*** 2019年5月30日 くわくわ森の花とカルガモ ***

1.ヤマボウシ1 2.ヤマボウシ2 3.ヤマボウシ3 4.ヤマボウシ4 5.ヤマボウシ5 6.ヤマボウシ6 7.ヤマボウシ7 8.ヤマボウシ8 9.新緑の俣野公園1 10.新緑の俣野公園2
11.ガクアジサイ1 12.ガクアジサイ2 13.ガクアジサイ3 14.ガクアジサイ4 15.新緑の
くわくわ森1
16.新緑の
くわくわ森2
17.新緑の若葉1 18.新緑の若葉2 19.コブシの若葉1 20.コブシの若葉2
21.ミズキの若葉1 22.ミズキの若葉2 23.ミズキの若葉3 24.新緑の若葉3 25.新緑の若葉4 26.サンショウの若葉 27.ニワトコの若葉1 28.ニワトコの若葉2 29.ニワトコの若葉3 30.新緑の
くわくわ森3
31.白い花1 32.白い花2 33.白い花3 34.白い花4 35.白い花5 36.白い花6 37.白い花7 38.ホタルブクロ1 39.ホタルブクロ2 40.ホタルブクロ3
41.キョウガノコ 42.クレマチス・
プリンセス
ダイアナ1
43.クレマチス・
プリンセス
ダイアナ2
44.クレマチス・
プリンセス
ダイアナ3
45.クレマチス・
プリンセス
ダイアナ4
46.クレマチス・
プリンセス
ダイアナ5
47.クレマチス・
プリンセス
ダイアナ6
48.ナデシコ1 49.ナデシコ2 50.ナデシコ3
51.ナデシコ4 52.ナデシコ5 53.ワスレナグサ1 54.ワスレナグサ2 55.ワスレナグサ3 56.ワスレナグサ4と
ミゾホオズキ
57.カルガモの夫婦1 58.カルガモの夫婦2 59.カルガモの雄 60.カルガモの雌

 先日"くわくわ森"を訪れた際、可憐な"ギンラン"が咲いていたが、季節も移り、"スズラン"のような白花を見かけるようになったので、5月30日、ポケデジを持って出かけることにする。これが、思いがけない幸運を私に齎すことになる。
 14:03、"俣野公園"に入ると、大振りのクスノキの傍に、"ヤマボウシ(山法師)"が咲いている。名前の通り、中央の丸花を法師の坊主頭に、4枚の白い総苞を頭巾に見立てたもので、法師が頭巾を脱いだ格好ということになる。この木は、"丹沢大倉尾根"や近くの"舞岡公園"でも多く見られ、初秋になると"突起のある真い実(2014年9月4日参照)"を付けるので、大変目立つ存在である。一方、この公園内には小川が流れており、子供達が水遊びに興じている姿に良く出くわす。その先には、瓢箪池があり、嘗ては、"カワセミ(2011年4月10日参照)"の姿を時々見かけたものである。昨日、そんな物思いに耽りつつ、この池の周りを歩いていたところ、突然私の目の前に"カワセミ"が現れ、驚いて飛び去って行く。カメラを持参していたとしても、咄嗟のことで記録に残せなかったと思うが、実に8年振りの再会である。その1時間程前にも、"境川遊水地公園"を散策中、突然雄の"キジ"が、2m程先に舞い降りてきたので、昨日は、二度も美しい鳥に巡り合えたことになる。我に返り、"くわくわ森"へと急ぐ。
 14:24、"くわくわ森"に到着すると、その入口で"ガクアジサイ"が咲き始めている。普段、じっくりと撮影する機会は少ないが、アップで狙うと中々愛らしい姿を見せてくれる。森に入ると、急に気温が下がるのが実感でき、日射病予防には正に打ってつけの場所と言える。奥に向かうと、木漏れ日に映える若葉が何とも瑞々しく映る。だが、この艶やか光景を写真に収めていると、直ぐにやぶ蚊が寄ってくる。間寛平だと『血い吸うたろか!』と言うところだが、考えてみれば、この時期、あらゆる生物が、養分を補給するため待ち構えており、長閑な森林等あり得ないということになろう。やぶ蚊に攻撃されつつ若葉を撮り終え、先日"ギンラン"を見かけた場所まで戻って来ると、"スズラン"のような白花が数株咲いている。ただ、"スズラン"と違って先が開いており、どうやら別種のようである。だが、何処かで見かけた気がするので、帰宅後改めて私の写真HPを開いてみると、道南の"オロフレ山(2009年6月28日参照)"の赤花がヒットする。ただ、今回の白花は、その色違の低山種ということになるが、都内では絶滅危惧種に指定されており、心無い人間による盗掘を防止するためも、敢えて学名を表示せず、"白い花"とのみ記すことにする。この写真を、私以上に花好きのK.NさんとAさんに捧げたい。ここから、隣の"天王森泉公園"に向かう。
 14:46、"天王森泉公園"の花壇まで来ると、"ホタルブクロ"が一株のみ残っている。道南の"樽前山(2005年7月9日,17日参照)"で見かけた"イワブクロ"に、名前も姿も似ているが、図鑑を見る限り別科なので、似て非なるものというところか。奥に向かうと、花の終わった山葵田周辺に、薄青色の小花が咲いている。"ワスレナグサ"のようだが、アップで狙うと中々可憐な姿を見せてくれる。これらを撮り終え、竹製のベンチまで戻ってくると、その近くに"ナデシコ"がひっそりと咲いている。小屋の辺りに目を遣ると、艶やかな赤花が目に留まる。垣根に絡まっているので、つる性植物と言えるが、帰宅後ネット上で名前を特定することにする。その結果、"クレマチス"の"プリンセス・ダイアナ"種と判明する。1997年の彼女の事故死以降に登録された品種のようだが、艶やかさの中にも哀愁が漂っているように見えるのは、気のせいであろうか。ここから、"境川遊水地公園"を経て自宅に戻る。途中の水田では、カルガモ夫婦が仲睦まじい姿を見せている。やはり、愛情が一番である。

★活動量計データ(上り階段数:310,早歩き歩数:10,817,総歩数:13,486,歩行距離:10.6km(本年累計:819.1q),活動カロリー:932kcal,一日総消費カロリー:2,657kcal,脂肪燃焼量:44.3g) 

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