*** 2018年2月14日 境川のカワセミと吊るし雛 ***

1.紅梅1 2.紅梅2 3.紅梅3 4.紅梅4 5.紅梅5 6.紅梅6 7.紅梅7 8.紅梅8 9.紅梅9 10.紅梅10
11.境川遊水地公園
グラウンド
12.大山 13.カワセミ1 14.カワセミ2 15.カワセミ3 16.カワセミ4 17.カワセミ5 18.カワセミ6 19.カワセミ7 20.カワセミ8
21.カワセミ9 22.カワセミ10 23.カワセミ11 24.カワセミ12 25.カワセミ13 26.カワセミ14 27.カワセミ15 28.カワセミ16 29.コサギ1 30.コサギ2
31.境川遊水地
&境川
32.鷺舞橋 33.オオバン1 34.オオバン2 35.天王森泉公園
本館1
36.天王森泉公園
本館2
37.吊るし雛1 38.吊るし雛2 39.人形1 40.雛人形
41.吊るし雛3 42.吊るし雛4 43.吊るし雛5 44.人形2 45.吊るし雛6 46.吊るし雛7 47.人形3 48.人形4 49.人形5 50.人形6
51.吊るし雛8 52.マツカサ1 53.マツカサ2 54.吊るし雛9 55.吊るし柿1 56.吊るし柿2 57.吊るし柿3 58.吊るし傘 59.ヤブツバキ1 60.ヤブツバキ2

 2月14日(水)、本日バレンタインデーは、奇しくも母の誕生日でもあり、先ず近くの春日神社に長寿のお礼参りに出かける。この際、途中の俣野公園で、"カワセミ"に出会えた時に備えて、ポケデジを携帯したものの、生憎その姿(2017年12月30日参照)は見かけなかったので、一旦狙いを風景や花に切り替える。参拝を済ませ、戸塚の里へと下って行くと、畑の傍の紅梅が見頃を迎えている。更に境川に近付くと、民家の庭先にも紅梅が見られるが、品種が違うのか、三分咲き程度である。ここから、境川沿いの遊歩道を北上し、"境川遊水地公園"に向かう。何時もは、この北側グラウンドを3〜5周して戻るのだが、今回は気分を変えて、奇妙な形をした"鷺舞橋(2017年4月30日参照)"に迂回して、南側のグラウンドに向かうことにする。これが、願ってもない幸運をもたらすことになる。
 14:26、"鷺舞橋"を渡り、何時も"鳥マニア"が集まる中間点付近まで来ても、平日とあってか、人っ子一人見られない。そこで、暫く眼下の遊水池を眺めていたところ、"チッチッ"と鳥の鳴き声がしたと思うや否や、猛スピードで"カワセミ"が飛来し、幸運にも眼前のヨシの枯枝に留まる。チャンス到来と、ポケデジを取り出し25倍ズームにしてカメラを構えたものの、視角が狭まったこともあって、その姿を見失ってしまい、水中にダイブする貴重なシーンを撮り損ねる。この辺りが、ファインダーを通して被写体を追えない、ポケデジの弱点というところか。それでも、次第に慣れてきて、目でその姿を確認しつつその方向にカメラを向け、その美しい姿をものにする。この間約30分、100枚以上も撮影したが、改めて画像を眺めてみると、No.17の如く下嘴が赤いことから、雌と分かる。また、一か所に留まらず、多方向から獲物の小魚を狙っているのも確認できる。一方、No.27&28の写真左隅には、巣穴らしきものも見られるので、ここが活動の中心ということになろうか。ここから境川遊歩道を南下して、南側グラウンドに向かう。この境川沿いの遊水池を覗くと、"オオバン"が黄緑色の藻をしきりにつついている。この腐ったような藻を実際に食べているのであろうか? ここから、何時もの休憩地"天王森泉公園"を目指す。
 15:13、"天王森泉公園"に到着する。公園周辺には、"吊るし雛祭り"の幟がはためいているが、後で見学することにして、この裏庭で小休止する。数分で立ち上がり本館に入ると、座敷の中に、艶やかな"吊るし雛"が所狭しと並んでいる。その下には、可愛い人形も置かれており、まるでおとぎ話の世界に紛れ込んだようである。そこで、靴を脱いで部屋に上がり込み、廊下からもこの光景を撮影する。別途ネット上でその由来を検索してみると、吊るし雛大百科には、『"吊るし雛"が始まったのは、江戸時代といわれています。その頃、特別裕福ではない一般のお家では、雛人形はとても高価なもので、なかなか手に入らないものでした。だけど、生まれてきた子供の幸せを願う気持ちはみんな一緒。だから、お母さんやおばあちゃん、叔母さんから近所の人たちまで、みんなで少しずつ小さな人形をつくり、持ち寄って"吊し雛"が作られ始めたんです。』とある。隣の部屋には、本来の雛人形も飾られているが、板の間の隅に追いやられ、何となく肩身が狭そうに見える。雛人形と言えば、豪華な"真壁の雛祭り(2012年2月4日参照)"を思い出すが、この"吊るし雛"の由来からも、往時の真壁藩の栄華ぶりを窺い知ることができる。一階を撮り終え、二階に上がると、先ず大きな狛犬が迎えてくれる。その周りは、"マツカサ"で縁取られ、その下には"マツカサ"で作ったオブジェも見られる。同大百科には、『犬のお産が軽いことにあやかり、"子宝・安産・健康"に恵まれますように、との願いを込めて。また、子守り・厄除けにあやかれるともいわれます。』とあり、個々の飾りにも夫々意味があるようである。この美しい伝統文化を、後々の世まで伝えて欲しいものである。満ち足りた気分で、くわくわ森を経て、自宅に戻る。

★活動量計データ(上り階段数:370,早歩き歩数:11,325,総歩数:13,741,歩行距離:10.8km,活動カロリー:933kcal,一日総消費カロリー:2,662kcal,脂肪燃焼量:46.0g)

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