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2018/01/18
番外編 ウィリー糸の鉄板色が入手不能に!
東京湾を中心に一年中ウィリーシャクリをやってますが、四季折々色々な美味しいお魚が釣れるのがこの釣りの最大の魅力。一方、その装備の手軽さとは裏腹に、その時々のメインターゲットによって、仕掛けの仕様を変えたり、シャクリのアクションを調整したり、魚の活性やその日のコンディションに合った釣り方をしないと、結果に歴然と差が付く超シビアな釣りと言っていいと思います。手放しに楽しい!では無くって、奥が深くて面白い、やり甲斐がある、だから飽きずにハマるわけです。

時期によってハリスは1.5号〜3号ないしワラサが回遊してる時期に太くても4号まで、針数は3〜5本、その他、全長、枝素の長さ、針の種類、ウィリーの配色などなど、変動要素は沢山あるんですが、今回の話題はウィリー糸の色についてです。と言っても、この場で全部ネタバラシはしませんが!?ウィリー配色の基本はピンク、緑、白の3色に加えてもう1、2本異なる色で見せ針というのが、基本セオリーのようですが、私はピンクは通年使用しません。理由は単純、いい思いしたこと無いから!

確か、船宿仕掛けはピンク、濃緑、白、蛍光緑(または明るめの緑)の4本針仕様が、相模湾も含め多数の船宿仕掛けでよく見られる配色かと思います。なんですがここから先は完全に個人的な好みの問題になりますので、その点ご了承ください。自分は通年、ほぼ共通して変わらないのは(例外時はありますが)、クリーム(MISAKIの38番)と蛍光緑(富士ベイトのK−A)を位置はともかく必ず隣に配置するという点です。

クリームだったら白でも大して変わんねぇじゃん!と思われるかも知れないんですが、不思議とクリームが反応いいんですわ。蛍光緑を隣に配置しておけば、多少水色がどうであれどちらかが当たり針になったり、いい時は両方交互に食って来たりもよくあります。ことハナダイに関しては蛍光色を続けるとイマイチ感があるんで、そういう意味でもこの配色は自分的には鉄板中の鉄板。

・・・んで、やっとここから本題に入るんですが、この鉄板のクリーム。数年前に倒産してしまったあのMISAKI製。気付くの遅過ぎ!今になってネットでいくら検索しても、もう生産してませんし入手不能。釣具店でも自分が行った範囲では見つかりませんでした。倒産直後はまだ店にいくらでも並んでたはずですが、コレのメーカーがMISAKIだったというのが完全に頭から抜けてた。



コレが現物です。1本巻き仕様なので、2個買って2本巻きとして使ってますが、あぁ、もう残り僅か。



当時のMISAKIのカラーラインナップ。上から2列目の左から3番目がソレです。全23色って、私の目が確かなら22色しかないんですが!?それは置いといて、なんで困るかと言うと・・・



これが富士ベイト製作所のカラーラインナップ。今でも入手できますが、クリームは存在しません!



こちらはYAMASHITAのカラーラインナップ。こちらも現状入手できますが、同じくクリームは存在しません!(昔、濃いめのクリームがあったはずなんですが、いつの間にか廃盤になっちゃった?)

上記以外にウィリー糸取り扱っているメーカーってありますか?無いですよね?だから困ってるんです。しょーがないので、代替品としてウィリーと同じ質感のコレに食指が!(探せば他にもメーカーはあるのかも知れませんが。)



フジックスのウーリーロックミシン糸。ただし、MISAKIとまったく同じ色はラインナップに存在しません。近いとこでも30番か103番かな?ユザワヤでこれ一巻きで¥300いくらなんで釣具に比べたらバカ安いモンっす!クリーム以外に使える色がけっこうありますねぇ。こっち使った方が単価安いなぁ。



試しに購入してみました。これ一巻き1000mくらいあるそうなんで、一生使っても使いきれません。実物見ると30番はちょい黄色みが強く、103番はちょい茶色みが入ってます。中間って無いのかな?



巻いてみました。巻き方云々は突っ込まないということで!?針は伊勢尼5号。左からMISAKIの鉄板38番、フジックス30番、フジックス103番。写真だと差が判り難いかもしれないですが、やはりまったく同じにはなりません。ハナダイの時期には間に合わずハナダイの反応が実験できなかったんですが、どちらもアジとイナダは当たってくれました。

お魚さんから見たら、違いなんて判んなかったりしてね。ホントどうでもいいような話なんですが、拘りだすとけっこう気になる、無いとなると余計に欲しくなる、釣り人の性とでもいいますか。これに懲りてその他の常備色は買い貯めして(たぶん)一生分確保しました。ホント拘らない人から見たらバカみたいな話でしょうね・・・。



とか言ってたら、おいおい!キングナイロンウーリー糸見本帳!!(メーカーはフジックスみたいですね)見本帳だけで¥2,000か〜!?319色だって。送料無料で100円引きクーポン利用、買ってみようかな〜とか考えたら、おっといけねぇ、ボタン押しちゃったよ。多少の無駄遣い上等!思い付いたら自分でやってみて自分で判断する!コレが重要。流石、洋裁業界スゲェ、元はと言えばこっちが本家ですもんね。そりゃそうだわ。しっかし、この話、どうでもいいようでまだ続きそうな・・・。

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