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2022/02/26
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
2月26日(土)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

本日は12月5日以来、ほぼ2ヵ月と20日振りのウィリー五目に参戦。(当時はハナダイの看板でしたが)船宿さんのご都合で休船していたのですが、そろそろ様子見で臨時出船とのことで待ってました!と予約完了。1月半ばに真っ青な温かい水が差し込んできて以来、色んな釣りが影響受けて、近場のポイントも壊滅状態だったのですが、ここんとこ水色はキレイながら水温がだいぶ正常に近いくらいまで下がって来てくれたので、大きな期待はせず多少の期待を持って頑張って来ましょう。久しくアジにありつけていないので、まずはアジのご機嫌がどうだか。先日まではまったく口も使わない状況でしたが。総じた状況のバロメーターはウミタナゴとメバルが顔出すかどうかだと思います。



釣友とSちゃんと3人で到着すると本船お客様6名で、右舷ミヨシから私、Sちゃん、お姉ちゃんと息子さんの4名。左舷ミヨシから釣友、常連Tさんの2名。京急がダイヤ改正して久里浜駅到着が2分遅くなったおかげで、今日はバスの乗り換えに走って間に合いましたが乗り換え時間2分弱。毎回コレ続けるの無理だし、ヘタすると走っても間に合わない可能性も大で、これが次回以降の困り事。次のバスだと15分後なので出船ギリギリ過ぎるし、横須賀線使えば始発でJR久里浜駅に間に合うには間に合うんですが、京急も罪なことしてくれるよなぁ、どうすっかマジメに考えないと。しかし、京急のダイヤが2分遅れるだけで生活に大打撃とはね。



7時前に離岸して港前でスパンカを揚げると定刻を迎えていざ発進。東電防波堤を面舵に回ってまずは手前からの探索になりそうです。航程8分で減速、180度回って風に立てて位置取りが決まると7時10分過ぎに第1投。北東の微風で晴れ、海上は最高のナギで冷え込みも大したことなく、午後から南風になり暖かくなりそう。水色はキレイ目ですがやや色が着いて底の方は若干濁りが入っているかも。若潮で朝イチからダラ上げで11時10分頃が満潮、その後、下げ潮に変わる予報ですが流れるかどうか。前半ダメなら下げっ端がチャンスかな。水深34、5mで潮っ気は殆ど無く道具がまっすぐ降りていきます。



1投目でキープサイズのカサゴがアタってきたので、水は悪くないかも。その後、キープサイズのメバルと放流サイズのメバルが交互にアタってきて判別が悩ましい。ある程度小振りもキープしないとおかずにならないので、16cmくらいを基準にキープすることに。イイヤツで23cmくらいのも上がりました。開始30分、1回周り直して水深36、7m。釣友にシマシマ君が来たと思ったら、お隣Sちゃんにナントまともサイズのイシダイ。600g超はあるかな?メバル、カサゴがアタってイシダイが食うってことは海は正常化してる証拠。今後、春の潮になってもっと濁りが入ってくればメバル、アジは有望かも。これからの季節、ハナダイが釣れ始めるまで、どうやって繋ぐかのキモになりますから重要。



8時過ぎ、際寄りの浅場、水深24mに移動。ここもメバルがポッツンくらいでしばらく入れ替えが続いたのですが、10分ちょっと経った頃、おっと!この懐かしいアタリは!?無事取り込むと30cm弱のマアジ。お久しぶり〜!入れ食いになってもいいくらい反応出ていると船長。その後、ポツポツ船中アタリ回ってしばらくおかず稼ぎタイム。2尾着いたのが1尾になったりはいつものこと。早々にツ抜けは達成して約30分アタリ活発でしたが、9時を回った頃、掛からないアタリが増えてヤバイと思ったら案の定アタリ無くなり居なくなっちゃった。30cm前後のアジ13尾確保でまぁ結果オーライ。



