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2022/06/19
ハナダイ 久里浜港 五郎丸
6月19日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からハナダイに出撃してきました。

6月に入って本格的にハナダイがアタリ始めて、日々そこそこムラはあるものの、木曜日には今季最高の食いでトップ21枚を記録して15枚以上のお客さんも多数という状況。その後、前日の土曜日は水の色が急に澄んで魚のご機嫌上がらず苦戦した模様。水色の変わりっ端は食わないことが多いですが、慣れるとまた口使い始めたりするので、本日はどうでしょう?一方のイサキですがイサキ専門船は一日通してどこかで食う時間帯があって結果的にはけっこう釣れていますが、朝イチちょっと寄って、おかず稼いでからハナダイへ!といった形が成立するほど甘くはなさそうなので、本船もここんとこイサキ場はスルーしてハナダイ専門狙いになりました。



今日は釣友とSちゃんと3人で現地到着。本船お客様8名で右舷ミヨシから私、Sちゃん、Hさん、常連Tさんの4名。左舷ミヨシから釣友、何度かお会いしてるお客さん、常連Mさん、トモにもう1名様で4名。お隣ムツ五目船は最近釣果が安定しない影響かお客様居られず休船。アカムツも本来この季節は乗っ込み期で160〜180mの浅場で大物が上がる時期のはずなんですが、例年パターンが変わって、今年もよく分からない状況に入り込んでしまいました。人数少な目でちょっといい日に当たるとチャンスではあるのですが、アカムツの常連さんも二の足を踏むような感じなのでしょう。



7時前に出船して港前で定刻を迎えるといざ発進。今日もイサキの道具は持参しましたがハナダイ場へ一直線。我々とMさんが絡むと朝からバカ話が止まらずいい時間潰しになります。イサキ船団を横に見送ってさらに南下、航程35分で減速すると、間近にオキアミ使ってる間口港の船が2隻操業中のため場所決めに少々気を遣って7時40分、ようやく第1投のアナウンス。南の微風で晴れ時々薄曇りで海上ベタ凪。水色は澄んでますが青黒い感じではなく黒潮系の水ではありません。中潮の最終日で終日下げ潮の予報ですが、この海域では参考にならず。



水深62〜64m前後で指示ダナは底から3〜10mといつも通り。道具入れてみると潮っ気は特になく釣り易いのですが、そんなはずが無いのでこの後が恐ろしいですね。久し振りに船が南向いてるのでいつも通り城ヶ島沖方向へ流れてくれるとミヨシが潮先になるのですが!?開始早々、釣友にヒットもバラシ。私にもアタリ出ましたが針に掛からず。食いが浅くてウィリーの先っちょだけ銜えて、アワセる前に放しちゃう感じのアタリが数回。昨日苦戦したという話はコレかぁ。なるほどこのアタリじゃアワセが効かないわ。釣友に船中初物が上がったのは開始30分ほど経った頃。



自分は掛かんないアタリ5回ほどで魚上がらず。最初の流しは結局、釣友2枚、左舷Mさん2枚、右舷3番さんが1枚だけかな?次第に上げ潮がぶっ飛んできて釣りにならず。あ〜あぁ、せっかく船が南向いたと思ったら上げ潮かよ、毎回どっち向いてもド潮ケツですよ。そもそも上げ潮ぶっ飛びの日にミヨシ席で良かった記憶がありません。全員60号ビシ統一の流し釣りになってしまい、さっきまでの掛からないアタリすら出なくなり。よほど水が気に食わないのか、今日はいつも邪魔なウリンボや小ハチビキすら食ってきませんから、そういう状況ってことです。



突然ガッツリいいアタリで掛かったのは9時過ぎた頃。魚デカイので玉網で回収。これが本日最大の37cmのオス。その後、アタリまったく続かず修行シャクリモード炸裂。どうやら左舷2番さん、3番さんが上手にアタリを出して数を伸ばして居られますが、自席は気配も出ず。一体何が違うのでしょうねぇ。皆さん仕掛けも違えばシャクリ方も違いますので、その時、その状況に合っているお客さんにアタリが集中するということでしょう。トモ流しのはずが大ドモのTさんも絶不調で10時半の時点で右舷は前から1、1、3、1だって。Sちゃんも最初2枚バラしてるので、左右ともに2番、3番さんがアタリの数が多い感じ。



若干上っ側が収まってきたので、止め釣りに戻ると11時15分、私に超久しぶりのアタリで1枚。掛からないアタリは数あれども、釣れる魚はカンペキな掛かり具合、上唇貫通で振り回してもハズれないほどの針掛かり。潮が全体的に穏やかになってくると船中アタリの数が増えてきて、自分も直後にガッツリもやり取りバラシ。30分後に3枚目。そのまた10分後に4枚目と最低目標の5枚まであと一歩。お昼頃からは逆に潮がまったく無くなってしまって、さっきまでの激流がウソのよう。この海域は海象が極端すぎますよね。止まるかぶっ飛ぶかで適度な状態が少ないので、場所自体がそもそも難敵。



