*** 2019年5月10日 くわくわ森のランとキジ ***

1.くわくわ森 2.ギンラン 3.白花キンラン1 4.白花キンラン2 5.白花キンラン3 6.白花キンラン4 7.キンラン1 8.キンラン2
9.キンラン3 10.キンラン4 11.ミヤマオダマキ1 12.ミヤマオダマキ2 13.天王森泉公園 14.ミズキ1 15.ミズキ2 16.ミズキ3
17.ミズキ4 18.ミズキ5 19.キジの雄1 20.キジの雄2 21.キジの雄3 22.キジの雄4 23.キジの雌1 24.キジの雌2
25.キジの雄5 26.キジの雄6 27.キジの雄7 28.キジの雄8 29.ベニウツギ1 30.ベニウツギ2 31.ベニウツギ3 32.境川遊水地

 平成の終わりに"くわくわ森"を訪れた際、Yさんのお陰で、"ギンラン(2019年4月28日参照)の存在を知ったが、昨日"くわくわ森"を通過した際、大きさ/花形が異なる白花のランを見かけたので、名前を特定するため、カメラをもって出かけることにする。この行動が、思わぬ幸運を持たらすことになる。
13:44、"くわくわ森"に入り、先日"ギンラン"を見かけた場所に近づくと、花は既に萎れ掛かっており、高さ20p未満のものが数株見られのみである。階段を降り、"キンラン"が多くみられる草藪に近づくと、その少し離れた場所に、白花のランが目に留まる。ただ、No.2の写真の"ギンラン"と違って、花が茎から大きく離れて開いており、葉も"ササバギンラン"のように細くはなく、寧ろ"キンラン"の色違いに見えるが、前日のチェック結果でも、黄色の"キンラン"が色褪せたものでは無さそうである。そこで、別途ネット上で検索したところ、小林純子氏の1966年論文"キンランの白花品"がヒットする。これには、『白花のキンランを,神奈川県,藤沢市, 六合〜善行の低い丘陵地で発見した。色は純白ではなくて, やや淡黄色をおび,唇弁内面の隆起条は6〜7個で, 乙の部のみ濃い黄色であった。丈約50cm,葉は7個,花は4個で, 唇弁基部の凸出は明瞭であり, その他各部の形質は キンランと一致する。 周囲には, ナノレコユリ, ホウチヤクソウ,キンランが多く,これらに混ってなお数株のキンランの白花品がみられた。 和名を花色に因んで, シロパナキンランとしたい。』とあり、今回のものも、"シロバナキンラン"に間違いなさそうである。隣の"天王森泉公園"の裏庭に入ると、既に花々は様変わりしており、可憐な"ミヤマオダマキ(2009年6月28日参照)"が、一輪残っている。これを撮り終えふと見上げると、ミズキの白花が風に揺れている。アップで狙うと、既に半数が散り落ちており、季節の移り変りを実感する。ここを出て、"境川遊水地公園"に向かう。
 14:15、暫く田圃の傍の道を歩いて行くと、"ギャー"という鋭い鳴き声が聞こえてくる。すわ"キジ"かと、辺りを見回したものの、それらしき姿は確認できない。仕方がないので、そのまま進むと、田圃にレンズを向けている女性に出くわす。その先には、雄の"キジ"が悠然と餌を啄んでいる姿が確認でき、早速ポケデジを取り出し、その姿を追うことにする。数分経ったであろうか、カメラから目を離すと、散歩中の男性が寄ってこられる。私が"キジ"を狙っていたのが分かると、訊くでもないのに、今頃の"キジ"は悪食で美味しくないと仰る。当方は写真に収めていただけで、"キジ"を煮たり食べたりするわけではないが、この方は"鳥撃ち"の立場から仰っているようである。そうこうするうちに、雌のキジも現れる。この方によると、時節柄、既に雛鳥も生まれているかもしれないとか。私としては、銃口を美しい鳥にではなく、害獣に向けて欲しかったので、敢えて近場の"台湾リス"や茨城県の"猪被害(2019年4月9日参照)"も話題にする。この方によると、猛烈な繁殖力を有する"イノブタ"が山村に害を及ぼしているとか。長話をしたせいか、バッテリー切れを起こしたので、撮影を中止しウオーキングに切り替える。

★活動量計データ:上り階段数:200,早歩き歩数: 8,803,総歩数:11,304,歩行距離:8.9km(本年累計:707.9q),活動カロリー:792kcal,一日総消費カロリー:2,517kcal,脂肪燃焼量:40.5g) 

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