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2021/08/16
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
8月16日(月)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

8月初旬から台風10号、9号とダブル台風の影響を受けた後、強烈な梅雨前線?秋雨前線というにはまだ早いし、いずれにしても梅雨末期によくある災害級の前線が九州から東北にかけて居座ってしまって、線状降水帯が発生した各地域では本当に災害が発生してしまいました。この季節にこの規模の前線?年々天候がヤバイ方向に変化しているのを実感しますし、海もだんだん変わって来ている感じでなんだか不気味ですねぇ。ということで、ここ10日間程でまともな天気の日は数えるくらい。今週も前線が関東に停滞して土日はNG、ようやく前線が下がって風がナライに変わり本日は出撃OK。火曜日くらいまでグズついて今週の後半くらいから元の陽気に戻るようではありますが。



釣友と2人でいつもの時間に到着すると出船は本船のみ。お客様6名で我々はいつも通り左右ミヨシに入れて頂きました。左右胴の間は常連さん、左右トモは初めてお会いするお客さんかな。昨日の予報だと雨は朝から徐々に止むはずでしたが、家出るときから雨で、予報変わって一日中雨マークになってしまいました。少し風があって細かい雨粒が横から吹き付けるのでメガネ人間はこういう日が苦手。拭いても拭いてもすぐ見えなくなるし!支度が整って7時前に出船して港前で少し待機。まもなく定刻を迎え発進、いつものコースで東電防波堤を面舵に回ります。



航程約6分で減速、数回旋回して丁寧に位置取りを決めると7時10分、まずはアジの部の第1投。北の風で雨。海上風が大したこと無いのに海悪目。前線が近いからですかね。水色は澄み気味ですが空が暗いので少し濁っているようにも見えます。小潮の最終日で上げ潮の後、11時20分頃に満潮の予報。水深34m前後で指示ダナ底から3〜8m。2回目くらいから船中ポツポツ食べ頃の超絶品アジが上がり始め、私も3回目でアタリましたが針掛かりせず。最初2回針掛かりしませんでしたが、3度目の正直でようやく1尾。22cm級の最上級、コレ15本欲しいなぁ。上げ潮トロっとあって悪い感じではありませんがアジは食いが悪いっすねぇ。



コマセが効いてくるとアタリの間が空き始め4匹止まり。もう二声!開始30分、回収指示で少し灘寄りに入り込んで水深24mの定番ポイント。最初、大物が食ってワラサか?と思ったら走らない。しかしスゴイトルクと重量感、ナントカ2号仕掛けで海面まで上げたのは3、4Kg級のエイでガクッ!!その後、入れ換えていると先程と同級のアジがパラパラ出始めるとダブルなども交じっていい感じ。タナは5〜7mくらい。ココはデカいアジが多いのですが今日は中羽でいいっすね。結果23匹まで稼いで目標は優に達成!今週も絶品アジにありつけてウレシイ!最後、アタリが遠くなって来たので9時前に回収。ちょっと時間が早い気もしますが、5分ほど南下してイサキ場へ移動。



何度か旋回しながら慎重に位置取りが決まると9時15分、イサキの部が開始。指示ダナ海面から12〜6mで底まで下ろさないように。仕掛けに迷いましたが、海中少し暗そうなのでウィリー4本針仕掛けで始めました。すると、1投目から4点掛けのパーフェクト。13mまで下ろして高速シャクリで10〜9mで飛びついてきて、しかも中羽のマルコロちゃん交じり。最初の勢いはすぐに収まりましたが、その後もほぼ入れアタリでサイズは26〜19cmくらいとウリンボでも剣崎沖よりは2回りはデカイですね。コレは旨いぞ〜!なんですが、早々に全部は持って帰れない量。



コマセが効いてくると少し食いが落ちて空回収も混ざり始めましたが、最初の勢いが続いたらマジで大変な事になるのでコレくらいでちょうど良し。13mで底着いちゃうこともあり、水深もコロコロ変わっているようです。タナが一時6、7mとウワずって型が細かくなりましたが、少しするとまた9m前後に戻ってマルコロちゃん交じり。感触としては少し水深がある場所の9mくらいのタナで食うのが食い気もモノも良いような気がします。ウレシイ外道でマハタなども混じって桶の中こんな感じ。コレ1回全部〆てクーラーに仕舞った後の2回目の桶。



だいぶ食いが落ち着いて、少し休めようと船長。11時25分、回収指示でちょっと下浦のハナちゃんの様子見へ。イサキ第一部は結果76尾でした。11時30分、減速して位置取りが決まるとハナダイの部の始まり。水深34m前後で指示ダナ底から3〜10m。朝から上げ潮トロリでしたが、こっちは上っ側だけ上げ潮速めで底が動かず。一発アタリ出たんですが針掛かりせず正体不明。1回周り直して水深少し深い38m程。ここでも一発アタリ出て乗ったのは38級のデカアジ。海面でハズレてくれました。最初のもコレかな?ハナちゃんにはちょっと早いもんね。他は右舷トモでイトヨリが出たくらいかな?



