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2024/04/02
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
4月2日(火)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

ここんとこ非常に寒暖差が激しい日々が続いていて、真冬のような日があるかと思えば、日曜日には東京で28.1度と3月では歴代最高気温を記録しました。相変わらず菜種梅雨状態で雨が降る確率が高いので、今週も火曜日を逃すと実釣時間で雨を避けられる日は無さそう。だいぶ暖かくなって来たので雨だけならともかく、低気圧の通過により強風も伴うので釣り的にはNG。ところで、自分は電車釣行の身分なんですが、4月から京急バスのダイヤ改正があって、平日で5分、土日で10分着くのが遅くなってしまいます。おかげで行きはJRから京急に戻れるのですが、実質間引きなので、悪いことに土日の帰港時間頃が1時間近く間が空く事態となり、京急のダイヤ改正(改悪)には毎度振り回されて迷惑千万。



4月の初釣行、おかげでいつもの時間より5分程遅く到着しました。実害は無いのですが、今朝は乗ったらすぐに出船して、慌ただしいなと思ったら、港内の給油所で燃料入れてからの出船でした。本船お客様8名で左右4名づつ、知り合いは左舷トモのYさんくらい。左舷ミヨシにはコマセ釣り初めてと仰る親子連れさんが居られたので、息子さんにシャクリのイメージをレクチャー。釣りの前にレクチャーすると自分が釣れなくなるというジンクスがあるんですけど、昨日も鬼のように釣れてたので、今日もたぶん大丈夫だとは思いますけどね。潮周りからすると満潮を挟んで朝の2時間が勝負だと思います。



マダイ船は先週ご一緒した常連Aさん、Sさんら3名で6時に出船済。ムツ船も3名での出船。給油が終わって港前でまだ定刻前。少し待ってから定刻7時を迎えるといざ発進。今日も航路下のポイントへ。航程13分程で減速すると浦賀水道航路1番緑ブイの下手のやや東寄り。場所が決まって7時20分、第1投。北北東の風で体感で6mくらい。空は快晴。水色は濁り気味、ゴミが多いので雨の影響かも。小潮の最終日で朝8時頃が満潮、そのまま最後までダラ下げの予報。指示ダナは海面から32mまで下ろしたらすぐに2m巻き上げて30m〜23mくらい。しっかし、何週間振りですかね、朝から凪の海で釣りするのは!!



ここ数回は低気圧通過直後で、低気圧が東に抜けた後、東海上の海面水温が高い影響で台風並みに発達。そのため翌日も前半、強い北風が残って風速12、3mのシケ状態。先週はしつこくてお昼まで海が悪かったですからね。マダイ船に乗って右舷ミヨシで揺れに耐えるのに全身運動。翌日、筋肉痛になるほどの過酷な海。そういえばここ数日、黄砂が飛来しているそうですが、確かに遠くを見ると文字通り黄色っぽく霞んでいるので、その影響かと思われます。釣りを開始すると1投目からアタリが出てナント!いきなりトリプル。1尾は23cmくらいだったので即リリースして一応2尾キープ。



サイズは28cmと26cmくらい。この後の釣れ具合によってリリースサイズの基準を決めようと思います。海は上げ残りの潮がトロトロ効いており、魚の活性高く入れ食い状態。最初の4投で7尾。この釣れ方はヤバイですよ。とりあえず見た目25cm以下はカウントには入れますが即リリース。場所がズレたか、ちょっと間が空く時間を挟んで30分でツ抜け達成。上げ潮が淀んだかと思ったら、今日は潮時表通りに8時になった頃、下げ潮に変わりましたが、まだ魚の食いは落ちません。下げっ端、ちょっと細かいサイズの群れに当たって連続5尾放流なんてのもありましたがアタリは続いています。



ムツ六さんは普段イサキやっていないのですが、今日は片舷8名も乗ってイサキ狙っているようなので、もしかしたら仕立船なのかも知れません。数は出るのですがなかなか30cm超が出ないなと思っていたら、23mくらいの上ダナで33、4cmの良型が連発したりで納得のサイズも上がりました。開始2時間で30尾に到達し、早くも漁獲制限を超えて残りの時間は消化試合モードに突入。朝、レクチャーした息子さんも最初アワセのタイミングが合わなくて掛かんないのが続いていたそうですが、だんだん慣れてきてコツを掴んだか上手に上げておられます。初めてと仰るので差し出がましくレクチャーしてしまいましたが、釣ってくれるとウレシイですね。



時間とともに下げ潮が速めになってくると、思った通りアタリの間が空き始め、朝のような活性は無くなりましたが、釣れなくなってホッとするという、ナントモ贅沢な話ですわ。どっちにしても持って帰るのは配り先がOKであれば25〜30尾。ウチだけだったら20尾までと決めています。従って本日はリリースサイズ27cm未満でちょうどいい数。クーラーボックスの蓋に貼ってあるメジャーで一応計ってます。夏場の剣崎沖は早朝出船の松輪船に分があり、後から入ってもウリンボばっかで数は釣れても20cm超がゼロなんて日が普通にありますが、ここでこんなの釣っちゃうと夏はもういいかなってなりますよ。



