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2018/02/03
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
2月3日(土)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

ここ1ヵ月ちょっと、週末はお天気運が良くて、平日は大シケの日が続いたりもあるんですが、週末釣り師としては土日には収まってくれる良いめぐり合わせ。今週も前日は南岸低気圧の通過で関東平野部から都心に掛けては気温も下がり雪降りました。幸い1月22日の記録的な降り方まで及びませんで、交通などの混乱も最小限にとどまったようです。釣り人って雪見るとモチベーション下がる傾向ってありませんか?そのせいかどうだか、朝の京急、釣り客がいつもの半分以下だもん。



・・・ですが海は別物、再び黒潮分流の影響で内房周りで澄んだ温かい潮が差してきている模様。竹岡沖、剣崎沖で水温15度超え、カワハギ爆釣じゃね?先日、同じパターンでカワハギの大釣りがあったり、鯛がヘソ曲げて口使わなくなったりでしたが、この時期、水がキレイになっちゃうと喜ぶのはカワハギとマトウダイとアマダイくらい!?あんまり海況良さそうじゃないですけど、これから春にかけて週末荒天スパイラルに入ると2、3週出漁不可なんてザラなんで、行ける週には行っておきましょう!



本日、乗客は4名、右舷ミヨシに私、トモにY太君、左舷ミヨシに常連Nさん、トモに常連Mさんという布陣。別船マダイ乗合は常連Tさんともう一方だけ。7時10分前に離岸すると少し港前で待機。確かに船着き場の陸の風より、海風の方が温かいような気がします。さて、定刻7時ジャストエンジンの回転数を上げ、いつものように東電防波堤を面舵に回ります。航程わずか5分でスローダウン。何度か旋回を繰り返すのでアジの反応探してるようです。2月からメバルが解禁なんですがどうですかね〜?ここ数年めっきり数出なくなってしまいましたからねぇ。今日も狙ってみるそうですが・・・案外3月になって潮濁ると上向いたりもよくありますけど。



7時10分、場所が決まると第1投のアナウンス。水深33mのいつもの場所から。北東の風やや強く曇り、海上は凪、水色はここ数週間ではかなり澄んでるように見えます。これはアジ食う潮じゃないだろ。もしや水温上がってるのでは!?大潮後の中潮初日で満潮が7時前後でちょうど今、干潮が13時前後の予報。1投目で難無くアジのアタリを察知。24、5cmとなかなかのサイズ。ダブルもあってポロポロっと8尾釣ったところ、約30分で群れ抜けちゃった。食いダナは7〜9mとだいぶ高め。海はまだ夜明け前だったのかも!?



小一時間やってアジが抜けた後は、タナゴに交ざって小振りのメバルが1尾。8時、1回回り直すもアタリ出ずすぐ回収。少し下手の47mに移動。ここも最初は生体反応薄かったんですが、ポッツリポッツリとアジが当たってここで9尾追加。イシダイ居るんで、真面目にシャクリましたが、今日は顔出してくれませんでした。9時、西寄りに走って灘寄りの24m、ここはヒラメの好ポイントなんですが!?しっかし、先日からここはアジが抜けちゃってて食えばデカイのが出るんですが、今日も魚っ気薄いっすねぇ。たまに引っ掛かるのはウミタナゴかスズメダイくらい。



ホラ、やっぱ居るでしょ。なんか掛けた瞬間、グ〜っとモタレたんですが、すぐ放しちゃった。上げるとこの通り、タナゴに歯形が着いてました。なんかヒラメの口先っぽい形。何にも食わねぇ!と船長。再び朝の33m立ちに戻ってみたんですが、下げ潮速めでけっこう釣り難い。しかもアジ居ないし。すぐ回収して24m立ちに戻ると、しばらくして10時ちょっと前、左舷トモのMさんにヒラメがヒット。いいなぁ。シャクってるとアジが単発で食うんですがアタリ続きません。この澄み潮じゃアジの群れが落ち着かないんですよね。



日が差すと体感気温はだいぶ楽ですが、風が案外しつこくて朝イチより弱くはなりましたがまだ残ってて寒いっス。その後、31、2mの根回りでメバル狙いもメバルがシャクリに反応しません。魚居るのかな?と思うんですが左舷のNさんは上手に良型メバル4尾揃えてるんで、居るには居るのかな?何年か前はこんなに苦労しなくても型出たと思うんですが、まぁこの水色だしね、メバル向きではありません。たま〜に細かいアタリにアワセていくとチビカサゴとかマイクロハタとかベラ、おかずになんないよ〜!この時期この潮になっちゃうとウィリー五目は苦戦必至。



