*** 2018年9月13日 俣野公園のハギと霊園の花々 ***

1.フヨウ1 2.フヨウ2 3.フヨウ3 4.ヒマラヤスギ
の果実1
5.ヒマラヤスギ
の果実2
6.ヒマラヤスギ
の果実3
7.ポーチュラカ1 8.ポーチュラカ2 9.ポーチュラカ3 10.センニチソウ1
11.センニチソウ2 12.センニチソウ3 13.ハギ1 14.ハギ2 15.ハギ3 16.ハギ4 17.ハギ5 18.ハギ6 19.ハギ7 20.ハギ8
21.ハギ9 22.ハギ10 23.ハギ11 24.ハギ12 25.ハギ13 26.ハギ14 27.ハギ15 28.ハギ16 29.ニシキギ1 30.ニシキギ2
31.ニシキギ3 32.ニシキギ4 33.ニシキギ5 34.ハナツクバネ
ウツギ1
35.ハナツクバネ
ウツギ2
36.ハナツクバネ
ウツギ3
37.ハナツクバネ
ウツギ4
38.ハナツクバネ
ウツギ5
39.ハギ17 40.ハギ18
41.ハギ19 42.ハギ20 43.ハギ21 44.ハギ22 45.ハギ23 46.ハギ24 47.ハギ25&
ヤマトシジミ
48.バラ1 49.バラ2 50.バラ3

 9月13日(木)、俣野公園の"ハギ"が見頃となったので、ポケデジを忍ばせて周辺を散策する。日頃このコースを散歩する度に、撮影のチャンスを伺っていたのだが、連日風が強く撮影には向かなかったためである。でも待った甲斐あって、やっと本日無風状態になったので、勇んで出かけることにする。
 14:30、俣野公園の北側から園内遊歩道に入ると、ヒマラヤスギの巨木の枝に、多くの”マツカサ"が目に留まる。ただ、名前からすると杉の一種とも考えられ、”マツカサ”と呼ぶには少々抵抗があったので、一応写真名称は”・・・の果実”とする。ただ、この姿形からして、どうしてもスギの一種とは思えないので、改めてネットで検索してみると、やはり"マツ科ヒマラヤスギ属”とあり、”マツカサ”と呼んでおかしくないことが分かる。次に、手入れされた霊園花壇の花々を撮り終え園内を出ると、池の傍に、枝垂れた”ハギ”が目に留まる。前述の通り、本日は微風なので、撮影に熱中できそうである。所で、Aさんによると、”ハギ”は総称で、実際には”ヤマハギ”,”マルバハギ”,”ミヤギノハギ”等々、多くの種類があるとか。一方、ネット上の”四季の山野草"にて、”ミヤギノハギ”をチェックしてみると、 「ヤマハギや、 マルバハギ との違いは、細長い3枚の葉と、枝が枝垂れるのこと。また花がびっしりと多く付くので、園芸用として栽培されることが多い。」とあるので、正確には”ミヤギノハギ"ということになろう。余計なことを考えている間にも、”シジミチョウ"が花々を飛び交い、盛んに蜜を吸っている姿に出くわす。だが、カメラを構えた途端、飛び去ってしまう。そこで、カメラを近づけずに、暫く生態を観察したところ、一刻もじっとしていない。つまり、カメラに驚いた訳でも何でもなく、偶々蜜が無かっただけのようである。仕方がないので、この際撮影は諦め、次のチャンス到来を待つことにする。
 14:45、霊園外側の小径を伝って大通り手前まで来ると、一部の”ニシキギ(2017年12月3日参照)”が既に色付いている。嘗て洞爺湖畔にて、初めてこの紅葉(2005年10月8日,9日参照)を見かけた際、その艶やかさに圧倒された覚えがある。更に、榛名湖畔で、この近種の”コマユミ(2015年10月27日参照)”を見かけた際に、”ニシキギ”との大きな違いは、幹に翼(ヨク)がないことを認識した次第である。別途、樹木図鑑でチェックして見ると、何れも”ニシキギ科ニシキギ属”とあり、違いは品名のみである。してみると、極めて近い品種ということになり、単純に考えれば、親種に当たるのが”ニシキギ”になるのかもしれない。だが、自然界の木々をざっと眺めてみると、翼を持つ木はむしろ稀であり、親種の”コマユミ”の幹から、突然変異でコルク層の翼が生じ、これが別種の”ニシキギ”として定着したと考える方が、理にかなっているのでは無かろうか。大分道草したので、一周約1.3qの周回コースを速足で歩くことにする。
 15:21、その後2周して、”ハギ”の咲く場所に戻ってきたところ、運よく、”ヤマトシジミ”がじっくりと蜜を吸っている姿に出くわしたので、当方も気合を込めてシャッターを押す。短気を起こさず、じっとチャンス到来を待つのは、”カワセミ”撮影の際にも言えるが、大きく捉えて人生にも当て嵌まるのではなかろうか。清々しい気分で自宅に戻る。

★活動量計データ(上り階段数:0, 早歩き歩数:9,038, 総歩数:10,788, 歩行距離:8.5km(本年累計:1249.8km), 活動カロリー:789kcal, 一日総消費カロリー:2,527kcal, 脂肪燃焼量:37.5g) 

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