K's Fishing Blog

      >>> 最近の5件
      2024/04/11   ムツ五目 久里浜港 五郎丸
      2024/03/27   マダイ 久里浜港 五郎丸
      2024/03/19   マダイ 久里浜港 五郎丸
2022/06/05
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
6月5日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

先週のムツ五目はその前の完全敗北のリベンジで一応型だけは見ましたが、リベンジ成功とはなかなか言い辛い内容。これから梅雨時期に掛けて釣り的には全盛期を迎えるはずなのですが、ここんとこ内容イマイチな日が多く、なんとか型だけは出してるような状況が続いています。こういう時に通って一発当てると情報発信する側に回れるのですが、基本アタリ無いですからキビシイっすね。一方、6月1日に剣崎沖のイサキが解禁になって、今年は初日から良型交じりで調子良さ気。例年6月は食わない年が多いのですが今年は期待できますかね。経験上、6月1週目はハナダイも喰い始めることが多いので、今日は満を持してウィリー五目に参戦。



今日は釣友とSちゃんと3人でいつもの時間に到着すると、本船はお客様7名で、右舷ミヨシから私、Sちゃん、トモにもう1名様で3名。左舷ミヨシに釣友、その後トモまで4名の計7名。お隣ムツ五目船はお客様3名かな?最近の状況を反映してかお客様少な目で食えば割り当てが良さそうですが。ちなみにマダイ乗合は5月一杯で一旦休船、また9月くらいからですかね。その前にワラサが始まるとやり始めますが今年はどうかな?7時前に出船して港前でスパンカを揚げると成り行き定刻を迎えいざ発進。今日は剣崎沖まで直行。



昨夜から6〜8mの南風が吹き続けていたせいで、少し叩きながらの航行ですが、そんなに海が悪いこともありません。巡航速度で航程30分で到着。すでに大船団が形成されていますが、その後ろ辺りに場所が決まって早速開始のアナウンス。南の弱風で曇りたまに晴れ間。海上ややダブつき気味ですが釣りに支障は無し。水色はキレイに澄んでいて先日一旦濁ったのが取れて良かった。小潮の初日で実釣時間帰りまでずっと下げ潮。指示ダナ海面から20〜14mで開始。イサキとハナダイ用に2セット道具用意してイサキは柔らかい方でちびライト60号ビシ。自作ウィリー4本仕掛け。



道具入れると何故か完全な上げ潮で聞いてねぇよって感じ。トモの潮で完全ド潮ケツ。トモのお客さんが早々にアタリ出してしかも連荘。隣のSちゃんにも先を越されてこっちは気配も無しで参ったなぁ。20分くらいして遅ればせながらアタリ出るも針に掛からず。クッソ〜ダメじゃん今日は!!パターンが判らないので高速シャクリで15mでビタ止めした途端、竿先持って行かれるアタリが出てやっと初物がヒット。30cm級のデップリ君、掛かりドコ見て抜き上げちゃいました。その後アタリ続かず割合的にトモが10とすると胴の間が6、ミヨシが2くらいのアタリ方で成す術無し。思い付くことは餌以外は全部やっても無理。



なんもアタリ出ないので、頭にきて豪速全力シャクリしてたらポツンポツンと2尾追加でどれも30cm弱でまぁまぁサイズ。このシャクリに反応するって意味わからないし、そうそう毎回通用するものでもなく疲れるので止めました。トモのお客さんはとうにツ抜けして、Sちゃんも私の倍ペース。左舷は全般に魚っ気薄くて、ナントミヨシの釣友はイサキのアタリ自体がゼロだもん。潮が右のトモに行ってるのは分かりますけど、それにしても極端過ぎて釣り座でここまで差が付くとはねぇ。釣友がSちゃんの席に行って1回試しにシャクったら1投目で釣れたし。だから99%釣り座なのよ。こういう日もあるのは分かってますがヒド過ぎ。



8時過ぎには横浜の船も到着して相変わらずの大盛況。松輪の仕立船ではハモノ竿に大物がヒットして玉網に納まったのは5Kgクラスのカンパチ。ウリンボの泳がせ釣りだとワラサかカンパチが多いですが、案外カンパチ率が高いような気がします。しばらく何の気配も無いまま釣果の差は開く一方。9時頃、魚が細かいのですが少しアタリ出る時間帯があって20〜23cmのイサキが4尾釣れてまた居なくなり。10時回ったところで回収指示、イサキはトモの席でもアタリ少なくなってしまい全体に低調となり諦め。第二部のハナダイ釣りに向けて走ります。ハナダイもアタればいいですが、ダメだったら午後に松輪船が帰港してからもう1回イサキやりたいトコ。



