アルファタックル Gメダリスト キス 180M
アルファタックル KAMIWAZA 175
アルファタックル プロファイター アジ 200
アルファタックル エアボーンスティック タチ 220F
アルファタックル アルバトロス フラフラ 180L/ML
アルファタックル ブルークォーター ホワイトスピーダー 300
アルファタックル ショートブレード 202
アルファタックル ショートブレード 2000
アルファタックル NEW 海人マルイカ180M
ダイワ ディーオ 100−180
ダイワ ファイアバロン 30−240
ダイワ ファイアバロン 120−210
ダイワ ファイアデューク 310M
ダイワ 極鋭ゲーム180テク
ダイワ 極鋭ゲーム165センサー
ダイワ リーディング−X ネライ 210M
ダイワ A−グリップ ネライ 210
ダイワ A−グリップ サソイ 180SS/180S/180
ダイワ リーディング−XA82
ダイワ リーディング82 225−MH
ダイワ リーディング−XF メバル 300U
ダイワ メタリアゲーム64 190
ダイワ 青龍竿 300U
ダイワ リーディング−X マダイ 300
ダイワ 手持ちヒラメV 295
ダイワ リーディング−XL ヤリイカ 195
KT関東 浅場マルイカ240 (サンスイオリジナル)
KT関東 実践カワハギ180硬調 (サンスイオリジナル)
MISAKI マニアスティック鯵スペシャル160
サクラ 夜メバル竿 2.4m硬
シマノ ベイゲーム TYPET コチ・スズキ 210
シマノ ベイゲーム TYPET メバル 300
シマノ ライトゲーム64 190U
ティファ VIRGIN FISH LEATHER JACKET SLACK 210
市販竿
アルファタックル Gメダリスト キス 180M
シロギス釣り入門の年、すぐに自作和竿の製作に着手しましたが、完成するまでの間、この竿をメインで使用していました。ペンシルホールドで持つにはこのように竿尻の短い竿が扱い易いのですが、船縁の穴に立てた時に不安定なのが唯一の難。手元側はスピニングリール用の大口径ガイドのため、糸拠れが軽減され実釣では良好でした。(最近、シロギス竿はこのようなガイドスペックが主流になりましたね。)確か穂先はカーボン製で感度も良く、大変使い易い調子ですが、一度、仕掛け投入時に穂先を折ってしまい、交換で9千円掛かったのが痛かったです。2007年夏、当時高校2年生の長男と久し振りにシロギス釣りに出掛け、この竿を使わせたら1束釣ってしまいました。その日は2人で224尾も持ち帰ってしまい、後の処理がチョー大変だったことを憶えています。『Gメダリスト』シリーズはだいぶ前に廃盤になりましたが、後継の『海人』、『夢人』シリーズに血は受け継がれている感じがします。
アルファタックル KAMIWAZA 175
この竿は特に何用とは書いてありませんが、例えるなら粘りのあるカワハギ竿と言ったところでしょうか。息子が小学生の頃、カワハギ釣りはこの竿に『BIOCRAFT400』の組み合わせでやらせていました。ブランク全体がソリッド素材のため、長さの割にちょっと重量を感じますが、リールをつけた時のバランスはそう悪くもないです。全体に張りが強めですが、手前から穂持ちまで均等に曲がり、粘り強くパワーのある調子。カワハギを始めオモリ5、60号のマルイカでも大丈夫。一時流行ったクロアナゴでも使用しましたが、パワーはまったく問題無し。ガイドが古いシリーズで垂直に立っているため糸絡みが多いのが難。暇な時にガイド全部交換しようと思いましたが、剥がすのが面倒・・・などと言っていたら、あるマルイカ釣りの帰り、雨の夫婦橋でスッテンコロリンとコケてしまい、手前のガイドが地面に叩き付けられて破損してしまいました。一緒に束ねていた『極鋭』が無傷だったのが不幸中の幸いでした。その後、修理保留のまま眠っています。