じゃ〜ん!魚っ気薄い時間がだいぶ続きましたが、終盤戦13時10分、ちょっと上げ潮っぽくなった途端、やっと掛かってくれてコレが後の計量で52cm1.27Kgの食べ頃サイズ。今年これで3枚目ですが、だんだん一回りづつ小さくなるのは何故!?でもまぁ、このキビシイ状況でお土産確保できたんで、魚運まだあるのかもね。13時40分、もう一発ヒラメが食ってくれたんですが、これは待ちきれずにすっぽ抜け。あ〜残念。食い込み遅過ぎるんで魚小さいのかな。そんなこんなで13時50分、船長のラスト10分コールが出たんでお片付けに入りました。しっかしメバル解禁も今後どうでしょうか?1回デカメバルでツ抜けしたいトコですが。



【本日の釣果】
マアジ19尾(22〜34cm)、ヒラメ1枚(52cm/1.27Kg)、メバル2尾(24cm、19cm)、その他、ウミタナゴ多数、ベラ、チビカサゴ、マイクロハタ、スズメダイetcは放流。

【船宿釣果情報】
久里浜沖20〜45m、水温=13.0℃、水色=澄み気味
18 〜 54 cm ・ 10 〜 22 尾
ヒラメ(51cm・54cm)・アジ・メバル・カサゴ
竿頭 = 横浜市港北区 ・ 小峰俊之氏
水が良過ぎるのかなァ〜・・・喰い渋って四苦八苦でした。



ヒラメの兜煮。当日です。本体はまだ早いので数日寝かせてジックリ味わいます。煮物は早いが一番。身もコロコロ入ってて、骨ごとしゃぶればコラーゲンタップリ。肝と真子も一緒に煮て珍味。



アジ刺しと叩き。当日なんでやや硬過ぎるかな?ということで、お刺身と叩きで食べ比べ。刺し身も旨いですが、やっぱ叩いた方が脂出ますね。新鮮過ぎるがために両方有り。時期的に例年どうだったか思い出せないんですが、脂ギロギロではないまでも、けっこう程好い乗り具合。



鯛出汁のリゾット。翌朝です。アジヅケるの忘れたか、数無いので温存したか、いつもはヅケ丼のパターンなんですが、コレ先週の鯛出汁の残り(野菜から察してポトフの残り?)でリゾット。相変わらずうんまい!やっぱチーズは反則ですよ。



アジの手毬寿司。朝、ヅケ丼やらなかったんで、かみさん可哀そうだと思ったんでしょうか?お昼にお寿司にしてくれました。これで3匹分だそうです。味噌汁はアジの骨出汁。モノが良いからこういうのやるとバッチリ決まるんですよ。本能に任せたらもう一皿行けまっせ〜!



ヒラメの皮ポン。ヒラメの皮は旨いので捨てちゃダメですよ。細切りにして湯掻いてポン酢で和えて頂くと珍味。コレだけで1杯行けちゃいますよ。



ヒラメの刺身。翌日なんでまだちょっと早いかな?と言いつつ我慢できず、表側のお腹側を切ってみました。いつもながらうんまい!脂あります。縁側もコリコリしながら味が濃い!!



上善如水 純米吟醸 原酒。超有名な新潟の銘柄、貴重な頂き物を開けてしまいました。やっぱ純米吟醸旨いよね〜、米の香りもほどほどにジュース過ぎず飲み口しっかり。



専用の升。おまけに戴いた専用の升、檜かな?コレで飲むと木の香りが調和して一味変わります。ヤバイ、グビグビ行っちゃいますねぇ。



アジのヅケ丼。月曜の朝です。一日遅くヅケ丼出ました!やっぱ旨いぜヅケ丼!!朝から爆食い。



ヒラメの刺身。同じものが続いてしまいますが、今晩は表側の背中側。2日寝かせて甘みが出てきました。久里浜地物のヒラメの実力、これ以上のヒラメってあるのだろうかって思う程の美味。



アジのカルパッチョ。火曜の夜なので3日経ってますが、今回のアジはまだOKとの判断で生で行きました。味付けはシンプルに粗挽き岩塩、粗挽き白コショウ、ライムの絞り汁、オリーブオイル。あんまり色が映えませんがケッパーを振りかけたのは今回初めてかも。爽やかな風味でバクバク食べちゃいました。アジはこれにて完食。



メバルの刺身。煮付けにちょうどいいサイズのメバルもあったんですが、ウチは圧倒的生食派。4日寝かせたメバル、これで2尾全部。脂回ってスンゴイ。メバルってこんなに脂あるの?ってくらい、かつ、歯応えもちゃんと残ってる。見た目でもなんとなくお判り頂けるかと思います。うんめぇ!!



アジ出汁のけんちん汁。名前そのまんまのお料理。大根、揚げ、ゴボウ、豆腐、コンニャク、ネギかな?けんちんだから肉は入ってませんが、アジ出汁と野菜の旨味が融合。



アジ出汁のけんちんうどん。木曜の朝です。昨夜のけんちん汁を残しておいて確信犯で朝はうどん。寒い朝にはサイコーっすねぇ。ハフハフツルツルご馳走様。これで今回の魚は出汁を除いてほぼ終わり。今週末は日曜にアカムツ仕立があるんですが、荒天で中止の可能性大!?残りのヒラメ(裏側)は昆布〆にして週末用に冷凍備蓄。

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