、薄味でいい出汁でてました。



イサキの骨無し干物(漬け中)。小振りのヤツ21尾、半身で42枚干します。立て塩(水:日本酒=9:1、塩7%)に定石通り45分漬けます。



イサキの骨無し干物(水洗い)。時間が経ったら、真水で塩分を洗い流します。これ重要。



イサキの骨無し干物(干し始め)。網に並べて部屋で扇風機干し。今日は曇りで肌寒い陽気なので、エアコンは入れずに窓少し開けて扇風機のみ。普段4、5時間で干し上がりますが少し長めに掛かりそうですね。



イサキの骨無し干物(干し終わり)。夕方雨降ったりで湿度が下がらず、予想より長く8時間以上掛かりましたね。全部ジップロックなどの袋に収納して冷蔵庫で保存。3日後辺りからが風味が出てきて食べ頃となります。燻製にする場合も食べ頃を迎えてからになります。



カイワリの塩焼き。一番小さいヤツを塩焼きで賞味。まず裏切りませんね。スゴい脂乗っててバカウマ!娘が遊びに来ていたので半分こしました。



アジのなめろう。脂があんまり乗っていないので、なめろうにしちゃえば美味しく頂けますし、翌朝のネタにもなるので重宝。



イサキの握り寿司。半身で2貫。私は夜はご飯食べませんが、娘が遊びに来ていたので食べさせてあげました。聞くまでも無し、旨いに決まってます。



アジのなめろう茶漬け。水曜の朝です。昨夜のなめろうを朝食用に取り分けてハンバーグ状にしてラップに包んで保存。朝、バーナーで焦げ目を着けて、塩で味を調整した熱々のアジのあら出汁をぶっ掛けて、全部崩して一気に掻き込む。も〜コレが最高!



アジ・イナダ出汁の蕎麦。アジのあら出汁とイナダのあら出汁のブレンド。それぞれ単体の出汁でも蕎麦が美味しくなりますが、ブレンドするとさらに旨くなったような気がします。この味に慣れてしまうと普通の蕎麦が物足りなく感じてしまいそうです。かみさんはイサキで握り寿司作って食べてました。



カイワリの刺し身。3日目でちょうど食べ頃、残りの2枚はお刺身で賞味。3日寝かせたら全体に脂回ってきて、歯応えも十分あって、相変わらずマイウ〜!アジ科のお魚ですので、なんとなくアジに通じる香りもあって、強いて表現するなら、極上かつ上品なアジとでもいいましょうか。ちょっと違うか・・・。



イサキのヅケ茶漬け。木曜の朝です。ご飯にイサキのヅケを盛って、イサキのあら出汁に塩でお味を調整した熱々の汁を掛けたら、ヅケが白っぽく半生状態になってバカウマっすね、も〜!月曜の朝からヅケ丼、ヅケ丼、なめろう茶漬け、ヅケ茶漬けと来てますが、まったく飽きない。私にとっては極上の朝ごはんシリーズ。



イサキのピラフ。ピラフっていうのは洋風炊き込みご飯です。出汁も昆布の代わりにローリエ入れて採ったそうです。炊いてる時メッチャいい匂いでした。食べてみるとちょっと薄味でしたが、イサキと野菜類の出汁がしっかり効いていて旨味がちゃんと出てました。コレも外ではまず食べられないメニュー。2合炊いて余ったので、残りはまた何かに使えそうです。



イサキのアクアパッツァ。決め手のアサリが時期的に小振りでしたが、これも何度やったことか、まず失敗はありませんね。レストランとかでよく魚が丸ごと入っているのを見ますが、この状態から魚バラして骨を除去するなんて面倒くさ過ぎ。いい出汁がでるとか見た目が豪快とかで丸ごとというのは分かりますが、ウチのは骨無しにして、イサキのあら出汁使ってるので、お味を犠牲にすることなく、手も汚さずに食べ易い。そういう意味では炊き込みご飯とかも同じ。以前、喉に骨刺さってエライ目に遭ってますしね。イサキの骨は硬いのでお子さんに食べさせる時など特に要注意。



イサキのアクアパッツァスパゲティ。金曜の朝です。昨夜のアクアパッツァを残しておいて、翌朝にスパゲティ。コレはもはやお約束のパターンですが、本人かなり楽しみでもあります。少しトロみを付けて麺との絡みが良くなっています。スパゲティ的には豪華でかなり旨いです。



