*** 2019年4月28日 くわくわ森のランと若葉 ***

1.フジ1 2.フジ2 3.フジ3 4.フジ4 5.フジ5 6.新緑の若葉1
(俣野公園)
7.シャクナゲ1
(俣野公園)
8.シャクナゲ2
(俣野公園)
9.シャクナゲ3
(俣野公園)
10.シャクナゲ4
(俣野公園)
11.新緑の若葉2
(俣野公園)
12.新緑の若葉3
(俣野公園)
13.新緑の若葉4
(俣野公園)
14.ハナミズキ1
(俣野公園)
15.ハナミズキ2
(俣野公園)
16.ハナミズキ3
(俣野公園)
17.ハナミズキ4
(俣野公園)
18.ハナミズキ5
(俣野公園)
19.ハナミズキ6
(俣野公園)
20.ハナミズキ7
(俣野公園)
21.クスノキの若葉1
(俣野公園)
22.クスノキの花芽1
(俣野公園)
23.クスノキの花芽2
(俣野公園)
24.赤のハナミズキ1
(メモリアル
グリーン)
25.赤のハナミズキ2
(メモリアル
グリーン)
26.白のハナミズキ1
(俣野公園)
27.白のハナミズキ2
(俣野公園)
28.白のハナミズキ3
(俣野公園)
29.トチノキの若葉1
(俣野公園)
30.トチノキの若葉2
(俣野公園)
31.新緑の若葉5
(くわくわ森)
32.新緑の若葉6
(くわくわ森)
33.新緑の若葉7
(くわくわ森)
34.新緑の若葉8
(くわくわ森)
35.新緑の若葉9
(くわくわ森)
36.新緑の若葉10
(くわくわ森)
37.新緑の若葉11
(くわくわ森)
38.新緑の若葉12
(くわくわ森)
39.新緑の若葉13
(くわくわ森)
40.新緑の若葉14
(くわくわ森)
41.新緑の若葉15
(くわくわ森)
42.新緑の若葉16
(くわくわ森)
43.新緑の若葉17
(くわくわ森)
44.コブシの若葉
(くわくわ森)
45.ミズキの若葉1
(くわくわ森)
46.ミズキの若葉2
(くわくわ森)
47.ツタの若葉
(くわくわ森)
48.ニワトコの若葉1
(くわくわ森)
49.ニワトコの若葉2
(くわくわ森)
50.ニワトコの若葉3
(くわくわ森)
51.キンラン1
(くわくわ森)
52.キンラン2
(くわくわ森)
53.キンラン3
(くわくわ森)
54.キンラン4
(くわくわ森)
55.キンラン5
(くわくわ森)
56.キンラン6
(くわくわ森)
57.キンラン7
(くわくわ森)
58.キンラン8
(くわくわ森)
59.キンラン9
(くわくわ森)
60.キンラン10
(くわくわ森)
61.ギンラン1
(くわくわ森)
62.ギンラン2
(くわくわ森)
63.ホウチャクソウ1
(くわくわ森)
64.ホウチャクソウ2
(くわくわ森)
65.ホウチャクソウ3
(くわくわ森)
66.ホウチャクソウ4
(天王森泉公園)
67.ホウチャクソウ5
(天王森泉公園)
68.エビネ1
(天王森泉公園)
69.エビネ2
(天王森泉公園)
70.キエビネ
(天王森泉公園)
71.ジエビネ
(天王森泉公園)
72.イカリソウ
(天王森泉公園)
73.クレマチス1
(天王森泉公園)
74.クレマチス2
(天王森泉公園)
75.クレマチス3
(天王森泉公園)
76.キショウブ1
(天王森泉公園)
77.キショウブ2
(天王森泉公園)
78.キショウブ3
(天王森泉公園)
79.キショウブ4
(天王森泉公園)
80.キショウブ5
(天王森泉公園)
81.ミヤコワスレ1
(天王森泉公園)
82.ミヤコワスレ2
(天王森泉公園)
83.フジ6
(境川遊水地)
84.フジ7
(境川遊水地)
85.フジ8
(境川遊水地)
86.フジ9
(境川遊水地)
87.フジ10
(境川遊水地)
88.フジ11
(境川遊水地)
89.フジ12
(境川遊水地)
90.フジ13
(境川遊水地)