マダイ船が近くで操業していて、右舷トモのAさんが大きく×印を出してましたが、終盤何枚か釣れた模様。4月から出船時間が6時になったのでマダイ船は乗れなくなりました。それはまだしも京急がダイヤ改正(改悪)して、最悪、釣りに来られなくなる危険性もあり得なくはない話。11時頃から下げ潮がかなり速くなってしまって流し釣りに。15分〜20分くらいで潮回りして7回くらい回り直したでしょうか。基本的にアタリは出ないのですが、ポッツ〜ンと単発で35cm級が上がったりで食えばほとんどが良型。連荘は無いのですが、マジメにシャクっていると忘れた頃にアタリが出る状況。



今日の食いダナは26mが芯で27mから高くて23mくらいですかね。ビシを底まで下ろしていませんが、水深35m以上あると思うので、かなり高いタナで食います。お昼からいきなり南風が吹き始めて、逆潮となり流し釣りも船が右向いたり左向いたりと安定せず、流れに立てると後ろからの風になって仕掛け捌きが困難。午後に入って良型2尾上がって総数45尾に達したので、12時50分、フグにやられたのを機に早いですがお片付け開始。ベンチに仰向けになって寝ていると日差しが強くて日焼けしそう。13時10分、この流しで上がりましょう!とのことで13時30分までやって納竿。



【本日の釣果】
イサキ45尾(36、35、34×2、32×4、30×4、29×2〜27cmの24尾の持ち帰り、27cm未満〜23cmの21尾は放流。持ち帰り24尾のうち半数が30cm超ってのはスゴいかも)。その他、トラフグ1尾(28cm)、以上。釣れ過ぎにより12時50分、自主早上がりで、13時30分、全体早上がり。途中でブイ周りに八景野毛屋さんのアオリイカ船が居て、もしかしたら長男が乗ってるかも?と思ったら、やはり乗って居り、こっちの船も見えたと言ってました。片舷6名の胴の間で食べ頃サイズを2杯ゲットしたとのこと。

【船宿釣果情報】
久里浜沖40m前後
イサキ14〜45匹 22〜36cm その他ウマヅラ

開始早々からアタってくれましたが、小ぶりなサイズ主体で良型も混じるという感じ。徐々に30cm超も増えて、皆さんにそこそこアタリが出てくれました。そのうちにアタリが遠のいて、たまにポツンとアタる程度に・・・12:00過ぎには風向きが変わり、釣りにくい状況になって魚の活性も上がりませんでした。それでもトップから45、44、43、42、39、35と続いて8名中6名が30匹超でした。



写真は船宿HPより借用。24尾でこの量ですから、全部キープしたらクーラーに入らないでしょう。



イサキのヅケ丼。翌朝はお約束のコレ。小振り(と言っても27cm級ですが)から着手。トッピングはいつものメカブ、大葉の千切りに加えて、今朝は生の釜揚げシラスを乗せてみました。合わないわけがないですよね。味噌汁はイサキのあら出汁。



イサキのマリネ。醤油味が続くと流石に飽きてくるのでここで洋風。イサキを骨無しのぶつ切りにして塩〆したら、プチトマトとディルの香草、そして必須なのはケッパー。ライムの絞り汁でやることも多いのですが、今回はレモンが余っていたのでレモンの絞り汁で酸味を加えて、あっさりバクバク食える料理になりました。



イサキの皮焼き。皮引いた後、残った皮は毎回捨てずに焼いたり湯引きにしたりで賞味しています。回数が多いので毎回は載せていませんが、イサキはけっこう皮岸に旨味があるので、良型ほど皮は捨てない方がいいと思います。捨てるのであれば、あらと一緒に出汁にするのがオススメかも。



イサキのヅケ茶漬け。いつものパターンでヅケ丼の次はヅケ茶漬け。魚単体でも色々できますが、個人的に飯と併せて丼や茶漬けを朝ごはんにするのが大好き。量もはけますし、朝から良質タンパク質も採れて栄養的には良いのではないでしょうか。野菜は無いですが、昼や夜に食べてますからね。今週は炊き込みご飯も作ってくれるそうなのでそれも楽しみ。



イサキのなめろう。かみさんが大のなめろう好きでして、私ももちろん好きですが、美味しい!上手〜っ!と自画自賛しておりました。



イサキのなめろう茶漬け。昨夜のなめろうをハンバーグ状にして冷蔵保存。茶漬けにする直前にバーナーでこんがり焦げ目が着く程度に炙って、熱々のイサキの出汁を注いだら、冷めないうちにバラバラに崩して半生状態になったところで掻き込む。も〜コレが旨いのなんの。イサキの出汁となめろうからも出汁が出て、最後に山葵と青唐の香りが鼻に抜けます。自分の目安はご飯180gくらい、なめろう100g強といった具合でバランス良し。



