*** 2018年3月22日,23日 春爛漫の戸塚の花30選 ***

1.ハクモクレン1 2.ハクモクレン2 3.寒緋桜1 4.寒緋桜2 5.寒緋桜3 6.寒緋桜4 7.寒緋桜5 8.寒緋桜6 9.寒緋桜の絨毯1 10.寒緋桜の絨毯2
11.ソメイヨシノ1 12.ソメイヨシノ2 13.ソメイヨシノ3 14.ソメイヨシノ4 15.ソメイヨシノ5 16.ソメイヨシノ6 17.ソメイヨシノ7 18.ソメイヨシノ8 19.ソメイヨシノ9 20.ソメイヨシノ10
21.ヒヨドリ1 22.ヒヨドリ2 23.ヒヨドリ3 24.シナレンギョウ1 25.シナレンギョウ2 26.ボケ1 27.ボケ2 28.ボケ3 29.ボケ4 30.ボケ5
31.ハナモモ1 32.ハナモモ2 33.ハナモモ3 34.ハナモモ4 35.ハナモモ5 36.ハナモモ6 37.ハナモモ7 38.ハナモモ8 39.ハナモモ9 40.ハナモモ10
41.モモ1 42.モモ2 43.モモ3 44.モモ4 45.モモ5 46.モモ6 47.モモ7 48.モモ8 49.モモ9 50.モモ10
51.モモ11 52.モモ12 53.モモ13 54.モモ14 55.モモ15 56.モモ16 57.モモ17 58.モモ18 59.モモ19 60.モモ20
61.ナノハナ 62.いずみ桜
(あたみ桜)1
63.いずみ桜
(あたみ桜)2
64.いずみ桜
(あたみ桜)3
65.いずみ桜
(あたみ桜)4
66.いずみ桜
(あたみ桜)5
67.いずみ桜
(あたみ桜)6
68.いずみ桜
(あたみ桜)7
69.いずみ桜
(あたみ桜)8
70.いずみ桜
(あたみ桜)9
71.ベニバナ
ミツマタ1
72.ベニバナ
ミツマタ2
73.ベニバナ
ミツマタ3
74.ベニバナ
ミツマタ4
75.ベニバナ
ミツマタ5
76.ベニバナ
ミツマタ6
77.ベニバナ
ミツマタ7
78.ベニバナ
ミツマタ8
79.ユキヤナギ&
コブシ
80.ユキヤナギ
81.ニリンソウ1 82.ニリンソウ2 83.ニリンソウ3 84.ニリンソウ4 85.ヒメ
リュウキンカ1
86.ヒメ
リュウキンカ2
87.ヒメ
リュウキンカ3
88.ヒメ
リュウキンカ4
89.アミガサユリ1 90.アミガサユリ2
91.アミガサユリ3 92.アミガサユリ4 93.ミチノク
フクジュソウか1
94.ミチノク
フクジュソウか2
95.ムラサキケマン1 96.ムラサキケマン2 97.イカリソウ 98.シロバナ
ヒメリュウキンカ1
99.シロバナ
ヒメリュウキンカ2
100.シュンラン
101.コブシ1 102.コブシ2 103.コブシ3 104.コブシ4 105.コブシ5 106.コブシ6 107.コブシ7 108.コブシ8 109.コブシ9 110.コブシ10
111.ハナダイコン1 112.ハナダイコン2 113.ハナダイコン3 114.ハナダイコン4 115.クリスマス
ローズ1
116.クリスマス
ローズ2
117.アセビ 118.シデコブシ1 119.シデコブシ2 120.ウグイスカグラ1
121.ウグイスカグラ2 122.キブシ1 123.キブシ2 124.ヤブツバキ1 125.ヤブツバキ2 126.ヤブツバキ3 127.ヤブツバキ4 128.白澄
(しらすみ)
129.京唐子
(キョウカラコ)1
130.京唐子
(キョウカラコ)2

