驚愕の事実!超イイカゲンなビシの重さ
先日、部屋に溢れる釣り道具を整理していたところ、ヤマシタの『クリーンビシアミ80号』とデュエルの『アンドンビシ関東型80号』を両手に持った瞬間、なんか変だなぁ、同じ号数なのに重さぜんぜん違うんじゃない?ってことで、ひょんなきっかけから、自前のビシ類、すべて重さを量って検証してみることにしました。その結果が以下の表です。ホントヒマだよね〜!(笑)
標準(1号=3.75g) | フジワラ | サニー | ミサキ | ヤマシタ | デュエル | ダイワ |
30号 | パカットビシM | ライトビシ | ||||
113g | 124g(約33号) | 128g(約34号) | ||||
35号 | サニーライトFL | |||||
131g | 144g(約38号) | |||||
40号 | スカリー | サニーライトFL | アンドンビシ極小目 | ライトビシ | ||
150g | 154g | 158g(約42号) | 196g(約52号) | 174g(約46号) | ||
50号 | スカリー | |||||
188g | 192g | |||||
60号 | スカリー | サニービシFL | アンドンビシ極小目 | |||
225g | 232g | 260g(約69号) | 282g(約75号) | |||
80号 | スカリー | サニービシL | クリーンビシアミ | アンドンビシ関東型 | ステンジェットビシL | |
300g | 304g | 334g(約89号) | 370g(約99号) | 290g(約77号) | 378g(約101号) | |
100号 | スカリー | |||||
375g | 378g | |||||
120号 | スカリー | |||||
450g | 452g | |||||
130号 | 横目ビシFR | クリーンビシM | ||||
488g | 536g(約143号) | 484g(約129号) | ||||
150号 | スカリー | |||||
563g | 568g |
注)すべて現物をデジタル計量器で実測しましたが、新品と中古が混在しています。また、同じ製品でも固体によって多少のバラツキがあるかもしれませんので、その点ご了承ください。
1号=3.75g換算で考えると、一番左の列が各号数毎の正確な重量となります。(値は小数点以下第1位を四捨五入)これを見るとスカリーはさすがに網やプラカゴが無いので、せいぜい+2〜7gとスナップを接続する金具分程度の誤差で、かなり正確であることが分かりますが、他のビシカゴ類のイイカゲンなことったら無いですね。最初に違和感を覚えたヤマシタの『クリーンビシアミ80号』とデュエルの『アンドンビシ関東型80号』に至っては370g対290g、その差80gですよ!80gって言うとオモリ21号相当!しかも80号の標準が300gであるのに対し、290gって言うのは足りてないじゃん!ナマリ節約してコスト削減か!他、目立ったところでは、ミサキの『アンドンビシ極小目40号』は50号超、『アンドンビシ極小目60号』はナント75号、『クリーンビシアミ80号』と『ステンジェットビシL80号』はワンランク上の100号相当、同じ130号でも『横目ビシFR130号』はかなり重めで、逆に『クリーンビシM130号』は若干足りてません。全体的には標準より重めの傾向ですが、中には足りてないものもあるとうのが現実のようです。実釣では普通のオモリよりプラビシの方が潮の抵抗を受け易いですし、形状によって落下速度やシャクった時の抵抗が変わります。よって、「実重量」=「実使用で感じる重さ」とは限らず、何が良くて何が悪いという話ではありませんが、ビシカゴ類の号数表示と実重量のバラツキがこれほどあるのか!という事実を再認識した次第であります。