12時25分、回収指示。その場で一旦回りましたが反応無いのかな?そのままイサキ場へ戻ります。指示ダナはさっきと同じ。釣果はもう十分なので、試しにカラー針仕掛けで開始。すると1投目からトリプル。再び怒涛の入れ食いで、桶の中、すぐにこんな状態に。カラー針仕掛けでウィリーと遜色なくアタって来ますが、スズメダイ率が上がるのが難といえば難かな。先日、番外編でご紹介した針の順そのままです。やはり水深の変化のせいか食いダナが微妙に上下しますが、一番モノがいいのは高速シャクリの後9mくらいでビタ止めしてドドドン!と入っていくヤツですね。25cm級は真っ黄色で体高あって惚れ惚れする魚体。



前半からすでに小さめのは放流しながら漁獲制限モードに入っていますが、束超えそうなので、船長に魚もう要らない?って訊いたら持ってくということなので、その後、チビ以外は全部キープ。皆さん、もうお腹一杯でクーラーも持ち上がらないほどになって、13時20分、あと20分やって上がりましょうと船長。そのアナウンス直後に私は自主納竿で結果116尾。目一杯頑張ったら2割増しは行きそうな雰囲気ですが何事もほどほどに。余った時間、船長の魚全部〆て処理完了。持ち帰りは50尾ちょい。そのまま13時40分、終了のアナウンスとなりました。気付けばマハタが小振りですが3尾も釣れたのは初めてですわ。



【本日の釣果】
マアジ23尾(24〜18cm)、イサキ116尾(26〜19cm、50尾ちょいキープであとは船長に引き取ってもらったのと小振り30尾程は放流)、マハタ3尾(30〜26cm)、ムツッコ5尾、以上の持ち帰り。その他、スズメダイ&ミニカサゴ多数、ベラ、キタマクラ、ネンブツダイ、小サバなどは放流。今年はシコイワシとマルソーダが邪魔しないので、無駄な仕掛けの消費も少なく、釣り易い方だと思います。

【船宿釣果情報】
東電前20〜35m・下浦沖15〜40m、水温=27℃、水色=澄み気味
イ サ キ = 17 〜 28 cm ・ 50 〜 100尾超
100尾超は4名様、アジ=23〜36cm・7〜31尾(平均20〜25尾)とマハタ・イトヨリ
イサキ・100尾超は、I氏&O氏&Y氏・小峰氏・・・13:40早上がり
竿 頭 = I氏
東電前35mから開始しましたが、アジがポっツ〜ン・・・ポっツ〜ン・・・で20mのポイントへ移動。 中〜良型のアジが皆さんに適当にアタって、ここで、まずはお土産確保。9:00頃で下浦沖のでっぷりちゃんに移動してシャクリ再開。 一時間ほどは入れ喰い状態でしたが、徐々に活性が落ちて喰いも渋って来たので、途中でハナちゃんの様子を見に行って、一時間ばかりシャクって見ました。 ン〜っ・・・時季的にまだチョっと早いかなァ〜っと云う感じでした。 12:30頃にでっぷりちゃんのポイントへ戻って戦闘再開。アタリ復活して、皆さんのクーラーの中は八分目〜満杯状態になって13:40で早めに切り上げて仕舞って来ました。



イサキの刺し身。当日、小振りから5尾程使ってお刺身。歯応えしっかりで脂ノリノリ、臭みゼロ。コレは旨い!!今回も私は塩で食べ続けてしまいました。



アジのヅケ丼。翌朝です。コレが食べたいんですけど、そうなるとこのサイズ15尾は釣らないと刺し身かヅケ丼かどっちか一種類しかできないもんで、20尾以上あると配分が楽です。お味はもー間違い無し。脂の乗った中羽アジなのでアジのヅケ丼の中でも極上級!!味噌汁はアジとイサキの混合あら出汁。脂浮いてコクがあって甘みがあっていい出汁出てます。



アジ刺し。朝ヅケ丼食べたので、夜は洋風にするのが恒例ですが、今回はあえて和風の刺身で賞味。脂の乗り具合が絶妙で乗ってないこはなく乗り過ぎておらず。身の弾力がしっかりもちもちしていて大変美味しいです。



