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2023/01/11
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
1月11日(水)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

先週7日〜9日まで3連休で、当初の荒天予報を裏切っていずれも釣り日和となったのですが、前回の食材がかなり残っている状態でしたのでモチベーションが上がらず釣りは見送り。さてどうしようかと思ったところ、今週末は寒冷前線の通過と思い切りダブって大シケの予報なので、まぁコレもいつものことでズレるかもしれませんが、安全を見て水曜日に出撃することに。前日が強い冬型で18m程度の北風が吹き荒れたのでその影響がどう出るのか分かりませんが、この激渋季節のシャクリ、イサキが口使ってくれそうにないので、ほぼほぼイシダイ狙いでシャクってきます。仕掛けも3号仕掛けをメインに使う予定。



いつもの時間に到着するとナントお客様、私とここんとこよくお会いするTさんの2名だけ。船宿さんに恐縮です。お隣マダイ船もナント常連AさんとIさんの2名だけという、なんとも。ムツ五目船はお休み。やっぱお正月過ぎると魚も激渋になりますし、お客様の動きも渋くなるのが例年の傾向でしょうか。裏を返せば一年で一番寒くて魚の活性も渋い時期に通うお客さんは、ホントに好きなお客さんともいえるかもしれません。マダイ船に続いて7時前に出船して成り行き港前で定刻7時を迎えいざ発進。内房鋸南方面から昇る朝日を拝めるのはこの時期の特典。真上は曇ってますが千葉方面は晴れています。



夜半まで吹いた強風はすっかり落ち着いて海上ナギかと思ったら、沖に進むにつれて波が強くなってきてナニコレ?航程15分で到着したのは浦賀水道航路1番緑ブイと赤白中央1番ブイの間の下手。ここはイサキが居れば食うポイントで、水温下がって最近はイシダイも混じるので狙い目。東北東の弱風、海上風も無いのにドッカンバッカン揺れて意味不明。空は雲の合間からたまに陽が出るってトコ。水色はキレイな澄み潮。中潮の3日目で満潮が朝8時前、その後下げ潮に変わって13時半頃が干潮の予報。朝の上げ残りと下げっ端、帰り際、上げ潮が少し来てくれれば期待大。イシダイは長い時間釣れ続かないので潮変わりの一時が狙い目。



7時20分、指示ダナ37〜30mでシャクリ始めると第1投目でイシダイのアタリが出てアワセ入れたらスカッ、なんで今ので掛かんないかな、ちょっと良さ気だったのに!回収するとテンビンの先端のサルカンが壊れて、その先から無くなっていました。あぁやってしもうた、メンテナンス不良。毎回ちゃんとチェックしないとダメですね。潮は上げ残りでまだチャンス。気を取り直してシャクリ続けると7時30分、再びイシダイのアタリにアワセが決まってコレがやや小振りですが30cm級で抜き上げクラス。一応狙って型は出しました!



間もなくもう1枚同級が上がって上げ残りのチャンスタイムで3発当てて2枚確保。オキアミ餌でやってますがウマヅラやカワハギが相当湧いているようで回収すると毎回餌が何も残っていない状況。先に餌盗りにやられるかイシダイに見つけてもらうかの勝負、入れ換え早めにやらないと餌が無い状態でシャクることになります。食いダナはほぼほぼ32m。37mで止めて最初は少しコマセ出し気味に速めにシャクって34mからは食わせのスローシャクリ。シャクリの途中で銜えたらそこで止められるかどうかがキモ。これメバルシャクリやカイワリシャクリと一緒。かと言ってただ待ってても食いません。



餌盗りの猛攻の中、8時を回って気持ち下げ潮っぽくなって再びチャンス到来。ところがまともなアタリ出ないのでハリス3号から2.5号に換えたら一発でヒット。コレがちょっとデカ過ぎ。ハリス細くしたらすぐ食っちゃったからついてない。時間掛けてだいぶ出したり巻いたりで応戦して最後の最後、ビシ回収したら船が動いたせいかイシダイ的には珍しく少し沖目に浮いてしまったので、ハリス持ってタモが届く距離まで寄せようと思った瞬間、真下に高速突っ込みされてバツッ!切られた〜!魚見えましたが1.3〜1.4Kgくらいの良型。はぁ〜・・・後2、3秒でタモに入るところが!?握ったハリス放す間もなかった。