アルファタックル プロファイター アジ 200
海悪の日でもアジがバレ難そうな調子を求めて購入したのですが、コマセが振り難く巻き上げも重たく、翌日腕が上がらなくなった辛い竿。と言いますのも、初使用当日は水深が深く流れも速かったので、この竿で手持ちは正直堪えました。最近はこういうムーチング調子がビシ竿の主流のようですが、手持ち派の私としては一回使ったきり手にすることは無くなりました。この竿はやっぱり置き竿用と言いますか、キーパーに掛けっ放しでのんびり釣るような場合には良いかもしれません。こういう調子ならむしろワラサやイナダにも使えそう?ということで、現在は釣友のS大さんの手に渡りました。その後の報告によると、走水のアジ釣りに使用して爆釣、自己記録を更新してきたそうです。日の目を見ることができて良かったです。
アルファタックル エアボーンスティック タチ 220F
アマダイ釣りを始めた当初から『ファイアバロン 30−240』を愛用しており、特に不満は無かったのですが、ガイドコンセプトも少々古いし、正直言って使い飽きた感じがあって、そろそろ最新鋭の細くて軽い竿でも手に入れようかな?と今年(2008年)の秋頃から気長にメーカーHPや釣具店を物色していました。私が思うアマダイ竿の条件としては・・・@先調子のソリッド穂先で外道の細かいアタリもよく取れる、A全長2.1〜2.4mで誘いのストロークが大きく取れる、B色々な誘いパターンを多用するため、通常操作時に必要以上に曲がり込むこと無く、仕掛けが追従してくるシャキッと骨のある調子、Cいざ魚を掛けると柔軟に胴で受け、大物が暴れても怖くない竿?(笑)実際に釣具店回りをして、『極鋭ギア』や『リーディング−X
リアル』、『バイオインパクト タチウオ』など、目新しいところを実際に触ってみたのですが、なかなかイメージ通りの竿が見つかりませんでした。急ぐ訳ではないし、まぁいいか!と諦めかけていたところ、アルファタックルのHPで『エアボーンスティック』シリーズというのを発見。
『エアボーンスティック』とは、グラスソリッドトップとカーボンチューブラーボディーを継目無しで形成。従来ソリッドジョイントの1.5倍の強度を実現した『エアボーンX33ブランク』を採用。チューブラーにもソリッドにもジョイント素材にも成し得ない低弾性グラスの比類なき先調子、カーボンチューブラーの軽さ、継目無しワンピースの強度の3要素を併せ持つ・・・とのことで、コンセプト的にはこういうの好きだなぁ。と、早速、会社の近所の釣具店を覗いてみたら、たまたま『タチ
200F』(タチウオ用)があったので、箱から出して80号を背負わせてみたところ、なかなかシャープで切れがあり、今時のD社やS社の竿と比べると路線的には一線を画す調子。穂先も柔らか過ぎず硬過ぎずの先調子で、基本的に気に入ったのですが、アマダイだったらやっぱり『220F』(2.2m)だと思い、後日、渋谷のサンスイに出掛けてみたら、流石サンスイ!ありましたよ現物が!電動リール装着してオモリ80号背負わせてもらったら、これがビンゴ!イメージピッタンコ。D社の竿より元の価格が全然安い上に30%OFFとのことでラッキー!速攻で購入しちゃいました。バットは別売のALB(ALPHA
LIGHT BUTT SYSTEM)で、ショートタイプ(41cm)とロングタイプ(50cm)にそれぞれノーマルとトリガーの計4種類があるのですが、ちょっと冒険でロングのトリガータイプを選択。ダメだったら削って調整するかノーマルタイプに買い換えようと思いましたが、その後の使用ではまったく問題無し。オモリ負荷60〜100号、重量89g(ブランク部)、134g(バット部)、このお値段にして見事なダイヤモンドブレーディングが施されており、仕上げも大変綺麗です。
