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2019/10/20
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
10月20日(日)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

先週は土日にかけて台風19号が直撃してしまい、釣りはお休みでした。三連休の月曜は出船したそうですが、予想通りと言いますか、激渋模様だったそうで。先々週がマダイ船で完全ボーズ喰らったので2週お魚無し生活が続きました、と言っても、釣り魚が無きゃ無いでカツオだのマグロだのサーモンだのサンマだのは買って食べてましたけどね。



いつもの時間に単独到着すると、今日は新ちゃんが所用で久々五郎ちゃん丸で出船。左右2名づつの4名ですべて常連さん。右舷ミヨシに私、トモにTさん、左舷胴の間にYさん、トモにHさん。お隣、サブちゃん船はお客様9名かな?の仕立船で釣りモノは同じくウィリー五目だそうです。ここんとこハナダイが低調、台風後、イナダがだいぶ抜けたお陰でイサキが復活模様。



7時前に出船して、港前で成り行き定刻を迎えいざ発進。東電防波堤を面舵に回って下浦沖を目指します。仕立船が先にイサキやるそうなので、本船はハナダイ場に直行。航程約20分で減速。慎重に位置取りが決まると第1投。周りはすでにイナダ船団となっており、ダメだなコレじゃ、周りでオキアミドバドバ撒かれたら、どう考えても影響あるでしょう。



北東の風で曇り。海上はベタ凪。水色は思ったよりキレイで表面が若干真水っぽい感じがしますが、変な色も着いておらず割と澄んでます。この秋、釣行した中では一番まともな色だと思います。小潮の初日で朝イチ上げ潮、満潮が9時20分頃で、その後、最後までダラ下げの予報。水深37m前後。

開始2投目、3投目とイナダがヒット。小振りなんで抜き上げちゃいました。以前よりはイジメ度がだいぶマシでウルサイほどは襲われませんね。開始30分、今日初のハナダイのアタリにアワセが決まって、なかなか良さそうと思って巻き上げ中、イナダに捕まっていきなりビュービュー、なんだよ魚入れ替わっちゃったよ。ハナダイ外れてイナダだけ取り込んで3本目。

上げ潮で東向きでバランス取ってたのが北風が強まって来て風に立てて北向きに。8時半、右舷トモのTさんに船中初物、10分程経って2枚目と続きます。自分も一発掛けましたが途中でバイナラ。アタリが単発なので、いつアタるか分かんないという難しい釣り。気付いたらマルアジの猛攻で9時頃からアタるの全部マルアジ、マルアジ、マルアジでたまにフグに仕掛け切られ。



9時20分、またマルアジだと思って、電動ガン巻きしてたら、海面下でおっと色違うじゃん。そのまま抜き上げたのは30cm級のハナダイ。なんか釣った気しないし。しばらく間が空いて、9時50分、再び単発アタリで2枚目をゲット。これは確信あってちゃんとやったのでまぁ良かったかな。しかしまったく居なくはないんだけど、アタリ自体が少ないし続かないもんね。



9時半頃から別船の仕立もこちらに合流。入れ換えが多いんであんま良くないんでしょうね。その後、掛け損ないが数回、スレっぽいアタリで海面間近でハズレが1回。下げ潮が判るくらいに効いてくるとマルアジも抜けて、イナダも居なくなり、ハナダイもアタらずで生体反応がほとんど無し。結局、自分2枚、Tさん3枚、左舷Yさん1Kg超のマダイ1枚(ウィリーだそうです)、トモのHさん1枚で船中タイ7枚と低調。



イサキの場所に他の船が入っていたのですぐに行かなかったようなんですが、11時40分、回収指示でイサキ釣りへ移動。すると網屋さんのマダイ船が入ってました。並ぶように船を着けて戦闘開始。指示ダナは海面から12〜6m。釣り始めるんですがなんかおかしい。スズメダイしかアタんない。イサキアタるの左舷真ん中のYさん一人だけ。なんでかな!?船長も首を傾げる状況。



20分ほど経過して網屋さんが居なくなったと同時にようやく初イサキゲット。水澄んでるからカラー針に交換したらコレが大当たりで、その後、入れ食い状態。4本針にパーフェクトも数回。型は23〜26cmの中羽がけっこう多いです。13時10分、タイに戻ろうか?で回収指示。結局、初アタリ出てから正味1時間でイサキ44尾と爆食い。小振りで歯形が着いてたの3尾くらい居たんで、デカイハモノが回ってたようです。

13時20分、ハナダイ二部が開始となりました。朝からの船団は退散して場所はガラガラ。これで少し活性上がれば面白いトコだったんですが、カスったのが2、3回だけで針掛かりするようなアタリ一発も出せず。船中Tさんが1枚追加して4枚目かな?終盤魚の気配まったく無くなってしまい、全員早めに畳み始めて14時自動終了となりました。ハナダイ本来なら最盛期突入のはずなんですが、イナダ船団が居なくならないとダメかな?



