*** 2020年11月5日 黒岳(愛鷹山)の紅葉と富士山/柿田川公園 ***

1.山神社駐車場 2.越前岳
/黒岳登山口
3.杉林の登山道 4.広葉樹の黄葉1 5.広葉樹の黄葉2 6.広葉樹の黄葉3 7.広葉樹の黄葉4 8.広葉樹の黄葉5 9.広葉樹の黄葉6 10.前岳1
11.ウリハダカエデ
の紅葉1
12.ウリハダカエデ
の紅葉2
13.ウリハダカエデ
の紅葉3
14.ウリハダカエデ
の紅葉4
15.ウリハダカエデ
の紅葉5
16.ウリハダカエデ
の紅葉6
17.ウリハダカエデ
の紅葉7
18.前岳斜面の紅葉1 19.前岳斜面の紅葉2 20.前岳斜面の紅葉3
21.前岳斜面の紅葉4 22.前岳斜面の紅葉5 23.前岳斜面の黄葉1 24.前岳斜面の黄葉2 25.ウリハダカエデ
の紅葉8
26.ウリハダカエデ
の紅葉9
27.ウリハダカエデ
の落葉
28.ウリハダカエデ
の紅葉10
29.ウリハダカエデ
の紅葉11
30.ウリハダカエデ
の紅葉12
31.広葉樹の黄葉7 32.広葉樹の黄葉8 33.登山道の
短い梯子
34.シラヤマギク1 35.前岳2&位牌岳1 36.前岳3 37.位牌岳2 38.色付き始めた
ヤマモミジ1
39.色付き始めた
ヤマモミジ2
40.コミネカエデ
の紅葉1
41.コミネカエデ
の紅葉2
42.愛鷹山荘周辺
の紅葉1
43.愛鷹山荘周辺
の紅葉2
44.愛鷹山荘周辺
の紅葉3
45.愛鷹山荘周辺
の紅葉4
46.色付き始めた
ヤマモミジ3
47.色付き始めた
ヤマモミジ4
48.富士見峠分岐 49.シラヤマギク2 50.広葉樹の黄葉9
51.杉林の中の
急階段
52.富士山1 53.富士山2 54.富士山3 55.黒岳山頂標識 56.黒岳山頂の
紅葉1/黄葉1
57.黒岳山頂の
紅葉2/黄葉2
58.黒岳山頂の
紅葉3/黄葉3
59.黒岳山頂の
紅葉4/黄葉4
60.黒岳山頂の
紅葉5/黄葉5
61.なだらかな
黒岳山頂
62.富士山4 63.富士山5 64.富士山6 65.剣ヶ峰
旧富士山測候所
66.成就岳&伊豆岳 67.久須志岳 68.宝永山 69.箱根連山 70.神山&
箱根駒ヶ岳
71.黒岳山頂の
紅葉6
72.黒岳山頂の
紅葉7
73.黒岳山頂の
紅葉8
74.黒岳山頂の
紅葉9
75.黒岳山頂の
紅葉10
76.黒岳山頂の
紅葉11
77.黒岳山頂の
紅葉12
78.黒岳山頂の
紅葉13
79.黒岳山頂の
紅葉14
80.黒岳山頂の
紅葉15
81.八ッ橋1 82.小学生達の
校外学習
83.第二展望台の
神秘の
ブルーホール1
84.第二展望台の
神秘の
ブルーホール2
85.ブルーホールの
湧水状態
86.第一展望台
湧水池1
87.第一展望台の
湧水状態
88.八ッ橋2 89.滔々と流れる
柿田川
90.八ッ橋3