・・・で、2008年12月3日、アマダイ釣りで初使用。釣りを続けること3時間余り、ふと気が付くと穂先の曲がりが何だか変。置き竿にしてよく見てみると先端から3節目が捻じれて右に倒れてしまい、その部分の曲がりがヘの時気味。普通に使っていただけなのに、ソリッドが捻れてグラス繊維が内部で裂けてしまったようだ。分かりやすく例えると、濡れた割り箸をグシャっと捻って、折れ切らないけど元にも戻らない状態。参ったね〜、初使用で普通に釣りしててコレかぁ。何とか一日持ちそうだけど、オモリを取る時に竿を立てるとその箇所がほぼ直角に曲がってしまい、何時ボッキリ折れてもおかしくない状態。せっかく軽くて感度も良くて調子も良い竿なのに残念無念。早速、釣具店に持って行って修理依頼。そして後日・・・メーカーさんから同じ物を3本持って来てもらって、実際にお店で負荷を掛けてみて、一番出来が良さそうな1本をキープしてあるので、取りに来てください。折れた品物は、最初からガイドの着き方がネジレ気味だったそうで、とりあえず新しいモノを使ってみてくださいとのこと。最初、穂先部のガイドの個数や配置場所など設計上の欠陥があるのかと思いましたが、交換してもらった新品を持ち帰り、道糸を通して荷重を掛けてみると、道糸がブランクに触れるようなことも無く、どうやら設計不良ということでは無さそうです。この一件、別の言い方をすれば、出荷時の検査は合格していても個体差があって、このようなハズレ製品もあるってことですね。その後、けっこう使ってますが、問題は発生しておらず、強いて問題と言えば、デカイの食わせた時に限って途中でハズレるってことですか。(笑)
アルファタックル アルバトロス フラフラ 180L/ML
L(錘負荷10〜40号)、ML(15〜60号)、M(20〜80号)の3アクション、各1.8m、2.1mの計6アイテムで構成されるシリーズです。この竿、釣具店で一目惚れして、そのうち購入しようなんてのんきなこと言ってたら、ぜんぜん無くなっちゃって、いつの間にか私の行動範囲には在庫無し。もしやと思いネットで探したらあるじゃないの!普段、竿はネットで購入しないのですが、もともと某社の竿に比べてリーズナブルな上、けっこう値引きになっていたので、思わず180のMLとLをセットで大人買いしてしまいました。MLは60号イサキ用、Lは40号アジ用を想定、他、アオリやエギスミイカなんかにも良さそう。某社の竿と違ってガイドがちゃんと一直線に付いてるし、塗装も綺麗、ダイヤモンドブレーディングまで施されてこのお値段!変則2ピースを採用し、アクションと携行性を両立しているのが電車派には嬉しい。当社は以前からライトゲーム竿に力を入れていたが、この竿はその集大成と言っても過言では無いかもしれません。(ちょっと褒め過ぎか!?笑)
で、実際、MLに60号下げてシャクった感じはバッチリ!Lは40号のLTアジで使いましたがベストフィット。最近のライトゲームロッドにありがちな、ただ軟らかいだけの竿と違って、コマセを振り切るシャキっとしたキレと魚の引きに追従してじんわり曲がり込む反発し過ぎない調子が秀逸。食い渋りアジの微妙な前アタリや仕掛けの周りに群れるイサキの気配、一瞬銜えてすぐに吐き出された金属的な振動も手に取るように分かる抜群の感度。GSS素材と中弾性カーボンの特性でしょうか。ちょっとかったるいかもしれませんが、コマセシャクリだったらMLに80号、Lに60号とワンランク上のビシを背負わせても面白いかもしれません。その後、知人がネットで注文したらしいのですが、180Lはメーカ側で生産中止になったそうで、今となっては手に入らないそうです。何か欠陥でもあったのかと疑いたくなりますが・・・。