たまに魚が回って来てパラパラっと型は出しますが、すぐ抜けちゃうので、いいタイミングで仕掛けが入ってないとあぶれちゃいます。ヒーヒー言いながらやっとのことで5枚目を掛けましたが、途中でサヨナラ。頼むよも〜。全体に食い込みが浅いんでしょうね。いつもの即アワセで半分以上が掛からず、気持ち遅めにアワセても今度は遅すぎて掛かんないし。朝、掛からないアタリだらけの時点でシャクリのスピードや幅など調整は色々やってはいるんですよ。これ以上、引き出しが無いっすわ。今日は持って来なかったのですが、水スケスケなのでもしかするとカラー針が有効だってりして。



左舷の2番、3番さんはとうにツ抜けして別次元。釣友も一旦は4枚で並びましたが、終盤ペースを上げて水を空けられ。ナントカもう1枚と思って頑張っていたら、終盤13時30分にようやく5枚目をゲットで最低目標だけはクリア。13時50分、ラスト10分コールが出ましたので1回入れてダメでお片付け開始。結果、左舷3番Mさん15枚、2番さんが11枚でワン・ツー。右舷トモのTさんが潮緩んでから巻き返して8枚、釣友が終盤伸ばして7枚。その他、私含めて3〜5枚。前回Tさん19枚、釣友19枚を考えると達人でも手が合わない人が大勢という一日でした。



【本日の釣果】
ハナダイ5枚(37、34、32、30cm×2)、以上。37、8cmまでは良く見ますが、なかなかハナダイで40cm超えは出ませんよね。ちなみに自己最大は何年もやってますが40cm止まり。

【船宿釣果情報】
剣崎沖60m前後、水温=22℃、水色=澄 み
ハナダイ = 26 〜 37 cm ・ 3 〜 15 枚
2番手11枚で8枚・7枚と続いて船中55枚
竿 頭 = 板橋区 ・ M氏

本日より、ハナダイのアタリが出ている間は、ハナダイ船で出船させて戴きます。今日も剣崎沖60m前後のポイントで開始。 名手が揃ったんですが、状況は昨日とほぼ同じで、開始から30分以上経過して、やっと最初のアタリが出てくれました。その後もポっツ〜ン・・・ポっツ〜ン・・・とアタリは単発で、 魚が口を使ってくれないので、中々上まで上がって来てくれません・・・名手が揃ってもかなり手強い状況で、数回ほど廻り直してアッチにコッチにと流しながら、ポっツリ・ポっツリと拾う事が出来て、ツ抜けがお二人、次いで8枚・7枚と続いて、船中8名で良型主体に55枚となってお帰りの時間となりました。 アタリが出ても、半分以上が掛からないし途中で居なくなりますよっ・・・



ハナダイの湯引き刺身。30cm級の丸々太ったハナダイを湯引きで賞味。脂スゲェ乗っててバカウマ。



ハナダイのヅケ丼。翌朝です。だいたいヅケ丼はアジ、イナダ、イサキ、ハナダイでやることが多いですが、ハナダイしか釣れないのでハナダイでヅケ丼ということになります。お味は保証付きです。味噌汁はハナダイのあら出汁でコレも旨いっすよ。



ハナダイのカルパッチョ。ここんとこ毎週やってますが、今回も味付けは一緒で我が家のアッサリ系の定番。今回もピンクペッパーが沢山かかってますが、噛んだ時に口の中で弾ける香りがお気に入りでしてね。刺し身やカルパッチョなどは30cm級の1枚使って皮付きでやるのが一番美味しいです。魚がデカイと皮が厚く硬くなりますから火を入れる料理に向いていると思います。



ハナダイ出汁のうどん。先週も食べましたが、あらが出ると必ず出汁を採るので、ハナダイの場合はうどんで食べるケースが多いです。掻き揚げは特にこだわりも無く生協の冷凍掻き揚げ。旨いっすよ、やっぱハナダイなどの白身系はうどんがバッチリ合います。麺は細麺の乾麺がオススメ。出汁は冷蔵庫でゼラチン状に固まってました。



ハナダイの串焼き。一番デカイやつの半身ですかね。長ネギとシイタケを挟んで焼き鳥のネギ間風。デカイのも脂ノリノリで旨いっすねぇ。



ハナダイのマスタードソテー。一番デカイやつのもう半身を半分こ。マスタードとマヨネーズを混ぜた少し酸味の効いたソースに絡めてグリルでソテー。コース料理の主菜で出てもおかしくないほどの出来でサイコーに旨いっす。



ハナダイの昆布〆。真ん中のサイズは1枚昆布〆にしてみました。月曜に漬けて金曜の夜なので4日半くらいですかね。ちょうどいい漬かり具合で薄っすら昆布の香りが入って身の水分が抜けて美味しかったです。あんまり大きくないヤツを皮付きでやるのがいいですね。これで出汁以外は完食だと思います。

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