1回周り直しましたがアジが食わないので、9時半、朝やった辺りの水深35m前後に戻るも、アタリ少なくたまに小振りのメバルが釣れるくらいで低調。自分はシマシマ1枚上がりましたが単発で数にはなりません。珍しくウミタナゴのトリプルがあって2年振りのウミタナゴ。去年も海がおかしくてウミタナゴが1匹も釣れませんでしたので、コレも海がまともになってきたサインと考えていいでしょう。ウミタナゴが釣れるくらい水が冷えないとメバル、カサゴのいいのが出ませんからね。あとは水の色次第では黒金デカメバルがゾゾロゾロなんてパターンも出てきそうですが。まだちょっと水がキレイ過ぎる感じも。



10時を回って大きく移動。航路下のマダイ船団の近くで減速すると魚探睨みながら何度も旋回。イサキの反応見ているのかな?ようやく位置取りが決まって水深35mで再開。簡単にはアタリ出てくれないので、色々な釣り方を試しますが、ウマヅラの気配が出て餌盗られるくらいで、本命と思われる明確なアタリは出てくれません。その後も48m、43m、35mと航路のブイの下手を何か所か入れてみますがアタリが出ずのまま。マダイ船が近くで操業しており、オキアミコマセ撒いてる影響でアミコマセは不利なんですよ。アミコマセの最大の天敵はオキアミコマセと言っていいほどダメなんです。下浦のハナダイの時期もイナダ船に囲まれると食わなくなりますから。



サブちゃんのマダイ船も模様イマイチの様子。常連さん多く、今日は左舷ミヨシにT達人。右舷にはお久しぶりのTさんKさんコンビ。すれ違うと皆さん腕上げて大きく×印。この時間、無風となって海上ベタベタ、潮っ気もナンモ無し。日差しがだいぶ強くなってきて日に焼けそうなくらい。気温も上がってネックウォーマー脱いで、上着も前を空けないと汗かくほど。いよいよ春ですね〜。海も基本色はキレイ目ですが、今日は水ゴケが浮遊しておりこれも春の兆候。上だけならまだしも下までこの水になると魚が口使わなくなります。特にアマダイ釣りでこの水になると絶望的なのは何度も経験済み。季節の変わり目の証拠なので止むを得ず。



なかなか狙って釣るのは困難で、ウマヅラかイサキどっちか顔見たかったけれどマダイ船団の近くでシャクリはやっぱダメっすね。ウマヅラはかなり気配出てましたが、今日はいつにも増して餌盗り名人振りを発揮されて一発も針掛かりせず。この時期絶品、1.4Kg級のメスが釣れたら最高なんですけどね。11時半、諦めて東電前に戻ります。水深35、6mで再開すると朝より少し水が濁った感じがしますがアタリ特に出てくれず。下げ潮が来てもいい時間なんですが潮っ気ほぼほぼ無し。周り直しても状況変わらず。反応出ているそうですが、魚が口使ってくれません。食わないとなったらテコでも食いませんからね。下げ潮待ちかな?



12時半、朝アジが食った際寄り24mに移動もしばらくの間はナンモアタリ出てくれず、13時頃、相談の上、早上がりしようかという話も出たのですが続行に。風が南に変わって下げ潮となり自分がド潮先。するとその直後、アジがアタってくれてポツンポツンと3尾追加するもあっという間に行方不明。一発、シャクリにドスっと乗ったのが30cm弱のキモパンカワハギ。ドテッ腹のスレ掛かりで重いのなんの。今日ここでカワハギ船中3枚かな?終り際、小振り中心ですがメバルが半入れ食いになりましたが、今日は細かいのが多く半分キープできたかどうか。13時55分、ラスト10分コール、入れればまだ釣れそうでしたが見切りをつけてお片付け開始。14時5分に納竿となりました。



【本日の釣果】
マアジ16尾(36〜27cm)、カサゴ2尾(23、18cm)、メバル14尾(23×2〜16cm)、シマシマ1枚(20.5cm)、カワハギ1枚(29.5cm)、以上。その他、ミニカサゴ、ミニメバル、ベラ、ネンブツダイ、ウミタナゴなど多数放流。久し振りのウィリー五目で一応の五目達成。バロメーターが顔出したので、今後水次第ではアジ、メバルが上向く可能性がありそうな手応えは得ましたが!?