航程5分程とイサキ場とはそんなに離れていませんが、こちらは南寄りの松輪瀬の下がった場所で水深がぜんぜん違います。10時10分、場所が決まってハナダイ釣りの開始。水色は同じく澄み、水深60mくらいで指示ダナ底から3〜10m。潮はイサキ場と一緒で何故か上げ潮。こっちもこの潮かよ!再びド潮ケツだもん、参るわ。ハナダイ用のワンランク硬めの竿にビシはちびライト80号。ちなみにちびライトは釣具店ですと50号までしか置いてませんので、60号、80号はお店に取り寄せをお願いするか、サニー商事のネットダイレクトショップで購入するしかありません。



開始早々に左舷の釣友にヒットするもバラシ。魚居るのか?その少し後、お隣Sちゃんに船中初物のハナダイ。イサキもハナダイも先を越された!次に右舷トモ氏、釣友に2回目でようやくゲットで、1流し3枚出ましたが魚が抜けた模様。11時10分、周り直して水深64m前後。ここはハチビキの子と10cmくらいのちびイサキがアタる程度でハナダイらしきアタリは出ず。11時30分、もう1回周り直して水深64mから入れて60mくらいまで浅くなったり戻ったりの場所。最初魚っ気無かったのですが、20分くらいして私に待望の本命からのシグナルが出てガッツリ電動アワセが決まって初物。



それをきっかけに船中ポツポツアタリ始めて、お昼頃からは誰か彼かにアタリがでるような、所謂時合ってヤツで最初の流しより魚の密度が濃く、特に左舷ミヨシの釣友はほぼ入れアタリ状態で、全部獲れてればツ抜けしそうなところバラシ多く6枚、7枚。この時合が40分程続いて私も4枚ゲットで掛かり損ね数回、掛けてからのバラシはゼロ。めでたく船中全員が型を見ることができました。このように密度が濃くアタリが続けて出る場面は昨年は記憶にないので、もしかしたら今年は復調するかもしれません。こういう時合が一日2、3回あればすぐに10枚、15枚行きますからね。40分足らずの時間でしたがコレが所謂ハナダイ釣りの醍醐味。



12時45分頃には完全に抜けてしまって、12時55分もう1回周り直して水深ほぼ一緒。ここでも釣友絶好調で最後9枚止まりでしたが、水面バラシもあってもうちょっとでツ抜け。一体何枚バラしたのやら!?ちびイサキと子ハチビキのアタリも多くかなり邪魔で、チップしたのが本命か外道かが判別し難い。なので本命が何発アタったのかは判らず。ちびイサキにウバ食いしたのか!?座布団掛けたような引きをナントか寄せるとキロ超のマトウダイ、コレはラッキー。最後、ハナダイも1枚追加できて私は結局5枚で終了。13時45分、ラスト10分コールが出て、1回入れましたが気配出ないのでお片付けに入りました。



【本日の釣果】
ハナダイ5枚(34、33、32cm×3枚)、イサキ7尾(30、29、27〜20cm)、マトウダイ1枚(43cm/1.15Kg)、以上の持ち帰り。その他、ちびイサキ、小ハチビキは多数放流。タカベ、アジなどはお裾分け。

【船宿釣果情報】
剣崎沖 25〜60m、水温=22℃、水色=澄み気味
18 〜 43 cm ・ 6 〜 26 枚
イサキ=18〜33cm・1〜18尾とハナダイ=28〜37cm・1〜9枚・ハナダイは2番手7枚がお二人で船中35枚
他にタカベ・マトウダイ(43cm)・アジ・メジナ
竿 頭 = ***市 ・ ****氏

剣崎沖のイサキポイントから開始。 昨日も渋かったんですが、今日は更に渋いっ・・・(;_;)ポっツ〜ン・ポっツ〜ン・・・とアタリは単発でかなり難易度の高い釣りになりましたが、18尾・14尾と釣った方は30cm前後の良型主体でした・・・f^_ ^; 10時まで我慢したんですが、我慢しきれずにハナちゃんにターゲット変更。 ハナちゃんポイントでシャクリ再開して、早々にアタったんですが居なくなってしまいました。 今日の一枚目は、”釣りママ・Sちゃん・・・最近、メッキメッキと上手くなったよねェ〜 (^_^)v 皆さんにアタリが出てくれましたが、針掛かりしないのと途中で居なくなっちゃう魚・・・水面ポチャリも3〜4回有って、こちらも中々の高難易度でしたが、2番手7枚がお二人に次いで5枚、釣りママ・Sちゃんも4枚ゲット、イサキも良型主体に14尾ゲット! 9枚釣った”Iさん”は、途中でバレちゃった魚が8〜9枚居て、ツ抜けペースだったので残念でしたが、30cm超の良型主体なので、数はツ抜けするぐらいで、皆さんに平均してアタリが出てくれれば一番よろしいんですけどねェ〜・・・!明日以降に期待して、今夜は早寝します・・・zzz〜(- -)



