*** 2020年7月29日 梅雨明け直前の花々 ***

1.ヤマユリ1 2.ヤマユリ2 3.アレチ
ヌスビトハギ
4.ヤブラン 5.キツリフネ1 6.キツリフネ2 7.キツリフネ3 8.ヤブミョウガ1 9.ヤブミョウガ2 10.カノコユリ1
11.カノコユリ2 12.カノコユリ3 13.コバギボウシ1 14.コバギボウシ2 15.コバギボウシ3 16.コバギボウシ4 17.コバギボウシ5 18.ミズキンバイ1 19.ミズキンバイ2 20.ミズキンバイ3
21.コスモス1 22.コスモス2 23.オオバン 24.二期咲き
クチナシ
25.カンナ 26.ヒャクニチソウ1 27.ヒャクニチソウ2 28.ヒャクニチソウ3 29.ニシキギ1 30.ニシキギ2

 7月29日(水)、未だに梅雨が開けない中、折り畳み傘を持って散歩に出かける。本日の狙いは、天王森泉公園のHPにある"キツリフネ(2006年9月3日参照)"だが、室蘭の水元沢で見かけた野生種と違って園芸種ということになろう。ただ、日照時間の影響を受けにくい植物の模様で、今年も順調に開花したようである。
 13:30、"くわくわ森"に入ると、最後に残った"ヤマユリ"が迎えてくれる。その傍には、"ハギ"に似た小花が咲いている。Aさんによると、外来種の"アレチヌスビトハギ"とか。流石にAさんである。森の散策路を一周したのち、階段を下ってクヌギの大木を覗いてみることにする。夏場には、この木に"クワガタ"や"カブトムシ"が多く集まることから、この森の名前の由来にもなった訳だが、近寄ってみると、カナブンしかおらず、人気の昆虫は出遅れているようである。仕方がないので、隣の"天王森泉公園"に向かうことにする。
 13:42、"天王森泉公園"の門を潜り、奥に向かうと、湧水池の傍に"キツリフネ"が数輪咲いている。私には、上記野生種との区別はつかないか、変わらぬ可憐さである。その近くには、先程の"ヤマユリ"より一回り小さい"カノコユリ"が咲いている。名前は、褐色の斑点が"鹿の子"のそれに似ていることに由来するとか。嘗てロウバイが咲いていた斜面一帯には、薄紫色の花が覆っており、ラッパ状の花を一斉に同方向に向けている姿が、新鮮に映る。ふと、何処かで見かけた花かと思ったが、とっさに名前が浮かばなかったので、帰宅後同公園のサイトをチェックしたところ、"コバギボウシ"とある。改めて、我がHPをチェックしたところ、道南の"尻別岳(標高1107.4m)"山頂付近で見かけた"オオバギボウシ(2009年7月20日参照)"がヒットする。葉だけでなく、花も高さも2倍以上あったような気がする。"コバギボウシ"の撮影を終え、何時もの"境川遊水地公園"に向かう。
 14:12、"下飯田ビオトープ"に到着すると、"ミズキンバイ"が湖面の約半分を覆っている。先月で花は終わったと思っていたが、また咲き始めたようで、ネット情報によると、9月まで咲き続けるとか。中々生命力旺盛な植物に思えるが、神奈川/千葉/高知/福井の4県でしか存在が確認されていないとか。名前は、高山植物の"ミヤマキンバイ(2009年6月28日参照)"に準えて、"ミズキンバイ"と付けられたようだが、科名も異なり似て非なるものと言うところか。次に、コスモス畑に向かうと、正に散々な有様で、広い花壇に数輪しか咲いていない。近付いて確認しても、蕾はまばらで、葉ばかりが茂っている。日照時間が平年の30%程度となった影響を、もろに受けた格好だが、梅雨明け後の回復を期待したい。何時もの通り、グランドを4周して戻ることにする。
 14:51、"俣野ビオトープ"まで来たところ、水路の脇から一羽の"オオバン"が姿を現す。最近何度か見かけたが、留鳥となった"オオバン"をスマホで捉えるのは、今回が始めてである。ここから、戸塚の里を経て自宅に戻る。途中の畑の脇では、"ヒャクニチソウ"も、長梅雨の影響を受けて、花数を減らしているようである。

★活動量計データ(上り階段数:150,早歩き歩数:12,040,総歩数:14,929,歩行距離:11.7km(本年累計:1,234.4km),活動カロリー:905kcal,一日総消費カロリー:2,55kcal,脂肪燃焼量:55.3g) 

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