その後、すぐに食ってくれてコレもなかなかいい感じですが、さっきよりは楽に上がってくれて、コレが830gのまずまずサイズ。下げっ端のチャンスタイムはここまで。その後は餌盗りの猛攻でまともなアタリ出ず。カワハギが1枚スレで上がったのみ。まぁ予想はしてましたが、イサキのアタリはまったくナッシング。この水温で下げ潮じゃ無理だと思いましたが、やっぱダメですね。上げ潮で底潮の温度が少し上がるくらいじゃないとね。結局、上げ残りと下げっ端のチャンスタイムでは3枚確保で2発バラシ。良型見えて切られたのは悔し過ぎますわ。頭から映像が離れません。



朝の海悪は治ったのですが、今度は北風が出てきて空は曇り。朝イチより体感気温低くて、この冬自身最高の寒さで手がかじかんで体も固まります。だいぶ辛抱しましたが、コレと言ったアタリが出なくなったので10時20分回収指示。4、5分南南東方向に走って水深55、6mで指示ダナ底から3〜10mで再開。マダイかマハタでも食わないかな?と思って3号マダイ針8号1本針でやりますが、毎回餌が残ってくるので魚っ気ないっすね。しばらくやっているとアジが回って来たので仕掛け交換。ハリス2.5号4本針で全部イカタン。



11時前に一回ピークがあって食いダナ6m前後。シャクッて止めるとドドドン!バラシもあって5尾となったところで群れが抜けちゃいました。続けていると11半頃になってまた戻って来てくれて、今度は食いダナバラバラで4〜7mくらい。けっこう上でシャクリにドスッと来て30cm級の一荷だったりアタリの回数はそんなに多くないのですが、いい筋に仕掛けが入るとガッツリ食ってきます。お昼でツ抜けてなんやかんやで14尾確保し、魚が平均30cm超なので物量的にはもう十分。12時半を回ったところで回収指示。再び朝の場所に移動。よって仕掛けも3号に交換。お昼前からやっと風が止んで日も出てきてホッとしますよ。



下げ潮も終盤でやり始めは餌盗りの猛攻でこれじゃ望み薄。相変わらずイサキは気配も出しません。こうなったら終盤の上げっ端に期待したいところですが、潮時表通りに動かないのが常なのでどうかな?そろそろオーラス、13時40分。潮がトロ〜っと上げ潮っぽく変わって、一瞬餌盗りも薄くなったのでコレはチャンス!絶対食いそう。速めにバンバン入れ替えて13時50分、船長からラスト10分コール。8回くらい入れ替えたかな?終了間際の13時58分、ついにイシダイのアタリを出して針掛かり。最後の最後で32cm1枚型出して読みは大当たり。今日はイシダイ6回掛けて4枚という結果で終了。



【本日の釣果】
イシダイ4枚(34cm/830g、32cm、30cm×2)、カワハギ1枚(22.5cm)、マアジ14尾(35〜28cm)、以上。外道は無し。良型イシダイの水面ハリス切れが悔やまれます。あと道具のメンンテナンス大事ね。

【船宿釣果情報】
久里浜沖40〜55m
イシダイ3〜4匹 26〜34cm
アジ7〜14匹 26〜36cm
その他 カワハギ・ウマヅラ

航路下の40mから開始して、早い時間帯はポツリポツリとアタってくれましたが徐々に遠のいて途中で55mのポイントへ移動。ここはポツリポツリと良型のアジが釣れました。12時半を過ぎて元のポイントに戻ったんですが、状況は好転せず魚種も数を伸ばす事はできませんでした。かなり反応が出てきても相変わらず口を使ってくれませんでした。



写真は船宿HPから借用。



イシダイの茹でキモポン。イシダイのキモを茹でてポン酢で賞味。コレはどこに行っても食べられないでしょうね。これぞザ・珍味。



カワハギの薄造り。当日でしたが、鼻の利く娘が遊びに来たので1枚薄造りにしてキモ添えて贈呈。私の口には入りませんでしたが、身の色も良く、キモも当日なのでまず間違い無いでしょう。本人は美味しい!を連呼してご満悦の様子でした。



アジのヅケ丼。昨日まで先週の魚食べてましたので、本日から正式に着手、と言ってもアジとイシダイだけなので、おのずとアジから消費。アジが釣れたらまずはヅケ丼というのがウチの常道。あんま脂は無くて食感はまだ硬いくらいですが、一ヶ月振りのアジのヅケ丼、美味しく戴きました。味噌汁はアジのあら出汁。



アジの刺し身ニンニクオイル掛け。刺し身というより見た目は洋皿ですしカルパッチョですね。タチウオなどでもやって美味しかったのでアジでやってみましたが抜群に旨いですよ。オリーブオイルに刻んだニンニク入れて炒めて、熱々のニンニクオイルを塩、コショウで下味付けたアジ刺しにドバ〜ッと掛けるだけ。コレ箸が止まらなくなりますよ、簡単で超オススメ!



