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2022/02/08
スミイカ 久比里 山下丸
2月8日(火)、久比里の山下丸からスッテスミイカに出撃してきました。

スミイカは年に1、2回、この季節になるとやりたくなるのですが、今季は以前から言っているように暖かく真っ青な潮が入って来てしまったおかげで、色んな釣りが調子狂っている模様。スミイカも例外ではなくこの季節だと東電前35m〜下浦・剣崎沖50〜70mがメインの漁場になるはずが、ここんとこは富津〜竹岡沖の20m〜30mのシャコテンヤで釣るような浅場が主戦場。釣果も連日トップ3〜6杯、スソが0〜1杯と明らかに低調。先週の金曜日だけは例外で3名で13〜15杯と爆釣、この日は他のスミイカ船もトップは軒並みツ抜けしてたので、よほど条件が良かったようですが、翌日以降、再び元の様相に戻って、前日は五郎丸常連のベテランHさんが5杯だから、相当キビシイ釣りが予想されます。



1番電車で6時20分頃に到着すると今日は人数多いみたいで、カワハギの船長が釣り座を案内してくださいました。右舷ミヨシから3席、今日は息子と2人なので1、2番か2、3番かと訊かれ右舷ミヨシ1、2番に入らせて頂きました。2番電車で息子現る。ミヨシ1番に入れて私が2番。最終的には右舷6名、左舷7名の13名と予想外の人数でこりゃ激戦?というか全員にイカが行き渡るかさえ怪しい雰囲気。翌日水曜が定休日で木、金が予報では雪とか言ってるのでお客さんが集中したのかも。お隣カワハギ船も同じくらいの人数で釣果の方もだいぶ下火になってきましたが根強い人気です。7時25分、外側のカワハギ船に続いて本船も出船。



平作川を下って久里浜港の外で停止。スパンカを揚げて7時40分に発進すると船は北東に走って大貫沖方向、案の定、浅場の釣りになりそうです。航程20分で減速、位置取りが決まると8時ジャスト、開始のブザーが鳴って第1投。北東の微風で海上良い凪。雲が厚く被って出船前は雪がちらつくほどの冷え込み。小潮の2日目で朝イチ上げ残りで9時前が満潮、その後、一日下げ潮の予報。水色は澄んでスケスケ。水深23m前後で、一日通して21〜24mの流し釣り。1投目、1回入れ替えて遠投すると息子に船中初物がヒット。400g台後半のまずまずサイズをゲットで幸先良し?潮は上げ残りで左前に行ってます。



1流し目の途中で潮が淀んで、後半、やや下げ潮に変わり1時間10分の大流し。息子にほぼ同級がヒットで2杯目、右お隣さんに1杯、大ドモさんに1杯、でナナナント、右舷4番さんはスピニングタックルの浅場仕様でお一人ブッチギリの1流し6杯と驚異の釣果。私はカスリもせず、あぁあ・・・。潮が下げ潮に変わったので上手に周り直しで2流し目。開始早々の9時20分、足元でゼロテンにしていたらグッグッとアタリが出たのでドスッとアワセを入れたのはいいのですが、ズシ〜ッという重さはまったく無く、上がったのは300g級の小振り。まぁ朝のうちに型見たので早めにボーズ脱出という意味では良かったのですが、なんだか釣った気がせず、次に期待。



10時、約50分の流しで周り直し。2流し目は息子が3杯目、これは500g超えの良型。驚異の右舷4番さんは朝イチよりペースは落ちたものの2杯追加で早くも8杯。私は小振り1杯の後カスリもせず。下げ潮流しですが、潮がまっすぐトモ方向に流れるワケでもなく、右に振られたり、左に振られたりしながらスラスターで向きの調整を行っているので、ある意味、釣れるのトモ一辺倒ということも無く何処の釣り座でもチャンスはあるはずなのですが!?まったく乗る気配も無く海底にイカ居るんですかね?10時20分、息子にヒット。コレが650gのモンゴウで取り込み後に自爆!!



右舷ミヨシ3m四方が墨まみれとなって乾く前に流さないと大変なので私も手伝ってほぼほぼ10分休憩。どうせ釣れる気がしないのでいいんですけどね。今日はスッテの色は殆ど偏りが無く、息子も流し毎にカラーローテーションさせて、どれでも乗ってきますし、私も普段使わない青で乗ったし。驚異の右舷4番さんはパッと見、「デュエル ウルトラスッテDX スケルトンコントラストピンク」と思われますが、仕掛けの作りは特に変わったところは見受けられず、スピニングリールですがメチャクチャ遠投しているわけでもなく、驚異の釣果は息子と二人で見ててただただ驚きの一言。年季の入った常連さんだとは思いますが、まるでイカが磁石に吸い寄せられるかの如き。



その後も一流し40分〜50分くらいの周り直しでずっと下げ潮流しが最後まで続きます。お昼前から陽が出てきて寒さが落ち着きましたが、水がスケスケで明るい水になったのでオレンジに替えるお客さんが増えたように思えます。右舷4番の達人も「スケルトンコントラストピンク」から「スケルトンコントラストオレンジ」に替えた模様。全般に忘れた頃どこかで型が出るという激渋模様の中、やはりトモのお客さんと達人にポツンポツンとヒット。左舷の様子はまったく分かりませんが、殆ど声が聞こえないので釣れてる感じは無さそうですねぇ。



慣れて無さ気なお客さんもお見えになるので今日はゼロが出ちゃうかな?そういう自分も限りなくボーズに近いワケで、他のお客さんのこと言えた立場じゃありませんが。シャクれどもシャクれども空シャクリに終始。潮はけっこう行ってるのですが、チップも皆無、ホントにイカ居るの?気配ゼロでお手上げ状態。14時25分、ラスト5分コールが出て、諦めずに2回ほど入れ替えましたが生体反応ナッシングのまま14時30分、納竿のアナウンスとなりました。私は9時20分から5時間超、息子は10時20分から4時間超アタリゼロ。2番手が4、5杯と思われる中、右舷4番の達人さんはその後もポツポツ数を伸ばして14杯と船中ブッチギリ。あぁあやってしもうた。この水じゃリベンジもキビシイかな。

【本日の釣果】
スミイカ1杯(300gくらいの小振りは息子に進呈)、以上。ちなみに息子はスミイカ3杯(500g台前半〜400g台後半)、モンゴウイカ1杯(650g)。

【船宿釣果情報】
スミイカ・0〜14杯。
竹岡沖20m・水色13℃、水色は薄濁り。
本日は竹岡沖に出船しました。朝の内は潮の流れが無かったのですが、直に下げ潮がゆっくりと流れると、ポツポツ乗りました。モンゴウイカは交じった程度。平均、型の良いスミイカが中心でした。竿頭はぶっちぎりの14杯。横浜市のHさんでした。お見事でした。 7:30出船。胴突・スッテ仕掛、オモリ30号使用。スッテは4色販売します。期間が短いのでお早目にお越しください。電話にて予約制です。



(神奈川県水産技術センター東京湾口海況図から借用)

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