イサキと竹の子の天ぷら。例年この季節になると2日に1回くらいは竹の子を茹でている我が家。今年は天候不順が激しくどうかと思ったのですが、3月下旬頃から九州産の竹の子が出始めて、4月に入ると静岡産なども出回って来て、お値段もかなりお安くなってきました。今回で茹でるの3回目か4回目になりますが、イサキと一緒に天ぷらで賞味。塩でも旨そうなんですが、天つゆに大根おろしと下ろし生姜で頂きました。イサキはふんわりして竹の子はサクサクと香りも良く季節を感じます。



イサキ出汁の天ぷら蕎麦。昨夜の天ぷらをコレ用に残しておいて、イサキのあら出汁を使った蕎麦。出汁はアジやイナダのようにガッツリは来ませんが、上品でまろやかな優しい出汁。コレにイサキと竹の子の天ぷらですから朝から上等なものです。



イサキと竹の子の炊き込みご飯。こちらもイサキと竹の子の組み合わせ。2パックほど娘の家に持って行くそうで、朝、私は蕎麦食べたばっかりなので自分の口には入りませんでしたが、残れば後日頂こうと思います。かみさんが炊き立てを食べてましたが、香りも良く美味しそうでした。



イサキと竹の子の炊き込みご飯。翌朝なので炊き立てではありませんが温めて賞味。いやいやぜんぜん大丈夫、問題無く美味しいです。イサキの出汁に市販の和風出汁を追い出汁しているので、けっこうお味がしっかりしていて、イサキの風味も感じられつつ、この時期なんと言っても竹の子が旨い。



イサキ出汁の天ぷらうどん。昨日の朝とまったく逆で、今朝は私が炊き込みご飯を頂いて、かみさんは天ぷらうどんにしてました。お味の方は間違い無いでしょう。



イサキの散らし寿司。イサキは30分塩〆してから酢に潜らせたもの。酢飯は簡単なので「すし太郎」を使ってますが、そのままだと甘過ぎるのでだいぶ酢を加えて好みに調整しています。酢飯に塩と酢で〆たイサキがバッチリ合います。汁はイサキ出汁を使った竹の子の澄まし汁。



イサキの炙り刺し身。良型の上側のイイトコを使って炙り刺身。釣って5日経ってますが、まったく身がヘタレません。このサイズですとまだ硬いくらいの食感。夏のギロギロした脂の乗り具合と違って、しっとりした感じなので日持ちしますし、食べてもちょうどいい感じ。塩で頂きました。



イサキの炙り茶漬け。炙り刺身を採ったあとの下側の部分は翌朝炙って茶漬けで賞味。熱々の出汁で炙りが半生に白くなって口に入れると溶けます。今週、茶漬けは3回目ですが、いろいろできてそれぞれ違った味わいがあって旨いです。



イサキの炙り丼。魚卵が相性抜群なのでいつもイクラかカラスミを併用していますが、今回はおろし金で下ろしたカラスミを振りかけてコレがよく合うんです。カラスミなんて贅沢品は普段自分では買いませんけど、たまたま頂きモノがあったので使っていました。そろそろ無くなりそうなんで、この味を知ってしまうとヤバイなぁ。自分で買うかな?まさに毒の味を知ってしまったが最後って感じです。イサキは良型を渡りで切って、大きいヤツは皮が硬いのでよく炙っています。1週間経ちますがまったくヘタレておらず旨いっすねぇ。



イサキのしゃぶしゃぶ。デカイ方から3尾使ってしゃぶしゃぶ。出汁はもちろんイサキのあら出汁。野菜は大根のピーラー剥きとシイタケ。着けダレはオーソドックスに下ろしポン酢と赤柚子胡椒。渡りで皮付きに薄く切るのはけっこう難しいので、2、3時間冷凍庫に入れて半凍り状態にするのがキモ。このお皿で1/3くらい、お代わりはいくらでもあります。余ったら明朝に雑炊でもしますか。お味の方は言うこと無し、1週間経ってますがまったく大丈夫。



イサキ出汁の雑炊。昨夜のしゃぶしゃぶの残り汁で雑炊。イサキの身も入っています。朝から茶わんに並々2杯食べてしまいましたが、ご飯の量は大したことないみたいです。消化良さそうなので昼までに腹減りそう。



スパゲティペペロンチーノ イサキのソテー乗せ。ペペロンチーノは竹の子たっぷりにして、しゃぶしゃぶに使った上側の身の残りの下の方をソテーして乗せました。イサキはさておいてもウチで茹でた竹の子が超旨いです。これにて出汁以外は完食かな。イサキもここんとこかなり食べましたし、潮周りが大きくてぶっ飛びそうなので、明日は久し振りに別の釣りに行ってきます。

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