*** 2017年12月30日 戸塚の花とカワセミ ***

1.ミツマタ1 2.ミツマタ2 3.ロウバイ1 4.ロウバイ2 5.カワセミの雄1 6.カワセミの雄2

  12月30日(土)、絶好の散歩日和となったので、ポケデジを忍ばせて"俣野公園"に出かける。最近この公園を散歩中に、カメラを持参しない日に限って、"カワセミ"を見かけるようになったので、今回はその時に対応するためである。昨日も、日没後の薄暗闇の中、池の石垣から小魚を狙う"カワセミ"を見かけ、強引にシャッターを切ったものの、やはりぶれてしまったので、今回がリベンジとなる。何れにせよ、この公園で"カワセミ"を狙うのは、6年8箇月ぶり(2011年4月10日参照)である。
 13:40、先ず"カワセミ"が飛来する俣野公園の池を覗いてみたが、その姿は全く確認できない。だが、ここでじっと待っていて埒が明かないので、一旦坂を下って"境川遊水地公園"までウオーキングに出かけ、帰りに再度立ち寄ることにする。20分程で"境川遊水地公園"に到着すると、年末とあって、ゲートは閉じられており、私のウーキングコースである野球場やテニスコートも侵入禁止である。仕方がないので、"天王森泉公園本館"に回ると、こちらも同様の状態である。そこで、Uターンして俣野公園に戻ろうとしたところ、生垣の一角に、"ミツマタ"の蕾が目に留まる。小さな蜂の巣がぶら下がったような、実にユニーク姿を撮影し、"くわくわ森"の階段を登って行くと、東側入口付近から芳香が漂ってくる。近付くと、何と"ロウバイ"が開花している。嘗てウイーンで見かけた"レンギョウ(2007年3月9日参照)"の如く、"春を告げる花"とばかり思っていたが、意外や"真冬に咲く花"のようである。ここから、再度"カワセミ"を狙うため、"俣野公園"に向かう。
 14:20、池の傍まで戻ってきたものの、やはり"カワセミ"の姿は見かけられない。そこで池の周りのベンチに腰掛け、小休止していたところ、目の前を猛スピードで何かが横切ったようである。すわ"カワセミ"かと立ち上がり、その姿を追ったところ、幸運にも、池端の石垣に留まる"カワセミ"が確認できる。だが、カメラを構え途端、何処かへ飛び去ってしまった模様で、結局その姿を見失ってしまう。一方、これまでの観察からして、"カワセミ"は縄張りの水場を順次周回しており、ここで待っていると、何時かは戻ってくると考えられる。これで、"舞岡公園"の"鳥マニア"の行動が、やっと理解できるようになったが、体が冷えてきたので、一周約1.5qの公園内を散策することにする。
 15:08、園内を三周したところで、やっと"カワセミ"に巡り合う。また、この時間帯なら光量も十分あり、ブレのない写真を撮れそうである。ここで、何とか2ショットを物にしたので、そろそろ帰宅しようかと思っていたところ、池面をしきりに覗き込んでいる女性と行き交う。余りにも熱心なので、「"カワセミ"をお探しですか?」と声を掛けたところ、『"カワセミとは何ですか?』と逆質問される。私が「雀くらいの大きさの美しい鳥です。」と、撮ったばかりの画像を見せると、『きれいな鳥ですね!』と仰る。どうやら、"カワセミ"の名前自体、御存知なかった方のようである。更に、『前回来たときは、いっぱい見掛けたのですが!』と仰ったので、どうやら以前多く居た"鯉"をお探しだった模様である。私も改めて池面を眺めてみたが、一匹の鯉も確認できなかったので、先月の池浚いの際に、何処かに移されてしまったようである。つまり、"カワセミ"が好む小魚だけが、残されたとも言えようか。満ち足りた気分で、自宅に戻る。

★活動量計データ(上り階段数:120,早歩き歩数:11,014,総歩数:12,647,歩行距離:9.9km,活動カロリー:970kcal,一日総消費カロリー:2,699kcal,脂肪燃焼量:42.8g)

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