 11月5日(金)、絶好の登山日和となったので、富士山の雄姿と艶やかな紅葉を求めて、"黒岳(標高1086.5m)"に初挑戦する。"黒岳"は愛鷹山系の一つの低山に過ぎないが、前回最高峰の"越前岳(2016年10月21日参照)"登山時に、偶然お会いしたSさんから、高齢者に最適の撮影ポイントと教えて頂いたためである。つまり、"越前岳"ほどハードでなく、富士山と静かに対峙できる山と言うことになろうか。本日は、先ず第一の目的は達せられそうだが、紅葉度合いは不明のままの出発となる。
 10:02、山神社駐車場に到着する。出発前の準備に少々手間取ったが、この前の鳥居を潜り、愈々登山開始となる。暫くは、薄暗い杉林の中を進むことになるが、苔生している踏み石もあり、スリップしないよう、細心の注意を払って登っていく。20分程すると視界が開け、広葉樹の黄葉が目立つようになる。ここで暫し休憩し、エネルギーを補給する。更に緩やかな山道を10分程登ると、登山道下の急斜面に、紅葉した"ウリハダカエデ"が見られるようになる。登山道脇にも、風で飛ばされてきた落葉が散見される。遠方の"前岳"の急斜面にも、艶やかに色付いた紅葉や黄葉が確認できるが、一眼デジカメでは捉えきれないので、急遽ポケデジの出番となる。改めて画像を拡大してみると、赤色が"コミネカエデ"、黄色が"ハウチワカエデ"というところか。
 10:42、愛鷹山荘に到着する。ゲートの看板には、『山荘兼避難小屋 無人/無料』と記されており、近くには簡易トイレも設置されている。この山荘奥には、艶やかな紅葉が見られるが、ゲートが施錠されているので、敢えて進入しないことにする。ここから、富士見峠分岐に向けての急登が始まる。分岐手前まで来ると、"ヤマモミジ"の大木が間近に見られるが、黄色から橙色に変わる途中で、紅葉するのに更に数日を要しそうである。
 11:13、富士見峠に到着する。案内板には、黒岳山頂迄25分とあるので、近くに群生する"シラヤマギク"を素早く撮影したのち、休憩なしで黒岳に向かうことにする。だが、杉林の中の急階段が続き、中々富士山も姿を見せいない。それでも10数分我慢して登ると、視界が開け、雪を被った富士山が突然姿を現す。ただ、先を急ぐ関係で、ざっとこの絶景をアップで撮影し、黒岳山頂に向かうことにする。その先からも富士山が垣間見えたので、この緩やかな尾根道の先が黒岳山頂と思いきや、突然立て看板が現れ、そこから東南方向に一旦下って、少し登り返すことになる。山頂手前まで来ると、急になだらかになり本道が分からなくなるが、その一角に"ヤマモミジ"の大木が見事なグラデーションを見せている。ただ、富士山の雄姿を先ず写真に収めたいので、帰路じっくりと撮影することにする。何れにせよ、Sさんのアドバイスを受けて、4年後に登ってきた甲斐が有ったと言える。
 11:37、お椀を伏せたような黒岳山頂に到着する。眼前には、富士山が惜しげもなく雄姿を見せている。この光景を、先ず一眼デジカメで撮影し、その後ポケデジの40倍ズームで、山頂の峰々を狙うことにする。この際ブレ防止のため、見晴らし台のテーブル上に両肘をつき、息を凝らしてシャッターを切る。改めて画像を確認してみると、剣ヶ峰の旧富士山測候所も写っており、略狙い通りの画質が得られたことが分かる。山腹には、懐かしき"宝永山火口(2010年8月24日参照)"が口を開いている。当時ご一緒したSさんは、既に亡くなられ、正に感無量である。昼食後山頂南側に回ると、東方に箱根連山が望める。アップで狙うと、何度も登った"神山"や"箱根駒ヶ岳"の姿が確認できる。だが、Aさん等と共に登った"明神ヶ岳(2000年10月21日参照)"は、神山に遮られて姿を見せない。黒岳山頂南側にも、真っ赤に色付いた"ヤマモミジ"の低木が点在しているが、狙いはやはり先程の大木である。少し下って、見事な"ヤマモミジ"を気合を込めて撮影し、元来た道を下ることにする。
 13:08、山神社駐車場に無事辿り着く。ただ、時間的に余裕が有ったので、ここから一般道を南下して、"柿田川公園"に立ち寄ることにする。ここも約4年振りの訪問となるが、"忍野八海"同様、富士山の湧水池として知られており、湧水量東洋一とあるので、"忍野八海"を上回ることになる。
 14:05、”柿田川公園”に到着する。入口で駐車料200円を払って園内に入り、通称"八ッ橋"を渡って各湧水池を巡ることにする。中間点の湧水群まで来ると、30名程の小学生達が、嬉々として動き回っている。引率の先生に伺ったところ、近くのS小学校の校外学習の一環で、富士山の湧水状況を調査しているとか。これを契機に研究に興味を覚え、この生徒達の中から、将来自然科学関連の学者が誕生することを期待したい。ここから、東名高速を経て自宅に戻る。

★活動量計データ(上り階段数:880,早歩き歩数:2,323,総歩数:10,375,歩行距離:8.1km(本年累計:1,801.8km),活動カロリー:1,121kcal,一日総消費カロリー:2,785kcal,脂肪燃焼量:48.7g)

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