K's Fishing Blog

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2023/05/02
ウィリー五目 久里浜港 五郎丸
5月2日(火)、定宿、久里浜港の五郎丸からウィリー五目に出撃してきました。

GW初日の土曜日から南西風強めで、船は出たそうですが、帰り際はかなり悪くなったとのこと。翌日、日曜日は寒冷前線通過による南西大シケ。最近この季節特有の変わりやすいお天気で低気圧が短い周期でやってきますが、案外一日で完結してくれるので、その前日や翌日は海が直ることが多いので助かっている感じでしょうか。月曜から海が直ってくれて、GW中盤はお天気比較的安定して、また終盤の土日にかけて低気圧の影響を受けそうな予報となっています。水曜はナギ予報ですが日中から南っ気に変わりそうなので、火曜日、北風強そうな予報ですが、先週土曜日、今季初ハナダイが出たそうなので、ダメモトでシャクってきましょう。



いつもの時間に単独到着すると本船お客様8名で右舷ミヨシから私、常連Wさん、お一人挟んでトモにお久し振りにご一緒するNさんの4名。左舷ミヨシに常連Mさん、以降3名で左舷も4名。お隣マダイ船は6時に出船済み。そのお隣アカムツ船は5名様かな?本日はGW合間の平日ですが、通しでお休みの方も多いであろう中、そんなに混雑することも無く全船イイ感じの人数で埋まっています。予想天気図は見てきましたが、そんなに北風強く吹きそうでもないように見えたんですけど、予報では朝から強めで日中さらに強まるそうです。どうせ強いなら南西より北の方がマシですからね。



7時前に出船して、港前でスパンカを揚げること成り行き定刻7時を迎えていざ発進。東電防波堤を通過して南下すること約10分で減速。位置取りが決まると7時18分、第1投。北北東の風やや強く体感で10mくらい。空は快晴で水色がナント、先週航路下では澄んだ水になったと聞きましたが、こっちまでスケスケの潮。水深34m前後で指示ダナ3〜9m。大潮前の中潮最後で朝イチ下げ潮で9時25分頃干潮を迎えて、その後は帰りまで上げ潮の予報。船はドタバタしますが釣りは大丈夫。1回周り直して水深同じ。下げ潮速めで1往復かできて2往復。船中アジがポツポツ上がり始めましたが、潮ケツのこっちはナンモ無し。



やっと1尾顔見ただけで、フグのちょっかいが多くて入れる度に一瞬で餌が無くなります。ちなみにこっちはイカタンとオオキアミの仕掛で、剣崎沖に行ったらウィリーに変える予定。アタリは判らなかったんですが、シャクったらドスっときて、これが重たいのなんの。ウマヅラ引っ掛けちゃったか!?ようやく浮かしてスケスケの海面に浮上したのは良型のマトウダイ。海面の流れ速く針ハズレ!まだ浮いているのでお隣Wさんに救って頂きギリギリ間に合いました。どうもありがとうございます!枝針に食ったベラに奪食いしていました。とりあえずおかずゲット!



いい人はなかなかのペースでアジを上げておられますが、潮ケツのせいかアジのアタリが遠くフグばっかり。1時間ほどやったところ、東寄りに移動してここは水深23mくらい。下げ潮は止まり気味。ここもアタるのフグばっかでショウサイとコモンの2種。すぐ近くで一郎丸のフグ船が操業中ですもん。フグ多いんでしょう。スゴイ人数乗ってますね。片舷11人ですか?カットウだからいいようなもんですが、吹き流しの仕掛じゃオマツリ騒ぎで釣りにならないでしょう。あと一ヶ月くらいするとフグも抱卵して、白子祭りの季節ですね。以前少しやりましたが、乗合だとこの混雑がイヤでねぇ。アジのタナ10mと高いそうなので、やってみたらすぐアタってコレが小振りのカワハギ。



結局、いい人でマトモサイズのアジ10匹くらい上がったのかな?自分はナント1尾のみで撃沈。まずまずのマトウが上がったので良しとしましょう。帰りにまたここに寄ったら、上げ潮なので多少は期待できるかもしれません。9時10分、回収指示でちょっと早いなと思いましたが、剣崎沖に移動。ほぼ真南に走って実質25分で減速。徐行しながら位置取りが決まると9時40分、ハナダイの部の開始。水深61mくらいでこちらは下げ潮トロトロで再びトモの潮。早々になんかアタったと思ったらミニハチビキ。唐揚げにすると旨いのでキープ。一流し目で4尾釣れてこれで一杯飲めますわ。



9時50分、左舷のMさんにナント小振りですがハナダイが上がって、ちょっとギアが上がりましたがアタリナンモ出ず。10時半、回収指示で流し換え。反応出ていないのかな?船流しているいるようですね。場所的には松輪瀬のマダイ船団の南西方向。勝山方向に向かって背になっているので、あそこで水深40m前後、ここで60m超といったところ。もう少し南下して80m超でアマダイ、100m超でイカの場所かな?10時40分頃から予報が当たって北風ビュービュー吹いてきて体感で13m超。(東京で18mを記録した模様)急激に海がぶっ壊れ始めて、揺れはさらに激しく、シャクリ終りの竿先がトップに来た時点で船が下がると道糸がフケてしまう程。



