ゲームロッド4本、ちょっと苦労して再編成
市販のロッドを改造することは普段あまりやらないのですが、このところ幾つか課題が出てきたので、GWを利用して思い切って改造してみることにしました。
■課題1
『極鋭ゲーム テク 180』をマルイカ釣りに使用する際、以前からもうちょっと短い方がいいなぁと思っていたのですが、ある日、久比里のマルイカ釣行の時にお会いした釣り人が、同じ竿を160cmくらいに詰めて使って居られるのを見て、なるほど!やればできそうだな・・・ということに。ただし、その方は長さを詰めて、元のバットに再接着していたのですが、課題2と合わせ技で解決すべく、長さを詰めるのと同時に『極鋭ゲーム
センサー 165』の着脱式バットを共用しよう!と考えた。
■課題2
昨年、『アルバトロス フラフラ 180』のLとMLを2本購入し、LTアジやイサキ釣りで活躍したのは良いのですが、この竿、何度か使用しているうちにバット部のメッキ部品がボロボロに腐食してしまう不具合があり、実釣には差し支え無いとは言ってもあまりに状態が酷いので、なんとかできないものか?と・・・。で、思いついたのが、課題1との合わせ技で1本は切断した『極鋭ゲーム テク 180』のバットに繋いでしまって、もう1本は『極鋭ゲーム センサー 165』の着脱式バットを共用しよう!と考えた。
そして再編成した結果が以下の写真です。
A:『極鋭ゲーム センサー 165』の着脱式バットです。改造はしてません。
B:『極鋭ゲーム センサー 165』のブランクです。こちらも改造はしてません。
C:『極鋭ゲーム テク 180』のブランクとバットを切断し、繋ぎ代を計算し全長160cmとなるよう詰めた後、Aのバットと着脱可能なように加工しました。着脱式にするためには緩い逆テーパーを付けなければならないため、ちょっと苦労しましたが、なんとか上手く行きました。
D:『アルバトロス フラフラ 180L』のブランクとバットを切断し、Aのバットと着脱可能なように加工しました。こちらは径がまったく合わなかったので、ブランク側に糸を巻いて太さを稼いだ後、エポキシ塗りと研磨を何度か繰り返し、上手いことピッタリはまるように加工しましたが、今回一番苦労した箇所です。先竿との接続はオリジナルの状態からいじってません。
E:切断した『極鋭ゲーム テク 180』のバットと切断した『アルバトロス フラフラ 180ML』の元竿を接着しました。バット側の内径をやや削ってグラつき無くはまりましたので、ほぼそのままで接着できました。
F:『アルバトロス フラフラ 180ML』の先竿です。こちらは改造はしてません。
以上、何とか思惑通りに再編成が完了し、残った『アルバトロス フラフラ 180』のバット部2本は廃棄処分です。これで心置きなくLTアジ、イサキ、マルイカなどに使えそうでスッキリしました。