マトウダイの胃袋の茹でポン。マトウダイが良型でしたので胃袋と浮袋の付け根の肉を一緒に湯掻いて細切り。酢味噌や梅肉でも美味しいですが、シンプルにポン酢と赤柚子胡椒、小ネギで賞味。珍味ですな〜。お金出しても食べられないでしょう。



ハナダイの湯引き刺身。当日湯引きがウチの定番ですかね。剣崎のハナダイは良型多くもあんまり脂乗っていないイメージがありますが、今年の魚はけっこう脂乗ってて旨いっすよ。



ハナダイのヅケ丼。翌朝です。アジが無ければその時に多く釣れた魚でヅケ丼。もちろんイサキでも旨いですしナンでもOK!ハナダイは普通の醤油ベースで一晩ヅケちゃうと濃過ぎるので、漬け時間短めで調整できればベスト。もちろん朝から爆食いご馳走様。味噌汁はハナダイのあら出汁。



イサキの刺し身。小振りの4尾をまとめて刺身で賞味。剣崎沖のこのサイズは間違い無いですよね。脂ノリノリでバカウマ。まだ日も早いので身質もしっかりして美味でした。



イサキの皮焼き。刺し身にしたイサキの皮はホイルに並べて素焼きにして、食べる前に塩振ってコレが旨い!イサキは皮が美味しい魚の代表各ですので、皮剥いちゃった場合は、できれば無駄にしたくないですねぇ。コレだけで1杯飲めますから。茹でポンもオススメ。



ハナダイのカルパッチョ。カルパッチョは皮付きで薄切りにするのがオススメ。ピンクペッパーをちょっと多めに振ってスパイシーに仕上げるのが好み。



イサキの刺し身。先日は細かい方の魚でやりましたが、今日は大きい方から2尾。ウチの娘が何故か鼻が利くんですよ。アカムツとかいい魚がある日に遊びに来る確率が極めて高いのはきっと何か持っているに違いない。脂ノリノリでもちろんバカウマ。



イサキの皮ポン。剥いた皮を湯掻いてポン酢で賞味。コレもいつもやるやつでウチでは定番。皮岸の脂と旨味が濃くて珍味ですよ。



マトウダイの薄造り。型が良かったので半身を薄造り。マトウダイは冬の魚のイメージが強いですが、この時期でも問題なく美味しいですね。何のクセも無く悪く言うと個性に欠けるとも言えますが、食感良く近いところではショウサイフグや冬のウマヅラといったトコでしょうか。



ハナダイの鯛飯。1枚使って3合炊きました。2人前ほど娘のお土産に渡して、それでもまだ残ってるので好物の焼きおにぎりにでもなるかな?



イサキのヅケ茶漬け。昨夜のイサキの刺し身の切れっ端をヅケ茶漬け一人前分取って置いて利用するという、これが有難い一食になるんですよ。ヅケ自体はやや味が入り過ぎなんですが、いさきのあら出汁(塩のみで調味)をぶっ掛けるとちょうど良い具合。



マトウダイの兜煮。マトウダイの頭とキモを煮付けで賞味。煮物は早いがベストなので、釣った翌日には煮ておいてそのまま食べてももちろん良いのですが、タッパーに仕舞って冷蔵庫で冷やして、ブルブルのゼラチン状に固まれば1週間は大丈夫。固まると煮汁が対流しないので酸化せず味が落ちないまま保存が利くんです。マトウのキモは脂っ気無いので罪悪感少なく大変美味しいです。



イサキの炙り刺身。最後は27cm級のイサキ1尾で体形が少し細い感じだったのでどうかな?と思いましたが、見事に裏切ってくれて脂ノリノリ。皮目が香ばしくて旨いっすねぇ。



ハナダイご飯の焼きおにぎり。残りのハナダイご飯は焼きおにぎりにして朝ごはん。海苔巻いて食べるのがサイコー。写ってませんが味噌汁はハナダイとイサキとマトウの混合あら出汁でコレも旨い!



ハナダイのアクアパッツァ。必須食材のアサリが旬ですからアクアパッツァは最適ですよね。スープが白濁していれば出来は間違い無し!旨いっすよ〜っ!



ハナダイのアクアパッツァスパゲティ。翌日はお約束のコレ。気持ち塩分調整してとろみをつけて麺に絡みやすく仕上がっています。



ハナダイ出汁のリゾット。かみさんはアクアパッツァの残り汁でリゾットにしてました。味は粉チーズのみだそうです。コレも旨いこと間違い無し。



マトウダイの昆布〆。薄造りにした後の半身、昆布で〆て2日半くらいですかね。程好く昆布の風味が入って薄い飴色に変化、寝かすことで魚の味も出てきて抜群に旨かったですよ。見るからに昆布〆にしてくださいという身質でしたから。コレで出汁以外は完食だと思います。

- Topics Board -