 4月28日(日)、"くわくわ森"の"キンラン(2018年4月20日参照)"が見頃になったので、ポケデジを持って散歩に出かる。本来なら、"境川遊水地公園"をウオーキングしたのち、この森に立ち寄るのだが、今回は"キンラン"撮影を優先するため、先に訪問することにする。これが、思いがけない出会いを齎(もたら)すことになる。
 13:27、"俣野公園"に向かって歩いて行くと、集会場傍の"フジ"が満開を迎えている。近づくと、濃厚な香りが漂ってきたので、改めて、昆虫を誘引するための機能が、十分に働いていることを実感する。別途ネット上で香り成分をチェックしたところ、普段良く見かける"フジ(ノダフジ)"からは、"リナロール","ベンズアルデヒド","アセトフェニン"他140種類もの成分が検出されたとか。要するに、アルコール系と芳香族炭化水素が混在しているようである。一方、年始めから長く楽しませてくれた"ソシンロウバイ(2019年1月3日参照)"は、"シネオール"."ボルネオール","リナロール"等アルコール系が主体で、香りも上品で刺激臭も少ないようである。
 13:32、しばし道草したが、"俣野公園"に入ると、正に目に染み入るような若葉が広がっている。その下では、家族連れがテントを張り、キャンプを楽しんでいる光景が見かけられる。近くには、真っ赤な"シャクナゲ"が花開いているが、この色彩をデジカメで忠実に再現するのは至難の業である。つまり、直射日光が当たっていると、簡単に色飽和や白飛びを起こしてしまうので、日陰の花々を被写体に選ぶと共に、PCに取り込んだあと、画像ソフトを用いて色補正をする必要がある。"メモリアルグリーン(市営霊園)"入口手前まで来ると、"クスノキ"が日の光を浴びて黄緑色に輝いているが、この色の再現性は特に問題ないので、気楽にシャッターを切ることにする。更にアップで狙うと、枝の先に夥しい数のボール状の花芽を付けており、開花間近であることが分かる。次に、薄桃色の"ハナミズキ"を撮影したのち霊園に入ると、その奥に赤花の"ベニバナハナミズキ"が咲いている。霊園を出ると、白花の"ハナミズキ"もあり、種類も豊富なようである。また、日本の"ヤマボウシ(2018年5月15日参照)"に近い品種だけあって、姿形が似ていて当然ということになる。ここから、"くわくわ森"に向かう。
 13:59、"くわくわ森"の入り口に立つと、若葉が木漏れ日を受け、艶やかに浮き上がったように見える。ふと、NHK"日曜美術館"で見た光の画家"レンブラント"や"フェルメール"を思い出す。同番組では、両者の違いは、"レンブラント"がモデルにスポットライトが当たっているかの如く描いたのに対し、"フェルメール"は自然光を旨く取り入れ、モデルを立体的に見せた点にあると解説していたと記憶している。絵の対象が違った点もあるが、やはり"フェルメール"の方が、自然で好感が持てる。我に返り、森を奥に進むと、"クヌギ類"と思しき若葉が、艶やかな緑色に染まっている。これをアップで狙うと、虫食いの跡が見られ、早速生存競争が始まっていることが実感できる。更に、奥に進み"ミズキ"や"ニワトコ"の若葉を撮影したのち、"キンラン"の自生地に向けて、階段を下って行く。
 14:12、自生地に到着し、早速"キンラン"を撮影していると、この森を管理されていると思しき方々とすれ違う。軽く会釈をしてお別れしたのち、ジックリと腰を据えて、森中に点在する"キンラン"の姿を追うことにする。7分程経ったであろうか、略撮り終えたので、階段を上っていくと、先程の方々と再会する。立派な一眼レフを担げた女性の方から、「ギンランは撮りましたか?ここに咲いていますよ!」と告げられる。急いで草むらに近づくと、小さな白花が咲いているのが確認できる。この方が、親切にも周りの草を退けて下さったので、急いでシャッターを切る。私自身も、当初"ギンラン"を"キンラン"と聞き間違え、的外れな質問をしたが、改めて"ギンラン"と教えられ、その違いに納得する。つまり、名前の如く色だけでなく、背丈も大幅に異なる植物である。また、"ギンラン"の葉幅の方が広いことから、Aさんのコメント通り、"ササバギンラン"ではなく"ギンラン"そのものということになる。その後、男性の方とも、立ち話をする中で、やはり"天王森泉公園"の運営管理をされており、熱心に写真を撮っておられたのが奥様と分かる。早春の"ロウバイ"の話を持ち出したところ、人気があるので増やす計画とか。別れ際に、当方でも"天王森泉公園"や"くわくわ森"の写真を、HPに掲載している旨をお伝えしたところ、、ご丁寧にお礼を頂戴したので、私のHPの名前をお知らせする。頂いた御名刺には、天王森泉公園運営委員のYさんとあり、Aさん同様、実に植物に詳しい方のようである。これを機会に、色々教えて頂きたいものである。最後に、見頃を迎えている"エビネ"や"イカリソウ"の情報も教えて頂いたので、それらを撮影したのち、"境川遊水地公園"を経由して自宅に戻る。


★活動量計データ:上り階段数:200,早歩き歩数: 12,366,総歩数:15,162,歩行距離:11.9km(本年累計:640.4q),活動カロリー:1,001kcal,一日総消費カロリー:2,726al,脂肪燃焼量:50.3g)

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