*** 2018年2月28日 河津桜&紅梅とエナガ ***

1.河津桜1 2.河津桜2 3.河津桜3 4.河津桜4 5.河津桜5 6.河津桜6 7.河津桜7 8.河津桜8 9.河津桜9 10.河津桜10
11.紅梅1 12.紅梅2 13.紅梅3 14.紅梅4 15.紅梅5 16.紅梅6 17.紅梅7 18.紅梅8 19.紅梅9 20.紅梅10
21.紅梅11 22.紅梅12 23.紅梅13 24.紅梅14 25.紅梅15 26.エナガ1 27.エナガ2 28.エナガ3 29.エナガ4 30.エナガ5

 2月28日(水)、今年は寒冬の影響で、ハイツの"河津桜"と"紅梅"の開花が2週間余り遅れていたが、月末になってやっと見頃になったので、春一番が吹く前に、写真に収めることにする。当初、ポケデジのみで間に合わせるつもりであったが、中々意図した写真が撮影できなかったので、昼食後、改めて一眼デジカメと望遠レンズを持って出かけることにする。なお、先程は"メジロ"には出会えなかったが、間を開けたので、今回は期待できそうである。これが、想定外の幸運をもたらすことになる。
 12:50、先ず河津桜を標準ズームで撮影する。先程ポケデジで狙った際は、被写界深度が深すぎて、バックのマンション群が写り目障りであったが、一眼デジカメでは絞り開放でシャッターを切ることで、背景をぼかし、被写体を浮き上がらせることが可能となる。一方、ポケデジの場合、広角側で1pの近接撮影が可能となるので、可憐な花がデフォルメされ、迫力満点の姿に変貌する。
 12:55、紅梅の傍まできて、徐に標準ズームで撮影後、300o望遠で枝先の紅梅を狙う。この花は、2週間前(2018年2月14日参照)に撮影したものに比べて、一重で色が濃く、開花時期も遅いことから、"紅千鳥"と考えられる。そうこうする内に、"チッチ"と鳥の鳴き声がしたので、すわ"メジロ"かと、その方向に目を遣ると、白っぽい二羽の小鳥が、戯れるかの如く枝を飛び交っている。更に、"メジロ"のように花の蜜を吸う仕草は見せず、しきりに枝をつついている。何れにしても、初めて見かける鳥であり、別途名前を特定するため、その姿を数枚撮影することにする。帰宅後、改めて画像をチェックしたところ、境川遊水地周辺で見かける"ハクセキレイ"に似ているものの、短い嘴と白い頭頂部の特徴から、どうやら"エナガ"のようである。何か得をしたような気分で、帰宅しようとしたところ、丁度向かいのマンションから出てこられた男性から、「紅梅の撮影ですか?」と、声を掛けられる。どうやら、2年前(2016年3月17日参照)に"愛鷹山"でお会いした男性の如く、私の重装備の撮影スタイルに興味を持たれたようであるが、「濃い赤で珍しいので、毎年この時期になると、撮影しています。」と返答すると、この古木を永年間近で眺めてこられた方だけあって、梅の病気やその治療にタールが有効なことにまで、話が及ぶようになる。更に、お互いの名前と専門を名乗ったことから、話が福島原発のデブリ除去方法から北方四島/竹島問題、はたまた車の振動/操縦安定性まで、実に多岐に渡るようになる。内容は省略するが、加計森友問題にも話が及び、忌憚のない意見交換ができたのは、実に有意義であったと言える。この間、時間を忘れての立ち話となったが、ふと時計に目を遣ると3時間余りも経過しており、腰回りの筋肉も悲鳴を上げてきたので、そろそろお別れすることにする。機会があれば、Wさんと再会し、新たな問題に関しても、意見交換したいものである。満ち足りた気分で、自宅に戻る。 

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