その後、180Lを愛用中の釣友Iさんから良くない知らせが・・・。バッド部の装飾リング等のメッキ部品の表面がボロボロと剥げて来て、メーカーに修理依頼したとのこと。その時点では、まだ私の竿は大丈夫だったのですが、その後、2度、3度と使用しているうちにやはり同じ現象が・・・。言われたとおり、バッド部のリングのメッキが腐食したように浮き上がって来て、爪で擦ると簡単に剥がれるほどボロボロ状態。こりゃ酷いな。当然ながらMLとL両方とも同じ現象。もしやと思い『エアボーンスティックタチ』で使用しているALBの別売バッドも確認すると、これも該当箇所は少ないながら同様の現象を確認。その後、知人から聞いた話、修理依頼で、新品のバッドに交換となったそうですが、改善されていないのであれば、時間の問題で同じ現象が再発するだろうとのこと。実釣に影響は無いので、釣り竿の機能として致命的ではありませんが、他のユーザも同じ現象が発生していると聞きますし、こうなると明らかに部品の欠陥です。メーカーさんは認識しているのだろうか?数が相当出回っているはずなので、製品を改善して無償交換などの対応は非現実的だと思いますし、苦しいところでしょうが、誠意ある対応をお願いしたいですね。調子が良く気に入っているだけに非常に残念です。この件はシリーズ共通の現象で、同じ製法を採っている他の製品にも共通性がありそうですが、180Lの生産中止とは直接関係無さそうです。尚、ガイドそのものは富士工業製の実績のある製品であり、まったく問題ありませんので、誤解の無きよう。
その後、バッド部メッキ部品の腐食は時間が経つに連れて酷い状態に。使用後、水洗いして部屋で保管しているだけにも関わらず腐食が進行してしまいます。いくら実釣に直接的な影響が無いとは言っても、見た目悪いわ、粉吹くわで何とかしたくなりました。で、結局、2010年のGWに思い切ってD社『極鋭』とバット部を共用できるよう大改造。(詳しい内容はコチラから。)個人的にはコレでスッキリしましたが、ご購入された他の皆様に共通的に可能な対処方法ではありませんので悪しからず。
アルファタックル ブルークォーター ホワイトスピーダー 300
以前、カーボン製の細身のマダイ竿に憧れて、『リーディングXマダイ300』を購入して以来、数年間使用していたのですが、やっぱり所詮カーボン竿なんですよね。魚を掛けてからのパワーや粘り腰などは特に問題無かったのですが、置き竿で狙うのが主流のコマセマダイ、波がある日はどうしても跳ね過ぎてしまって具合がよろしくない!仕方無く手持ちで釣っても、これが食わないんです。(笑)マダイ釣りはあまりやらないと言いながら、結果的には色々な竿を購入してしまっていますが、この期に及んでようやくマダイ竿のキモが分かってきた?先日、釣友のIさんとご一緒した際、Iさん新調の『MPGウルトラ V10 300』は最高の曲がり具合を見せ、波っ気があっても跳ね過ぎず、横で見ていて絶妙なバランス。結果的に2.4Kgを頭に4枚上げて堂々の竿頭。やっぱこういう竿じゃないと!釣り座や腕の問題はあるにしても、隣でやってて、多かれ少なかれ釣れる竿と釣れない竿の差を確信してしまい、また1本欲しくなってしまった次第。(病気ですね、笑)ただ、Iさんと同じ竿は定価でほぼ10万円、ちょっと高価過ぎて手が出ないのと、仕舞い寸法が長いので見送りとし、それならばと同社から出ているMPG素材の普及品で完全2ピースのコレを購入してみました。
最初、ネットで探してみたら、リリースされてかなり時間が経っているからか、どこも品切れ状態。特にこの300はまったく見つけることができず。聞くとメーカーにも在庫無しだそうで、こりゃ手に入らないかな?と思いつつ頼みの渋谷サンスイへ出掛けてみると、さすがサンスイ!あるじゃないの!しかも、他のメーカーの竿に混ざって、この300だけが1本ポツンと立っていて、まるで私に買ってください!と言わんばかりに微笑みかけてきた。(笑)世間的には入手困難な中、何となく出会いを感じてしまって、一応オモリはぶら下げてみましたが、迷わず速攻買いでした。元横浜海釣り館店長のIさんも、スピーダーは跳ねなくていいよね〜!とのコメントで更に自信が深まりました。その後、実釣では・・・マダイは相変わらず小物しか食わせてないのですが、ハリス3号で3Kgのワラサは余裕で取れましたね。電動丸のドラグ性能が良いのもありますが、やり取りしててバラす気がしません。溜めているとジワジワと魚が浮いてきてしまうと言った感じでしょうか。2010年には新バージョンの『ブルークォーター V7』が発売されたようですが、釣友Iさんによると旧版の方が良かったとか・・・。