【船宿釣果情報】
久里浜沖25〜50m、水温=12.0℃、水色=澄み
17 〜 36 cm ・ 12 〜 34 尾
イシダイ・カワハギ・マアジ・メバル・カサゴ・ウマヅラ
竿 頭 = 横浜市 ・ 小峰俊之氏

東電前35mから開始して、薄っすらと色が着いて水温も下がったんですが、やはり澄んで良い水でした、 イシダイ・シマシマ・メバル・カサゴ等が釣れて、その後は25mのポイントへ移動して、小一時間ほどアジがポツリ・ポツリとアタってくれてお土産は確保出来ました。航路下のポイントでイサキも狙って見ましたが、分かってはいたものの、やはりオキアミのコマセには敵いませんよねェ〜・・・お昼を過ぎてから東電前に戻って、13時を過ぎてからのお帰り前にマアジがポっツ〜ン・ポっツ〜ンとアタってくれました。アミコマセの使用量は原則として5kgと規定されております。なるべく無駄な撒き過ぎの無い様にご留意下さい。



アジのヅケ丼。翌昼です。朝漬けたのでちょっと味が薄目かな?船宿さんから頂いたワカメの茎とメカブをフードプロセッサに掛けて刻んだものをトッピング。久し振りにやりましたがコレが旨いんだよね!味噌汁はアジのあら出汁です。



カワハギの薄造り。30cm弱のキモパンはキモの叩きを添えて薄造り。キモは醤油に溶いてもいいですし、身に載せて食べてもいいです。久し振りに食べましたが、やっぱ旨いっすね。キモはコレで3分の1くらい。少しお代わりしました。



アジのヅケ茶漬け。ヅケ丼の次はヅケ茶漬け。熱々のアジのあら出汁をかけるとヅケた身が白くなってトロットロな食感。歯が要らないほど柔らかくご飯の方が硬いくらい。やっぱりアジはアジの味がしますねぇ。当たり前か。



アジのヅケ。朝のヅケ茶漬けで余ったヅケを刻んだメカブの上に載せて賞味。ヅケ茶漬けの時、ヅケが多過ぎると出汁が温くなっちゃって良くないんです。ヅケとメカブだと全体の味が薄くなるので「潮かつお」でパンチを効かせてバッチリ。カツオ風味はアジやイナダなどの青物系とはケンカせず合いますね。



カワハギの兜煮。カワハギの頭とキモの残り、船宿さんから頂いたワカメをふんだんに煮付けで賞味。型が良かったので頭にもけっこう身が残っていて、キモも適度に脂が落ちて旨かったっす。ワカメもシャキシャキと食感好く春の醍醐味。



アジのなめろう。コレも久し振り、ちょっと味噌が弱めで味も薄めになりましたが、アジがまだしっかりしており、臭みもまったく無いのでそのまま食べて美味しかった。もちろん青唐辛子は欠かせません。



アジのなめろう茶漬け。いつものパターンで朝のコレ用になめろうを多めに作っておきます。ご飯に載せる前にバーナーで全体に焦げ目を着けると香ばしさがアップ。熱々の出汁を掛けたら速攻でなめろうを崩して熱を入れて半生状態にするのが最高に旨い。ヅケ丼、ヅケ茶漬け、なめろう茶漬けと来ましたが、明日は何になりますかね。



メバルの唐揚げ。小振りのメバルは全部唐揚げにして、そのまま食べる分以外は南蛮漬けにしました。このサイズのメバルはこうやって食べようと思って釣っていたのでそのまんま。桜塩振ってホクホクサックリで旨いっす。



