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2020/11/01
ハナダイ 久里浜港 五郎丸
11月1日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からハナダイに出撃してきました。

一週お休みとなりましたが、先週はけっこう釣れたようで、いい日を逃してしまいました。ハナダイの食いもここ2週間くらいだいぶ本格化してトップ20〜30枚くらいで推移して、船宿の看板もウィリー五目からハナダイに変更。秋もだいぶ深まり朝は10度前後まで冷え込みますが、晴れれば日中20度超えと寒暖差10度超、服装にも気を遣う季節です。個人的にここ3釣行はハナダイはツ抜けが続いて安定してますが、今日はどうでしょうか?



いつもの時間に到着するとお客様6名づつで2杯出し。私は新ちゃん船の右舷ミヨシに入れて頂き、お隣さんは良くお見掛けしますがお名前憶えておらず失礼、トモに常連Tさん。左舷は常連Yさん、胴の間に1名とトモに達人Sさん。もう1隻、五郎ちゃん丸の右舷ミヨシに常連Oさん。サブちゃん船はアカムツS帝王のマダイ仕立船のようです。写真撮った時にはもう出ちゃってました。



7時前に出船、港前で定刻を迎えいざ発進。朝イチから下浦のハナダイ場に一直線。航程20分弱で減速、程なく位置取りが決まって7時20分、開始のアナウンス。指示ダナ底から3〜10m、ビシは下は全閉、頭は1/4くらいに絞るように。コマセ出し過ぎると魚がすぐお腹一杯になって口使わなくなるので、長時間アタリを出すには皆さん協力してコマセの総量を抑えることが重要となります。誰か一人でもドカ撒きするともうダメ。



北北東の弱風で薄曇り、海上ナギ。大潮の3日目?で朝から下げ潮、干潮が11時前だったか。水はキレイでコレだったら釣れそうです。釣りを始めると1投目はサバフグ、2投目はイナダ、3投目はカイワリと空回収無し。4投目、やっと本命のアタリを捉えましたが、水面で針ハズレ、あ痛たたっ!カイワリが活性高くポンポンと3枚ゲット。カイワリが口使う水だったら、待ってればハナダイも食うことでしょう。



早くも邪魔者1号、サバフグの攻撃に閉口しながら辛抱していると、8時ジャスト、ちょっと間が空いてしまいましたが初物ゲット。30cmチョイでイイ魚です。如何せん邪魔者が多くて、回収すると針が2本無いとかしょっちゅう、今日は仕掛けいっぱい使いそう。ハリスは2.5号で開始しましたが、イナダ考慮して3号に上げてもハナダイは十分食います。カイワリ交じりでポッツンポッツン、邪魔者の被害に遭いながら、開始1時間でハナダイ2枚、カイワリ6枚。



8時半に1枚追加で3枚。そこから急に本命のアタリが遠くなり、皮肉なもので本命が当たらなくなるとフグも居なくなるという、なんなんでしょうね?9時過ぎ頃からイナダ軍団が回遊してきて、アタリ出ると全部イナダ。だいぶ大きくなって平均キロ超ありそうですが、こんなの何本も持って帰れないので、なるべくいいヤツ1本だけキープするつもり。ハリス2.5号だと取り込み率5割、3号だと9割といったトコですかね。掛かりドコ悪いと針が伸ばされます。



しばらくダメだったんですが10時15分、久し振りのハナダイ。すると急に気配濃厚となり、入れアタリ状態も3連続バラシ。なにかがズレてる?でも、その次はガッツリ掛かって、また合うように戻りました。ここぞとアタリ続いて10時45分の30分間で7枚釣れてツ抜け達成。食べるにはコレでもう十分ですけど、釣り的にはもうちょっと釣りたいトコですね。11時台はイナダがまた煩くてホント邪魔。合間を縫って2枚追加でお昼の時点で12枚。



お昼を回ったところイナダが抜けてくれて、ハナダイが気配濃厚。小振りの一荷もあって12時〜12時20分までの間で5枚追加で17枚。その後、パッタリアタリ減って、たまにアタっても食い込み悪く空振りの連続。この食い方だとお腹一杯なのかもしれない。抜けたはずのイナダが再び元気な中、船中忘れた頃何方かがポッツンと上げる程度となり、自分も5連続イナダとかで閉口。タナ一緒かちょい上くらいだから避けようがない。