 3月22日(木)/23日(金)の両日、桜の花も綻び春爛漫の季節となったので、ポケデジを持って散歩に出かける。俣野公園に入ると、"ハクモクレン"が開花している。普段見かける"モクレン"と違って地味ではあるが、清楚で気品が感じられる。次に、"寒緋桜"の傍まで来ると、半数以上の花弁が散り落ち、辺りが花の絨毯と化している。早春の花の少ない時期に、彩りを添えてくれた花であり、正に役目を終えたかのようである。ここから、坂道を下って"戸塚の里"に向かおうとしたところ、三分咲き程度となった"ソメイヨシノ"が目に留まる。この花を順次撮影していたところ、急に鋭い鳴き声がしたかと思うと、大型の灰色の鳥が飛来し、枝を飛び交って花蜜を吸い始める。アップで狙うと、周りを威嚇するような鋭い眼光に、思わずのけ反りそうになるが、頬に褐色模様がある特徴から、"ヒヨドリ"と分かる。ただ、見かけによらず、蜜や果物を好む甘党の鳥のようで、ネット情報にも、平安の貴族が果物等を与え飼いならしたとある。ここから坂道を下って"戸塚の里"に向かうと、民家の生垣に艶やかな"レンギョウ(Aさんによると正確にはシナレンギョウ)"が咲いている。嘗て、早春のウイーン・シェーンブルン宮殿(2007年3月9日,11日参照)でも見掛けたことがあり、春を告げる花として、王侯貴族にも愛されたようである。NHKの趣味の園芸HPには、『一般にレンギョウ属の植物を総称してレンギョウと呼んでいます。しかし、レンギョウ(Forsythia suspensa)という標準和名をもった種があります。この種は中国原産で、早くから欧州へ紹介され広く普及している園芸的に重要な種です。』とあり、先程の"ハクモクレン"同様、中国から渡来した樹木のようである。次に、細道を境川に向かっていると、農家の畑に真っ赤な"ボケ"が開花している。この花は、庭木以外に盆栽などにもよく用いられ、日本中で親しまれているが、この花も平安時代に中国から渡来した帰化植物である。また、先程述べたウイーン・シェーンブルン宮殿でも見掛けたので、ヨーロッパにも伝わり、ウイーン市民にも馴染んでいるようである。なお、嘗て箱根・浅間山にて、"クサボケ(2006年5月4日参照)"を写真に収めたが、こちらは日本の固有種とのことである。少々寄り道したが、この農家の庭先から、艶やかな"ハナモモ"が顔を出している。この原種に当たる"モモ"が、中国からの渡来したのは、"ボケ"より更に古く弥生時代に遡るようだが、"ハナモモ"自体は、江戸時代に日本で鑑賞用に品種改良されたものとか。更に、この農家の裏の畑にも"モモ"の花が見られるが、オーソドックスな桃色をしているので、中国原産の採果用の品種ではなかろうか。
 14:20、"境川遊水地公園"に到着すると、車両進入禁止となっており、一部人が通れるだけである。そこで、北側の"下飯田遊水池"に入ると、グランドは泥やゴミに覆われ、係員の方が清掃作業に勤しんでいる。3月9日/10日の大雨の影響で、水門を開放した結果であろうが、これで本来の役目を果たしたことになる。ただ、サッカーグランドやテニスコートとして再使用するには、未だ数日を要しそうである。それでも、一段高い周回路を半周程したところ、東斜面に"河津桜"に似たピンクの桜が目に留まる。ただ、時期からすると、河津桜は既に葉桜の状態になっているので、どうやら別種のようである。別途、"境川遊水池公園"サイトをチェックしたところ、"いずみ桜"と判明するが、樹木図鑑には見当たらない。そこで、再度"いずみ桜"で検索したところ、何と"泉区"の小学生が名付け親で、ピンク系の"あたみ桜"を接ぎ木したものとか。通りで、図鑑に載っていないわけだが、単純に言って、町興しのために、樹木の名前を変えること自体、拙いのではなかろうか。ここから、"天王森泉公園"に向かう。
 14:36、"天王森泉公園"に辿り着くと、入口に"ミツマタ"が開花している。これまで、その蕾しか見たことがなかったが、何とも艶やかな色合いである。公園の奥に向かうと、芳香が漂ってきたので、見上げると真白な"コブシ"が開花している。同じモクレン科だけあって、先程の"ハクモクレン"に似ているが、花弁が開き垂れ下がっているのが"コブシ"、それが半分閉じているのが"ハクモクレン"というところか。"ユキヤナギ"の傍の花壇では、様々な花々が開花しており、一例を挙げると、"ニリンソウ","ヒメリュウキンカ","アミガサユリ","ミチノクフクジュソウ"他、8種類に及ぶ。一番奥の花壇には、珍しい"クリスマスローズ"が開花しているが、こちらはイギリス原産とか。何れにせよ、花の交流も、中国からの一方通行でなく、相互交流が望ましいのは言うまでもない。次に、竹林傍の"コブシ","ハナダイコン"他を撮影したが、この中で、中国からの外来種・"ハナダイコン"は、"戸塚の里"各地で見られ、猛烈なスピードで勢力を拡大しつつある。日本の植物生態系を守るためにも、何らかの対策が必要ではなかろうか。公園内の花々を撮り終え、最後に"くわくわ森"に向かう。途中の民家の脇には、同じくモクレン科の"シデコブシ"が、面白い姿を見せている。
 15:15、"くわくわ森"の階段を登りきり、散策路を南に向かうと、小さな"ウグイスカグラ"の花が目に留まる。ただ、余りにも被写体が小さく、オートフォーカス機能しかないポケデジでは、アトピンになってしまい、花弁に焦点を結べない。見苦しくて恐縮だが、花の一種として掲載するので、ご容赦頂きたい。更にこの森で"キブシ"他、三種類のツバキを撮影する。改めて、今回撮影した花を数えてみると、丁度30種と言うことになる。満ち足りた気分で、自宅に戻る。

★活動量計データ:3月22日(上り階段数:240,早歩き歩数:10,346,総歩数:13,011,歩行距離:10.2km,活動カロリー:937kcal,一日総消費カロリー:2,666kcal,脂肪燃焼量:44.8g)
         3月23日(上り階段数:180,早歩き歩数: 9,629,総歩数:12,116,歩行距離: 9.5km,活動カロリー:845kcal,一日総消費カロリー:2,577kcal,脂肪燃焼量:44.0g)

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