*** 2016年3月4日 早春の舞岡公園 ***

1.台湾リス1 2.台湾リス2 3.台湾リス3 4.散策路1 5.散策路2 6.田圃1 7.田圃2 8.田圃3
9.菜の花1 10.菜の花2 11.マンサク1 12.マンサク2 13.マンサク3 14.小谷戸の里入口 15.古民家1 16.白梅1
17.白梅2 18.納屋と母屋1 19.母屋1 20.納屋1 21.母屋の縁側 22.母屋入口 23.母屋座敷1 24.母屋座敷2
25.母屋囲炉裏1 26.母屋囲炉裏2 27.母屋竈 28.母屋囲炉裏3 29.マンサク4 30.マンサク5 31.アカバナ
マンサク1
32.アカバナ
マンサク2
33.マンサク6 34.赤色と黄色の
マンサク1
35.赤色と黄色の
マンサク2
36.アカバナ
マンサク3
37.アカバナ
マンサク4
38.母屋裏側 39.納屋2 40.納屋と母屋2
41.藁細工の土産物 42.ミツマタ1 43.ミツマタ2 44.紫色の
クロッカス1
45.紫色の
クロッカス2
46.黄色の
クロッカス
47.田圃4 48.注意標識
49.白梅3 50.白梅4 51.白梅5 52.白梅6 53.田圃5(谷戸) 54.田圃6(谷戸) 55.河童の相撲 56.白梅7
57.白梅8 58.白梅9 59.火の見櫓 60.台湾リス4 61.散策路3 62.台湾リス5 63.散策路4 64.田圃7

 3月4日(金)、晴天に恵まれたので、初めてAさんお勧めの"舞岡公園"に出かける。ネット上でチェックした限りでも、公園内には、豊かな自然や茅葺の民家が残されているだけでなく、実際に稲作体験まで出来る等、実に盛り沢山であり、一般的な公園とは一線を画していると考えられる。
 13:35、公営駐車場に駐車し、ここから歩き始める。南門から園内に入ると、早速、尾の長い"台湾リス"のお出迎にあう。どうやら、この公園からも"日本リス"は駆逐され、"台湾リス"の天下になってしまった模様である。散策路を下って行くと、長閑な田園風景が広がるが、その畦道には、黄色の"ナノハナ"も開花しており、褐色の世界に彩を添えている。散策路に戻ると、今度は"マンサク"の黄花が目に留まる。実に変わった名前であり、その由来をWikipediaで検索したところ、『語源は明らかではないが、早春に咲くことから、「まず咲く」「まんずさく」が東北地方で訛ったものともいわれている。』とある。定説ではないものの、言い得て妙というところか。雑木林の坂道を登っていくと、伐採作業中の方に出くわす。改めて確認はしなかったが、公園を維持管理するために、多くのボランティアの方々が、活動されているようである。この小山を登り切ると、フェンスの下には道路が走っており、公園自体がこの道路に沿って、細長く伸びているのが実感できる。
 13:49、散策路に戻り暫く進むと、左手に茅葺屋根が現れる。これが、舞岡公園HPにあった"古民家"ということになるが、同HPによると、古来品濃町にあった旧金子家住宅を、平成7年にここに移設し、復元したとある。立派に維持管理されているせいか、茅葺の母屋は、風格さえ感じられる。中に入ると、部屋は4つに分かれており、その一室で数人の方が、何やら作業中である。右手には、"ひな祭"の掛け軸も見られることから、昨日まで展示されていた"雛人形"の後片付けということになろう。手前右側の部屋には、囲炉裏が設けられており、和やかな雰囲気を醸し出している。室内の写真を撮り終え、母屋裏側に回ると、"マンサク"が逆光に映え、黄金色に輝いている。その傍には、"アカバナマンサク"も見られ、黄色と赤色のコントラストが、何とも見事である。最後に、再度母屋と納屋を撮影し、門の外に出たところ、"ミツマタ"の小花が目に留まる。蜂の巣状の蕾が弾けて、黄色の小花か開花している。ここから、散策路を奥へと進むと、田圃の先に湿地帯が現れる。散策路と休憩所周辺には、10人程度のリタイヤーしたと思しき人達が、ひねもす超望遠レンズを湿地帯に向けて、水鳥を狙っている模様である。美しい"カワセミ(2010年11月27日2011年4月10日参照)"なら、私も仲間に加わりたいところだが、その姿は確認できなかったので、早々に立ち去ることにする。なお、Aさんが嘗て訪れた際は、"タシギ"を狙っていたようだとか。
 14:30、北門手前の"瓜久保の家"に辿り着く。入口には、懐かしき"火の見櫓"が立っており、その奥の建物が休憩所になっている。ここでは、数人が寝そべって休憩しているが、私は周辺の白梅を撮影して、山側の"谷戸"へと向かう。聞き慣れない言葉だが、同HPの長い説明を掻い摘んで言うと、"谷間の階段状の耕作地"ということになろう。最初の"谷戸"には、"こどものたんぼ"なる看板もあり、実際にここで、子供達による田植や収穫が行われているのであろう。その奥には、河童の銅像もあり、彼等の憩いの場になっている模様である。最後に、一番奥にある白梅を撮影して、"瓜久保の家"を後にする。"火の見櫓"の先まで戻ってくると、"台湾リス"の姿が目に留まる。更に、"中丸の丘"への山道でも、"台湾リス"に遭遇する。先日の"ウイットリッヒの森(2016年2月27日参照)"ほどではないが、この公園にも少なからず"台湾リス"が生存している模様である。横浜市も、鎌倉市の如く早急に手を打たないと、公園の生態系が破壊され、"台湾リス"と"カラス"が席捲する公園に変貌する可能性大と考えられる。ここから、東側のルートを通って、駐車場へと戻る。
 今回は、戸塚駅南に位置する"舞岡公園"を、始めて訪問した。近場に、このような場所が残されていたとは、正に目から鱗が落ちる思いであり、改めてAさんに感謝申し上げたい。

★活動量計データ(上り階段数:640,早歩き歩数:1,839,総歩数:7,654,歩行距離:6.0km,活動カロリー:739kcal,一日総消費カロリー:2,462kcal,脂肪燃焼量:35.0g) 

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