底近くでたまにカイワリのアタリが出ますが、カイワリもお腹一杯のようで、アタリ出ても殆ど掛からず。1回ドスっとスレ掛かりで上がったのが今日イチの26cm。コレでカイワリもツ抜け達成。その後、ナントお帰りの時間まで追加ならず、ハナダイはカスっても針掛かりしません。ガッツリ掛かるのはイナダだけ。そのまま13時45分、ラスト10分コールとなって、即お片付け。今日はフグ・イナダ連合の鬼攻めで仕掛け12組消費。作るの大変だよ〜っ!しかもイナダのおかげで腕パンパン、筋肉痛必至。



【本日の釣果】
ハナダイ17枚(36、33×2、32×2、31×2、30×2、29・・・24×2、22cm)・・・



カイワリ10枚(26、25×2、24・・・20cm×2)、イナダ1本(46cm/1.15Kg、12、3本釣って1本だけ持ち帰り)。サバフグ5、6尾は放流。結果的にハナダイ4釣行連続ツ抜けは自己記録と思います。

【船宿釣果情報】
下浦沖35m前後、水温=20℃、水色=澄み気味
ハ ナ ダ イ = 24 〜 36 cm ・ 2 〜 29 枚 (五郎船長)
2番手から18・15・13枚と続いて、6名で4名がツ抜けして船中85枚
ハ ナ ダ イ = 23 〜 38 cm ・ 2 〜 22 枚 (管理人)
2番手17枚・3名に続いて14枚で、6名で5名がツ抜けして船中89枚
(カイワリが活発にアタって良型まじりで船中52尾)
2隻の合計で174枚、外道にカイワリ・クロダイ・イナダ
竿 頭 = 藤沢氏・O氏(五・29枚)&横浜市・S氏(管・22枚)



ハナダイの湯引き刺身。当日夜です。定番で小振りの1枚湯引いてみました。お腹の真子、白子はだいぶ縮んできましたが、まだ脂あって旨いっすねぇ。



ハナダイのヅケ丼。月曜の朝です。お約束のヅケ丼、ハナダイの時は薄口醤油ベースでヅケてるので、色が薄く見えますが、味はちゃんと着いてます。しっかし、何回食べても旨い。3日続いてもまったくOK!味噌汁はハナダイのあら出汁。スゴイ脂浮いてます。



ハナダイの塩焼き。一番小さいのが塩焼きにしてください!というサイズ。ふっくら、ジューシーで実に旨い!ウチの場合、エラと尻尾が焦げて見た目が残念になっちゃうんですよね〜。味に影響は無いんですけど。



イナダの刺身。塩イナダにして1日寝かせて翌晩。お腹周りに少し脂乗ってきましたが、ホントに脂乗ってる魚と比べたらまだまだ。塩イナダにしているので食感はモチモチしてますが、最後に抜ける感じが薄っすら臭みが出ちゃってます。翌日でコレだもんな、敏感過ぎかな?やたら釣れる割りに最高のコンディションで頂くのはかなり難しい魚だと思います。脂ノリノリだったら味噌、西京、塩麹などに漬けるとか、塩焼き、照り焼きとかも美味しいので、冷凍も利くし量もはけるんですけど、この品物だと難しい。だから持ち帰っても1本だけ。そういう意味ではワラサも同じですけどね。



イナダのヅケ丼。火曜の朝です。2日連続でヅケ丼ですが、今朝はイナダ版。漬けるときにキムチの素混ぜるのは鉄板ですが、ソレ前回やったので、今回は青唐辛子混ぜてピリ辛のヅケ。トッピングにも刻んだ青唐辛子乗せて、独特の風味が味を締めてくれてイナダにもよく合います。さすがにヅケちゃうと臭みも感じずバクバク行けちゃいますね。味噌汁はイナダのあら出汁。最近、塩イナダを下ろした時の頭も出汁に使ってるので、脂やとろ味が出てイイ仕事します。出汁は一晩冷蔵庫でブルブル、ゼラチン状態。



カイワリの刺身。釣って2日なので、まだ早いかな?と思いましたが小振りを3枚刺身で賞味。やはり小振りから着手は常道ですね、だいぶ脂回ってしかも硬くて持ち味発揮してます。今晩は偶然、息子と娘が遊びに来て晩飯食っていくと言うので、魚をバンバン食べさせて消費を一気に進める作戦。



カイワリのなめろう。刺し身の切れっ端を集めてなめろう。尻尾に近い筋っぽい部分とか集めて叩いてなめろうにするのはいいアイディア。筋も気にならずマジで旨い。もっと採れたらなめろう茶漬けにしたかった。魚はまだあるのでチャンスありかな?