アルファタックル ショートブレード 202
130号ビシのアジ釣りでは『ディーオ 100−180』を愛用していたのですが、2009年12月、金沢八景米元丸のビシアジ釣行は40cm前後の良型主体に2Kg前後のクロダイが船中数上がるような日並に恵まれ、魚を掛けてからこんなにやり取りが必要なビシアジ釣行っていうのは初めての経験でした。実際にそういう釣りを経験してしまうと、硬めの竿は中アジの数釣りには取り回しが良く扱い易い反面、大物を掛けてのやり取りには難があり、それ相応の道具が欲しくなってしまった次第。以前、ムーチングタイプのビシアジ竿(同社の『プロファイターアジ 200』)を所持していたのですが、一回、深場の激流で使って、翌日、腕が上がらなくなり懲りてしまってからはまったく使う気がしなくなってしまい、その後はS大さんにお譲りしてしまいましたが、こういう釣りにはああいう竿の方が合ってるでしょうね。実際、当船宿の常連さんの間では2.4m〜2.7mの短めのマダイ竿に130号ビシを背負わせているのもうなずける訳です。
『アルバトロスフラフラ』のバッド部のメッキがボロボロになったり同社製品で問題はありましたが、それを差し引いても魅力的な製品が多いのは事実で、お値段もD社やS社に比べてリーズナブルなのも飛び付き易いです。お店に足を運んで『ALBセイバー202』と『ショートブレード202』で迷ったのですが、『ALBセイバー202』は比較的手前の張りが強めのアクションで、現物にオモリを背負わせて比べてみた感じ、MPGと中弾性カーボンのコンポジットブランクの『ショートブレード202』に決定。2009年釣り納めのビシアジ釣行で初使用したところ激渋ドツボ釣行に終わってしまい、この竿の真価が発揮できないままこの年は終わり。ほろ苦いデビュー戦となりましたが、使ってみたフィーリングは良かったので、2010年こそどこかで活躍できる釣行があると思います。他、アラ、ムツ、カマスなど150号オモリの胴付き釣りにも使用可能だと思います。置き竿主体でコマセを振らないのであれば同232がお勧めでしょう。一点、手持ちで釣る場合、バットのリールシート下の塗装部分に手が当たるのですが、手が濡れると滑って具合悪かったため、握り部分を熱収縮チューブでラミネートして滑り止めとしています。
アルファタックル ショートブレード 2000
ショートブレードシリーズ最軟の00番です。このショートブレードシリーズはカーボンとのコンポジットブランクでMPG100%ではないのですが、実釣で使った感じではカーボンを含有していることを感じさせないしなやかさを持ち合わせ、反面、カーボンを含有していることによりこの軽さを実現していると思われ、コンポジットの比率が絶妙なのではないでしょうか。某記事を拝見したところ・・・ショートブレード232のカーボン含有率表記は44%で多いように見えますが、これはハンドル部分(フロントグリップ〜竿尻までの素材)がオールカーボン製のためで、ロッド部分は20%程度であり、実釣ではオールMPGに近いフィーリングが得られるとのこと。まさにその通りだと思います。一見すると、バッドが何の変哲も無いパイプシートにブルーのEVAで安っぽく見えますが、グリップ周りを凝った作りにすると重量が増してしまうので、敢えてオールカーボンのシンプルなバッドにすることで軽量化を図っているものと想像しています。
