*** 2019年7月23日 7月の花々と鳥達 ***

1.ネムノキ1
(メモリアル
グリーン)
2.ネムノキ2
(メモリアル
グリーン)
3.ネムノキ3
(メモリアル
グリーン)
4.ネムノキ4
(メモリアル
グリーン)
5.ネムノキ5
(メモリアル
グリーン)
6.ネムノキ6
(メモリアル
グリーン)
7.バラ1
(メモリアル
グリーン)
8.バラ2
(メモリアル
グリーン)
9.バラ3
(メモリアル
グリーン)
10.バラ4
(メモリアル
グリーン)
11.タイリン
キンシバイ1
(メモリアル
グリーン)
12.タイリン
キンシバイ2
(メモリアル
グリーン)
13.ヒマワリ1
(メモリアル
グリーン)
14.ヒマワリ2
(メモリアル
グリーン)
15.ヤマハギ1
(俣野公園)
16.ヤマハギ2
(俣野公園)
17.ヤマハギ3
(俣野公園)
18.ヤマハギ4
(俣野公園)
19.ニシキギの紅葉1
(俣野公園)
20.ニシキギの紅葉2
(俣野公園)
21.ニシキギの紅葉3
(俣野公園)
22.ニシキギの紅葉4
(俣野公園)
23.ニシキギの紅葉5
(俣野公園)
24.ニシキギの紅葉6
(俣野公園)
25.クチナシ1
(俣野公園)
26.クチナシ2
(俣野公園)
27.ヤマユリ1
(くわくわ森)
28.ヤマユリ2
(くわくわ森)
29.ヤマユリ3
(くわくわ森)
30.ヤマユリ4
(くわくわ森)
31.ヤマユリ5
(くわくわ森)
32.ヤマユリ6
(くわくわ森)
33.ミズヒキ 34.ミソハギ1
(境川遊水地公園)
35.ミソハギ2
(境川遊水地公園)
36.鷺舞橋
(境川遊水地公園)
37.コスモス1
(境川遊水地公園)
38.コスモス2
(境川遊水地公園)
39.コスモス3
(境川遊水地公園)
40.ヒャクニチソウ1
(境川遊水地公園)
41.ヒャクニチソウ2
(境川遊水地公園)
42.ヒャクニチソウ3
(境川遊水地公園)
43.コスモス4
(境川遊水地公園)
44.コスモス5
(境川遊水地公園)
45.コスモス6
(境川遊水地公園)
46.コスモス7
(境川遊水地公園)
47.コスモス8
(境川遊水地公園)
48.ミズキンバイ1
(境川遊水地公園)
49.ミズキンバイ2
(境川遊水地公園)
50.ミズキンバイ3
(境川遊水地公園)
51.ハクセキレイ1
(境川遊水地公園)
52.ハクセキレイ2
(境川遊水地公園)
53.ハクセキレイ3
(境川遊水地公園)
54.ハクセキレイ4
(境川遊水地公園)
55.モントブレチア1
(境川遊歩道)
56.モントブレチア2
(境川遊歩道)
57.モントブレチア3
(境川遊歩道)
58.モントブレチア4
(境川遊歩道)
59.ヤマハギ4
(境川遊歩道)
60.ヤマハギ5
(境川遊歩道)
61.アキノタムラソウ1
(くわくわ森)
62.アキノタムラソウ2
(くわくわ森)
63.スジグロ
シロチョウ1
(くわくわ森)
64.スジグロ
シロチョウ2
(くわくわ森)
65.スジグロ
シロチョウ3
(くわくわ森)
66.コチドリ 67.百日紅1
(俣野公園)
68.百日紅2
(俣野公園)
69.百日紅3
(俣野公園)
70.百日紅4
(俣野公園)