ハナダイのカルパッチョ。カイワリを刺身にしたので、ハナダイは洋風にカルパッチョ。今回もダブルコショウで粗挽き白コショウとピンクペッパー。塩とライムで身が締まって、味付けサッパリなのでバクバク行けちゃいます。



ハナダイとカイワリの塩焼き。息子が塩焼き大好物なので、高級塩焼き2種セット。旨そうに食べてました。好きなだけあって我が家では魚の食べ方一番上手でキレイ。ちなみに娘が僅差で2番手。私はけっこう雑で、かみさんはそもそも骨の着いた魚自分では食べないという・・・。



ハナダイの塩焼き。こちらは娘用。今回焼いた中では一番キレイに焼けてますね。塩焼きサイズの小振りが何枚か釣れて結果的には良かった。



ハナダイの焼きおにぎり茶漬け。水曜の朝です。昨夜、ハナダイの炊き込みご飯を3合炊いて、息子と娘に1合づつくらいもって帰らせて、残りのウチの分は焼きおにぎりにして茶漬け。茶漬けと言ってますが、ハナダイのあら出汁に塩と薄口醤油で軽く味付けした熱々の汁で焼きおにぎりを崩しながら頂く、もはやウチでは定番の朝ごはん。今朝も替え玉付き。



ハナダイのソテー。私の大好物で釣れればほぼ必ずやるんですけど、ここ数回、バルサミコソース、ジェノベーゼソースと来たので、今回は更にシンプルに仕上げにバターのみ。料理人の気持ちで、盛り付け後に追いバターで完全に溶けていないのがいいですね。味は間違い無し!



カイワリのなめろう茶漬け。先日、刺身の切れっ端でなめろうにしましたが、魚あるのでちゃんと作ってもらいました。なめろうはハンバーグ状にまとおめて、バーナーで炙って香ばしさアップ。出汁はもちろんカイワリのあら出汁。も〜絶品!朝からスイマセンて感じです。



ハナダイのパエリア。前回初めてやってみたら、スゲェ旨くてまたやってしまいました。やっぱスゲェ旨い!黄色いのはサフランの色ですが、ハナダイのあら出汁を採る際にサフランを入れてるので出汁の状態ですでに色が着いているそうです。コレは間違い無く定番化しますね。



イナダ出汁の蕎麦。金曜の朝です。やはり蕎麦には青物系の出汁がよく合います。昨夜は残りのカイワリを刺身で頂いて完食。写真撮り忘れましたが、まぁ2回目なので省略ということで。



ハナダイの串焼き。いつもは塩味でやるんですが、今回は料理人の思い付きで塩麹漬けにしたハナダイでやってみました。塩焼きも塩麹漬けもどっちも美味しいので、ハズレませんね、当たり前のように旨かった。ネギとシイタケ挟んでるので、1本が見た目ほど重くなくてけっこう入っちゃいますよ。



ハナダイ出汁のリゾット。土曜の朝です。ハナダイのあら出汁でリゾットは定番化してますが、今回はパエリアで使ったサフランが効いてて色と香りがいいです。味付けは塩と粉チーズのみ。具はシイタケと玉ネギの微塵切りかな。



ハナダイの香草焼き。土曜の夜です。小振りが1枚あったので香草焼きにしてみました。前回はタイムを使いましたが、有り合わせでディルとオレガノをお腹や隙間に詰めてオリーブオイルでグリル焼き。釣って1週間経っても調理次第で美味しく戴ける典型的な料理かもしれません。香草の香り豊かで美味しい一品です。魚の状態に合わせて調理法を考えるってのも、釣り魚を美味しく頂くコツって言うのでしょうか!?



ハナダイの掻き揚げ。写真は2個ですけど、後の天ぷら蕎麦とかの準備でいくつか残してあります。コレは最高に旨いんですが、今週の食材はコレにてちょうど終了。はたして今週は釣れますでしょうか?明日(日曜)行ってくる予定ですが・・・。

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