イサキの三点和え。イサキの身を軽く昆布締めにした後、左から梅肉和え、明太子和え、とろろ昆布和えの3種類。それぞれにお味は調整してあるそうです。脂の乗ったイサキにどれも抜群に合いますねぇ。けっこうバクバク行けちゃいますよ。



ムツッコの唐揚げ。コレが旨いんですよ。だから何匹か釣れた日には持って帰ります。腐っても鯛という言葉がありますが、細かくてもムツですよ。固有の味があって旨味が濃い。知らずに出されたら何だか当てられないと思いますが。



イサキのヅケ丼。2日連続、朝はヅケ丼。コレも間違い無し!一気に爆食いでご馳走様でした。味噌汁も昨日と同じくアジとイサキの混合あら出汁。脂浮いてコクと旨味があって最高。



アジの握り寿司。およそ半身で2貫、シャリは小さめで全部で12貫。釣って丸2日経って臭みが微塵も出てこない。脂はあるんですけど身質がしっかりしてて、お寿司にしても噛み応えがあって、今の時期のこのサイズのアジは本当にバランスよく絶品。汁は毎度同じくアジとイサキの混合あら出汁ベースの溶き玉汁。この出汁がホントいい味出てるんです。



マハタの刺し身。一番大きいヤツ1匹使ってお刺身。2日寝かせてちょっと早いかな?と思いつつも、今週は色々目白押しなので、思い切ってお刺身にしました。相変わらずきめ細かい身質で、薄っすら脂が乗ってて硬さもあり、白身のお刺身として極上品。もう1日、2日寝かせた方が脂が出てきそうなポテンシャルを感じましたので、すごく美味しいんですが、案の定、ピークを考えるとちょっと早かったかなというのが本音。



マハタの皮焼き。皮をホイルに乗せて塩焼き。コレがまた旨いんだわ。皮目の脂がジュクジュク言ってるので、お刺身もやはりもう少し寝かすのが正解だったなと。皮の旨い魚といえば、イシダイ、ヒラメ、イサキ、マハタ・・・他にもありそうですが、釣り魚的にはベスト5には楽勝で入るでしょう。



イサキの塩焼き。24cm級のマルコロちゃんを厳選して塩焼きで賞味。当日だったらハラワタ抜かずに焼いちゃうんですが、2日空いたのでお腹は出しました。スンゴイ脂の乗りでジューシーで香ばしい。焼き魚的には完ペキですね。



アジのなめろう。まだアジが残っていたんですよ。残りはなめろうで賞味。定番の青唐辛子も忘れずに。いや〜脂もあって粘りが出て旨いっすねぇ。



アジのなめろう茶漬け。昨夜のなめろうは確信犯で朝の茶漬け用に取り分けておいて、直前にバーナーで焦げ目をつけて、熱々のあら出汁で頂くという、自分的にはヅケ丼に並ぶ朝御飯の大好物。



イサキのカルパッチョ。4日経ちましたが、生でまったくオーライ。釣った後の処理、血抜き&延髄切りがこうなると本領発揮して日持ちするんですよ。脂ノリノリなのにグチャっとしません。サイコー旨いっす。あと何匹かサイズのいい方が残っているのでアクアパッツァになって終わりかな。持ち帰り分、半分配ってコレだけありますもんね。



イサキのアクアパッツァ。この料理はアサリがキモなんですが、ちょうどこの時期身入りが悪くなってくるので、冷凍アサリ使ってみたら身がしっかり入っていて成功でした。明日の朝用はこの時点で取り分けてあります。



イサキのアクアパッツァスパゲティ。金曜の朝です。昨夜のアクアパッツァに塩味調整して少しトロみを加えてスパゲティ。翌朝のコレが楽しみでねぇ。専門店のメニューにあってもいいくらい美味しいですよ。



マハタ鍋。マハタの小さいの2尾は真夏の鍋で賞味。出汁は3匹分の頭やあらで濃厚出汁を採ってますのでいい味でてますよ。それプラス、マハタの身や野菜から旨味が出て美味しいっすねぇ。野菜も沢山入れたので、けっこう量食べられました。タレは白ポン酢、ポン酢、赤柚子胡椒。



マハタ鍋の雑炊。翌朝は〆の雑炊。出汁も煮詰まってお味は更に濃厚になってコレは朝から爆食い。茶わんで2杯半食べちゃいましたが。元々米はそんな使ってないので大丈夫でしょ。



アジとイサキ出汁の天ぷら蕎麦。アジとイサキの混合あら出汁がまだ残っていたので、最後はスーパーの天ぷらセットを使って蕎麦で頂きました。うん、間違いない味。土曜の昼ですけど、コレで今週の食材終了ですかね。

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