イサキピラフのドリア。先日の残りのイサキのピラフの上にホワイトソース、溶けるチーズ、粉チーズ乗せてオーブン焼き。お味の方も想像通り。いわゆる使い回しシリーズなんですが、よく言えば一度で二度美味しいかな。



イサキの燻製。イサキの骨無し干物作って3日後、そろそろ食べ頃なので燻製にしました。この網で3回やって38枚。最初、隙間が無いほど敷き詰めてますが、燻し上がると縮みますね〜。干して縮んで燻して縮んでどんどん小さくなっちゃう。でも元は18cm級のイサキなんですよ。船長のおつまみ用にまた持って行かなくっちゃです。



アジのソテー バルサミコソース。個人的にアジやハナダイやちょっといいイサキなど、洋風ソテーが大好物。コレは30cm超の良型アジ。幅広くて真ん丸でしょ。バルサミコ酢と赤ワインを煮込んだ少し甘酸っぱいソースがよく合います。シンプルですがお店ではまず見かけない一品。



イサキ鍋。残りのイサキは鍋で賞味。イサキのあら出汁使ってますが、その他の野菜などの旨味が出ていてほんのり甘みも感じられてコレも超旨いっす!



イナダ・アジ・カイワリ出汁の蕎麦。昨夜の鍋の残りで雑炊も食べたかったのですがご飯が無かった!という。蕎麦は今週2回目で前回はイナダ・アジのブレンド出汁でしたが、今回はカイワリ出汁も加わって陰のオールスターが競演!?ちょっと青物の尖ったトコをカイワリが上手く纏めた感があります。ウチでは蕎麦は魚の出汁が主役と言って過言ではないかも。蕎麦好きの方は騙されたと思って一度やってみてください。麺つゆは使うんですけど、水の代わりに魚のあら出汁使うだけですから。言ってる意味がきっとお分かり頂けることでしょう。



イサキ鍋の雑炊。朝食べようと思ってたのがお昼にスライド。これで茶わんに軽く2杯。味付けは溶き玉子、塩とポン酢少々にカボス1絞り。イサキの出汁と野菜の甘みが良く出て旨味の塊みたいなお味でした。いくらでも食えそうですが、ちょっと足りないくらいが良い加減なのでしょう。



アジフライ。良型のアジを切り身にしてアジフライ。お皿右の2切れはムツっ子です。塩、ソース、タルタルの順で頂きましたが、サクサク軽くて臭みも全然なくて、いくらでも食えちゃいそうですが、5枚で自粛しておきました。わざと残して明日はアジフライサンドですかね。



アジの掻き揚げ蕎麦。日曜の朝です。2日連続朝は蕎麦になりました。具は昨夜のフライ揚げた時にアジと玉ネギの掻き揚げを蕎麦用のネタに作っておいたそうで、そのまま掻き揚げ蕎麦。出汁はアジのあらとカイワリのあらのブレンド。出汁も旨いですけど、やはり天ぷら蕎麦系は油でコクが増しますよね。文句なく旨し!今日はムツ五目を予約していたのですが、所用が入ってしまい釣行NGになりました。結果的に雨風&寒いわで天気悪く諦めもつきますね。よって釣りは一週お休み!



アジフライサンド。お昼です。フライの残り?というか残しておいた分をサンドで賞味。コレも間違いないヤツ。もうちょっと余ってるそうなので、ダメ押しでもう一品くらいできるのかな?



イサキの骨無し干物。ほとんど燻製にしてしまったのですが、乗り切れなかった分、残り4枚炙って頂きました。3日以降が食べ頃と言ってますが、まさに食べ頃中盤で、何と言いましょうか、乳酸菌なのかな?何かしら発酵してるであろう旨味がでるんですよね。なので、干物はすぐに食べずに数日寝かせてみるというのは研究の余地がありそうですよ。



アジのカツ閉じ。最後に余ったアジフライは夜の肴になって登場。アジ出汁と麵つゆ、玉子で閉じてカツ閉じ。アジのあら出汁がよく効いてます。コレご飯に載せたらアジカツ丼ですが、カシラだけでつまみには十分過ぎる一品でした。コレで出汁以外は完食ですかね!出汁の蕎麦とかはまだできそうですよ。

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