メバルの骨せんべい。小振りのメバル、カサゴの骨は骨せんべいにちょうどいいサイズだったので、扇風機で半日部屋干しにしてから素揚げ。パリパリと口に残らず香ばしくて旨いっす。小振りとはいっても骨はけっこう硬いので、一旦干すのがキモですかね。



アジ出汁の蕎麦。イナダ出汁が続いていましたが久し振りのアジ出汁。頂いたワカメもたっぷり。やっぱアジ出汁の方がワンランク奥深いコクがあるような?いや、毎回出汁の濃さも変動があるし一概には言えないかな。どっちも旨いのでどっちでもいいのですが。



アジの炊き込みご飯。久し振りにやりましたが旨いっすよ〜!効き過ぎない程度に生姜を入れるのがポイントでしょうか。臭みは元々無いので臭み消し的な使い方ではなく、味が引き締まるんですよ。出汁はもちろんアジのあら出汁。残りはおにぎりにしてあるので、また焼きおにぎりや茶漬けで楽しめそうです。



アジフライ。これぞド定番。大きめのアジを切り身にしてフライ。アジフライというと小振りのアジを開いて尻尾付きを想像すると思いますが、デカくても切り身にして揚げればまったく問題無し。塩よし、ソースよし、タルタルよし、マヨよし。自分でストップかけないと切りが無いっす。ウチは使いませんが醤油派の方も居られますよね。明日の朝の分、残してあるのでそれも楽しみ。



アジフライサンド。アジフライの翌朝はコレが定番。たまにアジカツ丼もやりますけど。お味はご想像通り、文句無しで旨いに決まってます。



アジご飯の焼きおにぎり茶漬け。アジご飯の残りはおにぎりにして後日このように再利用するのがパターン。いつもながらのお味で、やっぱアジはいい出汁出ますわ。



メバル、カサゴのアクアパッツァ。まずまずサイズのメバルとカサゴ3匹使ってアクアパッツァ。偶然、今日が3月3日だったせいで、どこの魚屋さんもハマグリばっかりでアサリ売ってる店探すのが大変だったそうです。あっても小粒でカワハギの餌にするようなアサリで、身入りの良いアサリを手に入れるために奔走したとか。



メバル、カサゴのアクアパッツァスパゲティ。一回作って後日に流用シリーズ今週の第四弾になりますかね。昨夜のアクアパッツァの残りをベースに若干、塩ととろみつけしてスパゲティで賞味。今まで何度やったか憶えてませんが、流用シリーズとしてド定番。お味も間違い無し。



メバル、カサゴのアクアパッツァリゾット。かみさんは具無しでリゾットにして食べてました。味付けは塩と粉チーズのみで十二分。これも間違い無いヤツです。



イシダイの刺し身。コレでシマシマ1枚分。20cmちょいしかありませんが、頭が小さいので歩止まり良く、夫婦で軽く二人前採れちゃいます。土曜に釣って金曜の夜ですからほぼほぼ一週間経ちますが、脂ノリノリ、身は歯応えあって、臭みはまったく出ておらず、小さくてもイシダイなんですよ。分かってはいましたが、改めて感心してしまいます。



イシダイの茹で皮ポン。皮は湯掻いてポン酢で賞味。流石に皮は薄いので歯応えはありませんが、味は大きいのと同じ。コレだけで一杯行けちゃいますよ。



メバルの南蛮漬け。小振りを全部半身の唐揚げにしてそのまま食べない分は全部南蛮漬けにしましたが、漬けて5日目、ちょうどいい塩梅に味が染みて旨いっすよ。南蛮漬けといえばアジが定番ですが、アジとは魚自体の風味が違いますしコレもまたいいです。これで半分なのでもう1回分あります。



アジカツ丼。アジフライがまだ残っていたようで、アジフライサンドに続いてアジカツ丼に流用。朝からガッツリですがお魚なのでお腹にもたれるようなこともありませんでした。

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