風強いわ船揺れるわナンモアタンないわで修行モード炸裂。ハチビキもアタんなくなっちゃったし。Mさんのハナダイ以外は、お隣Wさんにマトウが上がった程度。Mさんのハナダイはいったいなんだだったんだ!?というほど生体反応皆無で魚の気配ゼロ。11時半回って昼飯食ってたら回収指示となりハナダイは諦め。北上して東電前に戻るようです。風波に向かって走るので船叩いてスゴイ海。途中、久し振りに身体が宙に浮きました。3回ほどケツを強打して打撲状態。(コレ書いてる今、けっこう痛い!)一歩間違えると尾てい骨折れますよ。おかげで行きより10分程多く費やしてようやく東電前に戻って減速。



最初上から18〜11mの指示で開始するもアタリ出ず。この水じゃメバルも食いそうになし。回り直して水深24mで底から3〜9m。上げ潮流れていい感じではあります。もう1回周り直して13時10分、ようやくアジのアタリを捉えると、その後、ほぼ入れアタリとなり途中4尾ほどバレはありましたが、正味30分で11尾確保。半分は30cm超のまともサイズ。13時40分を回ると急にアタリが遠くなり、魚抜けちゃったか?13時50分、ラスト10分コールとなるもアタリ出ないまま、もう1回入れましたがダメなんでお片付け開始。一応ツ抜けしたので朝のリベンジはナントか成功か!?



【本日の釣果】
マトウダイ1枚(40cm)、カワハギ1枚(20.5cm)、マアジ12尾(36〜18cm、小振りは3尾のみで半数は30cm超)、ミニハチビキ4尾、以上。ベラ、ミニカサゴ、ミニメバル、ショウサイフグ、コモンフグは放流。



マトウダイの胃袋の茹でポン。マトウは良質のキモと胃袋が採れましたので、まずは胃袋を茹でポンで賞味。お味の方は淡白でクセは無く、コリコリした食感が楽しめます。



アジのヅケ丼。翌朝はお約束のコレ。あ〜よかったよ〜!最後の30分アタってくれたおかげで無事にヅケ丼にありつけました。この季節になると基本子持ちですが、案外脂乗ってて旨いんですよ。味噌汁はアジのあら出汁でコレも脂浮いてて甘みがあって美味しいです。



カワハギの刺し身。夏に向けて産卵を控え、食味は落ちてくる時期ですが、小振りだったのが奏功したか、臭みも水っぽさも無く思いの外美味しかったです。キモは流石に縮んできて色も良くなかったので廃棄。



アジのマリネ。アジを生のまま刺し身や寿司以外で食べるにはカルパッチョやマリネが定番。アジの身をぶつ切りにして塩〆してから一回真水で洗い流すのがポイント。味付けは塩、コショウとライムの絞り汁、隠し味で醤油少々。青みはお好みの香草でいいのですが、ケッパーは必須と言っていいでしょう。コレで味が締まります。



アジ出汁の蕎麦。アジが釣れるとこれができるのがウレシイです。汁を啜ってあ〜っ!いつもの味出てます。具は先週のシロムツの掻き揚げの残り。



マトウダイの刺し身。血抜きも上手くできていてキレイな身なんですが、旬が外れているせいでしょうか、やや水っぽさを感じますし、身質も冬場よりは締まりが無い感じ。不味くは無いんですけど美味しいヤツを知っているのでレベルは下がります。冬場は美味しくて夏場に向けて味が落ちる魚、ウマヅラとかホウボウも同じ傾向だと思います。



アジフライ。大きい方から3匹をフライにしました。アジといえば定番料理ですからね、ハズれることはありません。また朝飯用に何枚か残してあります。



マトウダイのヅケ茶漬け。刺身の時は身質が云々言ってましたけど、ヅケちゃえば文句無しですわ。出汁はマトウの頭、あら、カワハギのあら出汁のブレンド。脂はそんなにありませんが、出汁が冷蔵庫でブルブルに凝固していました。昨夜から娘が泊まりで遊びに来ていましたが、お肌にも良さそうですよね。



アジフライサンド。フライを残しておいて後日サンドイッチは我が家の定番。朝から多そうに見えますが、ペロっと平らげちゃいました。大きい方から3匹フライにしたら、けっこう量があってまだ残っているようなので、つまみにカツ閉じにでもしますかね。



ハチビキの唐揚げ。今回は頭付きで唐揚げ。頭や骨までサクッと揚がるように網に載せて冷蔵庫で4日間放置して水分抜き。やっぱり干すと一度揚げでカラッと仕上がります。頭も骨も無理なくいけました。



マトウダイのキモ煮。立派なキモが入っていましたので煮付けにして賞味。今まで釣ったマトウの中でキモの大きさは最大じゃないかと思います。数値が気になるところですが、カワハギのキモのような脂はありませんし、ややあっさりした味わいでペロっと平らげちゃいました。



アジのカツ閉じ。アジフライがまだ余っていたので玉子で閉じて所謂カツ閉じでおつまみ。日が経っちゃっているので揚げたて程美味しくはないですが、まぁまぁつまみにはなるって感じですね。



アジ出汁の蕎麦。今週2回目となります。今回の掻き揚げは定番生協の冷凍もの。コレ主食にしてもいいくらい好きだし旨いです。何十回食べてもまったく飽きません。残りのアジは南蛮漬けになっていて、その分の出汁もけっこうあるのでもう1回はできそうです。



アジの南蛮漬け。30cm級のアジが2匹残っていたので、揚げ物ついでに唐揚げにして南蛮漬けにしました。こうすればすぐに食べなくても日持ちしますし、食べたいときに少量づつ食べられるので便利。今回はまさしく正統派の南蛮漬け、漬けダレは麺つゆと酢、合わせる具は玉ネギと鷹の爪が鉄板。南蛮漬けというと小アジを使うイメージがあると思いますが、デカめのアジでも切り身にすれば美味しく食べられます。

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