 7月23日(火)、梅雨寒の日々が続いていたが、久々の好天に恵まれたので、7月の花々を求めて自宅周辺を散策する。今回は、長らく楽しませてくれた"ネムノキ"と"クチナシ"の花を写真に収めるのが目的である。この"クチナシ"を巡って、後日残念な光景を目にすることになるが、詳細は《後日談》に記す。
 14:10、"メモリアルグリーン(以下霊園)"北門から入り、数10m進むと、"ネムノキ"が現れる。既に花の盛りを過ぎ、大半が枯れ落ちる寸前だが、残った花々を記念に残すことにする。近くには、デジカメが苦手とする深紅の"バラ"も見られるが、今回は幸運にも直射日光が当たっていないので、何とか白飛びの無い姿を残せたようである。次に、黄色の"タイリンキンシバイ"と"ヒマワリ"を撮り終え南門を出ると、池の傍に"ハギの花"が咲いている。本日は無風状態なので、ブレを心配することなく、撮影に熱中できそうである。当初、葉が丸いので、単純に"マルバハギ"かと思ったが、Aさんよると、"ヤマハギ"が正解とか。流石にAさんである。ふと、先日、群馬県の"萩の寺"で起きた事件が頭をよぎる。ニュースによると、男の犯人は、150本もの萩の木を根こそぎ伐採し、遺棄したとか。未だにこの男は捕まっていないが、寺に恨みを持つものではなかろうか。
 14:25、春日神社手前まで来ると、"クチナシ"の甘い香りが漂ってくる。近寄ってみると、数輪残っているのみで、既に花弁の先は茶色掛かっている。従って、これが今年最後の花となりそうである。一週間程前にも、私がここで立ち止まり、かぐわしい香りを楽しんでいたところ、一人の女性が近寄って来られ、『八重咲ですか!良い香りですね!』と仰ったので、『一重のものより遅咲きで、一回り大きく、香りも強いようです。』と返答したのを思い出す。ここから"くわくわ森"に向かう。この2日後に、上記"ハギ事件"に類する女性に遭遇するとは、予想だにしなかったが。
 14:40、"くわくわ森"に入ると、遊歩道傍に"ヤマユリ"が咲いている。中々優雅で、先程の"クチナシ"とは違った芳香を放っている。辺りを見渡したところ、他にも点在しているので、順次撮影することにする。終了後、艶やかな橙色の"モントブレチア"の花も写真に収めるため、隣の"天王森泉公園"に立ち寄ったところ、何と本日は休園である。仕方がないので、野生化した"モントブレチア"を狙うため、"境川遊水地公園"に向かうことにする。"俣野ビオトープ"の隅では、"ヤナギラン(2002年7月13日参照)"に似た花が見られる。だが、高山性の"ヤナギラン"とは、育つ環境が違い過ぎるので、改めてネット上で検索したところ、水辺を好む"ミソハギ"と判明する。また、名前の由来は、"禊(ミソギ)"に使われた"ハギ"に似た花とか。次に、"下飯田ビオトープ"に回り、グランド脇の"コスモス"と"ヒャクニチソウ"を撮り終え、遊歩道を一周してくると、グランド隅の小池に、黄色の小花が点在している。近付いてみると、意外と可憐な花をつけており、同公園HPには、"ミズキンバイ"という名で、近年除草剤の影響で、絶滅が危惧されていると記されている。一方、高山性の"ミヤマキンバイ(2009年6月28日参照)"とは、似て非なるものであるのは言うまでもない。近くの芝生の上では、"ハクセキレイ"が、おもむろに羽繕いをしている。どうやら、人怖じしない鳥のようである。ここから、"鷺舞橋"を渡り、"俣野ビオトープ"に戻る。途中の遊歩道脇には、狙いの"モントブレチア(ヒメヒオウギズイセン)"の花が、枝垂れている。ネット情報によると、明治中期に南アから渡来し、猛烈な繁殖力から、野生化していったとか。所で、南アは私の最初の海外出張先で、1982年春に訪れた際には、成田からポートエリザベスまで、南回りで丸一日も掛かったと記憶している。また、半乾燥地帯の原野には、棘だらけの"アカシア"が点在し、その上に小さな"カメレオン"が止まっていたのを思い出す。Aさん宅の庭にも、"モントブレチア"が花開いているのも、何かのご縁かもしれない。ここから、"くわくわ森"を経て、自宅に戻る。俣野公園手前まで来たところ、これまで見たこのもない鳥が飛来したので、咄嗟にシャッターを切る。Aさんによると、"コチドリ"とか。何とも愛らしい姿をしている。

★活動量計データ(上り階段数:280,早歩き歩数:10,584,総歩数:13,895,歩行距離:10.9km(本年累計:1109.8q),活動カロリー:847kcal,一日総消費カロリー:2,541kcal,脂肪燃焼量:44.4g)


《後日談》7月25日夕刻、俣野公園内を散歩していたところ、自転車で"クチナシ"の花(写真No.25&26)に近寄り、躊躇なく枝を折り持ち去ろうとする女性を見つけたので、駆け寄って注意
     したところ、既に折ってしまったにも拘わらず、匂いを嗅いだだけだと、見苦しい言い逃れをする始末である。"クチナシ"は、人ではなく昆虫を誘引するために、芳香を放って
     いるので、人間は一瞬の美しい姿と香りを楽しめば、十分ではなかろうか。"老子"の名言に例えれば、"足るを知る"とも言えようか。公共のものを盗み取り、自身で楽しむのは、
     立派な犯罪である。 

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