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番外編 サニーちびライト60号が重たくなった!?−その2
2月6日(火、風呂の日)です。いや〜雪降りましたねぇ。ウチは横浜ですが、見た目5cm以上積もったのではないでしょうか。腰痛の方もここ2日くらいでだいぶ良くなって、頑張れば水曜日?とも思ったのですが、路面の雪が残りそうなのと、かみさんが指を怪我しちゃって魚下ろせそうにないので、おのずと週末以降になりそうです。腰の具合も完治(平常時に痛みが無い状態に)させてからの方が良いですしね。
さて、今一部で話題の「サニーちびライト」の重さ問題。全号数を調べたわけではないのですが、どうやら新50号も46.6号相当から63号相当、80号は71.7号相当から93号相当に重たくなっていたことが判明。おいおいちょっと待ってくれ〜ですよ。3、4g程度なら誤差範囲で済ませられますけど、60号で45g、50号で約62g、80号に至っては80g弱(21号超)も重たくなるってどういう仕様変更なんですかね?
もう一度確認。旧60号は213g(56.8号相当)(1号=3.75gで計算)
新60号は258g(68.8号相当なのでほぼほぼ70号)
15年ほど前になりますが、「驚愕の事実!超イイカゲンなビシの重さ」という名目で、各種オモリの重さのイイ加減さを調べたことがあり、その中でサニービシは割と実号数に忠実な結果だったのですが、今回の変更はまったく意味不明。船で自分が旧60号で隣のお客さんが新50号だったら、自分の方が軽くなっちゃうじゃん。
この重さの違いだとシャクリ感にも相当影響が出ることは自明の理。自分がメインで使っている60号を基準に考えると258−213=45なので、旧版と同じにするには、今予備で所持している新60号を45g(12号分)も削る必要があります。
長さにして5mm分。コレどうやって削ればいいのか?いくら鉛が金属の中では柔らかい方とは言っても、手で削るのはかなり大変そう。
最初、ドリルで何ヵ所か穴開けながら重さを調整しようかと思ったんですが、それだと水の抵抗やシャクリの安定感がどうなるのかなど使用上の懸念がありますし、ステンレスの芯が何処までどういう形で入っているかが分からないので、闇雲に穴開けるわけにも行かずに不採用。
最初は通称「アラカン」という、刃の部分が網目になっていて目詰まりしない形状のヤスリを使って、手で削ってみました。ビシ本体はヤスリが当たっても大丈夫なようにガムテープでマスキング。
やってみたのですが、素材と刃の相性が良くないみたいで、削れるには削れるんですが思ったようにはかどらず、削り面もキレイにならない。1時間かかって20g削った時点でダメだこりゃ!止め〜っ!
電動の「刃物研ぎ機」を持っていたので、試しに出してみましたが焼け石に水。艶が出る程度で1gも削れずコレも即中止。
一旦諦めて新しい方法をイチから考えていたんですが、電動モノを購入すると投資がかさんでビシの値段の比ではなくなりますし、余計なモノも増えるのでボツ。捨てても惜しくないような安価なモノですと上手く行きそうなものが見つからずコレもボツ。
そのまま数日放置していたんですが、ふと普通の「粗目の平ヤスリ」でやったらどうだろう?と思い付いてやってみたらコレが当たり!鉛の硬さとヤスリの刃の食い付き具合が絶妙で、削れるわ削れるわ!そんなに力入れなくてもイケちゃいます。しかもカスがまったく飛び散らない。
30分くらいで、残りの25g削れちゃいました。何事もやってみないと分からないモノですねぇ。研究の余地があるとしたら、ベストなヤスリの目の粗さ加減くらいでしょうか。
最後、量りながら削って、旧60号とまったく同じ213gに仕上がりました。
先端の角度がやや緩やかになってしまいましたが、コレだったらまったく問題ないでしょう。
予備がもう1個あるので、同じ要領でやってみようかと思いますが、けっこう大変といえば大変ですし、手を掛ければ掛けるほどビシ失くしたときのショックが大きくなりますので、それもイヤですしね。アジビシ編み直すのと一緒で、何個もやっているうちに上達するので、早くてキレイに仕上がるようにはなるかもしれません。
いずれ予備の2個を失くしたとして、その後なんですが、新50号を購入してピンクの皮を上手く剥くことができれば、削る量は半部以下で済みそうです。だとすると40号の重さ知りたいかも。(45号ってなかったよね?)いずれにしても大迷惑な仕様変更であることには変わりはありません。最初からそうなら文句はありませんが、オモリの重さ途中で変えちゃダメでしょ。
その後、2月18日のウィリー五目釣行の際、左舷ミヨシ1番のT達人と2番の常連Yさんがしょっちゅうオマツリしていたんですよ。見たら、T達人はやはり新60号が重過ぎるので旧60号と同等に削ったそうで、お隣のYさんはピンクのカバー被った新50号を使用。前に書いたと思うのですが、60号より50号の方が重たいという逆転現象が現場で実際に発生していて、潮は緩い下げ潮だったのですが、この重量変更の弊害が表面化していたものと思われます。だから同じ製品名でありながら途中で重さ変えちゃダメだっていってんの。