【本日の釣果】
ハナダイ2枚(30.5、30cm)、カイワリ1枚(20cm)、イナダ3本(44〜41cm)、イサキ44尾(26〜18cm)。他、マルアジ18尾前後(32〜36cmくらい、全部放流)、スズメダイ多数。



イサキの塩焼き。中羽は体形が細いので脂無いだろうなと思って焼いてみましたが脂無いっす。見た目がそうでしょ?魚自体の風味は良いので、これだったら炊き込みご飯とかに合うかもしれません。沢山炊き込んでおいて、後日、焼きおにぎりにしたりも美味しいです。焼きおにぎりにイサキの出汁掛けるのもあったなぁ。



イサキの刺身。当日小振りから選びましたが、やっぱ小さい方が脂乗ってます。旨いっす。この乗り方だとポテンシャルがありそうなので、翌日以降の方がさらに脂出てきそうな感じ。当日からギロギロよりは日持ちする分、扱い易いかもですね。



イサキのヅケ丼。翌朝はお約束のコレ。イナダは全部塩イナダにして2本お裾分け、イサキ15尾お裾分けでだいぶはけました。これでデカマルアジ全部持って帰ったら地獄でした。平均33、4cmが約18本ですから、イナダの拷問はだいぶ収まってきましたが今回はマルアジ拷問。仕掛け切れないだけまだマシですかね。紛れてハナダイがアタるのが釣り的にかなり厄介。



ハナダイの塩焼き。コレ釣果に入れてなかったんですが、19cmのなんちゃってハナダイ。東京湾ではマダイは放流事業やってる関係もあり、資源保護の観点から20cm以下は放流が義務付けられてますが、コレはハナダイなんで船長からキープ許可が下りました。小さいけど脂乗っててお味の方は本格ハナダイと遜色なくマイウ〜。



ハナダイの湯引き刺身。脂スゴイ乗ってますが、身がしっかりしていて抜群に旨い。やっぱりこの時期の下浦ハナダイは年間通してお味の方は最高ですね。釣り的にはツ抜けくらいしたいですけど、食材的には型もいいので2、3枚あればかなり満足できます。



イナダの刺身。これで半身の半分ちょい。脂あんま乗って無いので、塩イナダの塩加減が濃過ぎたかな?ちょっとしょっぱい刺身になってしまいましたが、まだ翌日なので臭みも出ておらず、食感モチっとしてお味はいいです。



イナダの手こね寿司。塩イナダを更に軽く甘酢で締めて酢飯と合わせてちらし寿司。干しシイタケ、枝豆、白ゴマが混ぜ込んであり、トッピングに刻み海苔、金糸玉子、紅生姜。汁はハナダイのあら出汁の澄まし汁、脂スゴイっス。



イサキの一口干物(干し中)。18、9cmの小振りがちょうど10尾あったので一口干物に。脂ギロギロの時期は漬け時間40〜42分でやってましたが、だいぶ脂抜けてきてるので35分でやってみました。出来はどうかな?外が悪天候だったので、部屋干しでいつもなら4、5時間のところ扇風機のみで8時間くらい掛かりました。



イサキのカルパッチョ。味付けは我が家のシンプル系。今日は生バジルがあったので、色味に載せてみました。お味の方は抜群です。



カイワリの刺身。最近、美味しいアジがぜんぜん釣れないので、アジの代わりにコレはウレシイ外道。20cmの小型ですが、カイワリは頭が小さいのでけっこう身が採れるんですよ。久々に釣れましたが、旨いっすね〜。



イサキの大葉包み天ぷら。タレは梅肉を叩いて出汁で割ったもの。梅紫蘇は鉄壁の相性ですからね。サッパリしていくらでも食べられちゃいます。



アジの磯辺揚げ。コレも釣果に入れてなかったんですが、イサキ釣りのときにちっちゃいけどマアジが何尾か混ざったので持って帰りました。流石に刺身にはならず、イサキと一緒に揚げ物でおかずになりました。



イサキの天ぷら蕎麦。昨夜の大葉包み天ぷらを残しておいて、翌朝は天ぷら蕎麦。出汁はイナダのあら出汁。朝からご馳走様。



イサキの炊き込みご飯(混ぜる前)。素焼きにしたイサキの身を4枚乗せてイサキの出汁で炊き上がりました。蓋開けて白ゴマ振ったトコです。



イサキの炊き込みご飯(混ぜた後)。上の状態から少し白ゴマ足したかな?で掻き混ぜて完成。お昼のお弁当になるようです。



ハナダイの昆布〆。火曜の午前中に仕込んで木曜の夜ですから2日半冷蔵で寝かせました。これがちょうどいい塩梅に身が締まってて、昆布の香りが魚の旨味を引き立てますよ。



イサキのソテー。塩・コショウ・ガーリックパウダーで味付けしたイサキをオリーブオイルでこんがりソテー。仕上げはバルサミコ酢を煮込んでバターで風味づけしたウチでは定番のソース。私コレが好きでねぇ、イサキ釣れたら料理人にお願いしてでもやってもらいます。ハナダイでも旨いですよ。



イサキご飯の焼きおにぎり茶漬け。金曜の朝です。イサキの炊き込みご飯をおにぎりにして、こんがりおこげができるくらいに焼いて、イサキ出汁の汁で頂くという、も〜これが!?イサキご飯の旨味、おこげの香ばしさ、出汁の旨味が三位一体となって、あっさりしながらも奥が深いお味でサイコ〜!!朝からすみません。

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