アジのヅケ茶漬け。昨日ヅケ丼食べたので今朝はヅケ茶漬け。一晩ヅケたアジをご飯に盛って、塩で調味した熱々のアジのあら出汁をぶっ掛けるだけ。毎回書いてますが、汁が熱いうちにヅケを混ぜて半生状態にして飯と一緒に掻き込むのが最高っすね。



アジのマリネ。塩〆したアジの身を乱切りにして、塩、オリーブオイル、ライムの絞り汁(フレンチドレッシングでも大丈夫)でミニトマトと和えるだけ。野菜はセロリなど混ぜてもOK。香草は彩でなんでもいいのですが、ケッパー(茶緑色の粒状のもの)は必須と言っていいほど重要。和えてから数十分馴染ませるのがキモ。あっさりしていてバクバク行けちゃいますよ。



イシダイの刺し身。4日経ったのでそろそろ着手ですかね。小振りから消費するのが定石なので30cm級から。まだ硬いんですが噛むと脂ジュワっとやっぱイシダイですね。若干早い感じもありながらこれだけ脂出てくれば十分。



イシダイの茹で皮ポン。皮は定番、茹でてポン酢で賞味。皮は塩焼き(もしくは焼いてから塩振るか)、焼き皮ポン、茹で皮ポンの3通りが定番ですかね。



アジ出汁の蕎麦。ヅケ丼だとか蕎麦だとか、いちいちコメントも不要なくらい毎回出てくるのですが、当たり前のように食べて当たり前に旨いというもはやそれのみ。アジとかイナダとかワラサとか出汁の味は明確に変わりますが、どれも蕎麦との相性抜群で美味しいです。



アジフライ。大きいのから2本使ってアジフライ。やっぱ旨いっすね〜!サクサクホクホク。岩塩から入ってソース、タルタルと一巡楽しめます。残念ながら翌朝のサンドには足りませんでしたが、こんだけ食べれば上等。この後追加が2枚だけで終り。



イシダイ鍋。イシダイはまだ3枚あるのですが、小振りの1枚使って何しようかな?下手に加熱するよりどうせだったら鍋がうんまい!汁を翌日の何かにも流用できますしね。とにかくイシダイの鍋は絶品、口に入れた瞬間トロッと溶けます。今季は魚の数多く何気に数は持って帰ってますよ。今期キープ級で20枚達成! !



イシダイ鍋の味噌仕立て。火曜の朝です。昨夜のイシダイ鍋を金沢はまつやの「ピリ辛とり野菜みそ」で味変して、朝はコレと白飯で決まり。お代わりしてしまい朝からお腹一杯。ちなみにとり野菜みそは、5年くらい前に金沢に行ったとき、スーパーで売ってるのを発見して、珍しいので買って帰ったのが始まりなんですが、最近では地元横浜界隈のデパ地下やちょっとしたスーパーでも手に入るようになりました。横浜にあるので当然東京にもありそうです。アイディア次第で何に使っても美味しいのでオススメです。



イシダイの刺し身。ちょうど一週間経って、今日釣りに行ってきたところです。一番大きかったヤツの半身をお刺身で賞味。一週間寝かせてスゴイ脂なんですが歯応えがまったくくたばらないという、イシダイならではの特徴は健在。釣り行った当日に先週のイシダイの刺し身と今日釣ったイナダのキムチ和えが同時に楽しめるという釣り人の特権であり食の醍醐味でしょう。



イシダイの皮の塩焼き。茹でポンは前にやったので今回は焼いて食べました。皮を細長く切ってホイルに乗せてグリルで焼くのですが、一枚づつ几帳面い並べなくてもテキトーに重なっちゃってもOK。塩焼きと書きましたが焼いてから塩振ってると思います。



アジのカツ閉じ。アジフライが2切れほど残っていてサンドにするには足りないので、玉子と玉ネギと麺つゆでカツ閉じにして1枚づつ食べました。いいつまみになります。



イシダイの炙り茶漬け。最近定番化した炙り茶漬け。刺し身を採った残りの半身で二人前。何度食べても美味しくて飽きません。かみさん的には茶漬け系ではコレが一番のお気に入りのようです。出汁以外はコレにて完食。



イシダイ鍋の味噌仕立てうどん。先日のイシダイ鍋の味噌仕立てが一人前くらい残っていたので、かみさんがうどんにして食べてました。

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