ただし、ひとつ言うならば、同202では違和感が無かったバット部ですが、この番手でライトタックルの釣りをするにはオモリ150号を背負わせる同202と長さや太さが同じ仕様というのは、実際に使ってみて無骨な感じは否定できません。製造コスト面などメーカーとしての事情や制約があるものと思われますが、番手毎の釣りモノ、実釣でのバランスを考えると一工夫欲しかったというのが正直な感想です。4アクション9アイテムからなるこのシリーズですが、各アクションいわゆる6:4調子の設定で、それぞれ表示負荷のオモリをぶら下げると同じような曲がり込みを見せる点はひとつの特徴と言えるかもしれません。確かリリースされたのが2006年頃だった?と思いますが、購入したのは2010年1月。最近、量販店で1万円を切る価格で投売りされているのをよく見ますので、お探しの番手があったら安価で購入できるかもしれません。
その後、市販のトリガー付きバット(内径8mm)を見つけたので、試しに購入したら削らずにピッタリ嵌ったのでこちらを使用。オリジナルのバットよりバランスがぜんぜん良くなりました。フロントグリップが11cm、リアグリップが7cm短くなりましたので、都合18cm短くなって全長182cmとなりました。
アルファタックル NEW海人マルイカ 180M
確か2007年頃にリリースされたこのマルイカ竿、発売当初は当然のことながらマルイカで使用するつもりで釣具店で繋いでみたりもしましたが、マルイカ竿は極鋭シリースなどで事足りていましたので購入には至らず。それから数年経過した2011年の年末、シャクリのハナダイにハマって色々と道具に迷っていたところ、某釣具店で税込み¥9,999の在庫処分価格で並んでいるこの竿を発見。(確か定価は¥24,150)型落ち品で久し振りに現物を見ましたが、もしかしてコレってハナダイシャクるのにバッチリなんじゃない?一度そんな閃きがあったものの、A−グリップサソイを購入したばかりだったこともあり一旦は思い留まって帰宅。でもなんだか気になるじゃないですか。マルイカ竿とは言ってもあのバッドの作りは適度な長さと重量もあってシャクリには向いてそうだし、グラスソリッド先調子のブランクも80号背負わせて適度なしなやかさと跳ねの無い秀逸な曲がり具合。これを逃したら二度と手に入れるチャンスは無いかもしれないし、ウ〜ン、やっぱり気になる。で、年明け早々、ダメモトで再び某釣具店に足を運び、年をまたいでまだ売れ残っていたらきっと自分に使われる運命にあるのでは?そんな思いで真っ先にマルイカ竿コーナーを覗いてみたらナナナント!まだあったじゃないですか〜!(笑)
購入早々、久里浜沖の65m、ビシFL80号でシャクッてみたところ、魚があまり釣れなかったのでアレではありますが使用感はイメージ通りで良好。で、ハナダイもオフシーズンとなり、2012年3月初旬、アマダイ釣り用の竿はイイ竿持っているのですが、たまには短めの竿使ってみたくなってコレを持参したところ、結果、48cm頭に40cm台3本+35cm1本が釣れまして、予定外の釣りモノで縁起の良い竿になりました。バッドのメッキ部分が例によってボロボロに腐食するシリーズなので、使う前から熱収縮チューブで全体をラップし、バッドジョイント部のワインディングチェックも腐食を予測してエポキシでコーティング済み。電動リール装着時にトリガーシートがパーミング感イマイチのため削って低く丸めたところ断然握りが安定しました。さらに、納竿の際、手が濡れていると滑ってバットとブランクが抜けなくなるので、ブランクの元寄り20cm弱程度に厚手の熱収縮チューブをラッピングして滑り止めとし、この部分がちょうどハナダイ釣りで魚取り込み時に竿を置いた際、船縁に当たる部分なのでちょうど良し。(2012.4.23)
ダイワ ディーオ 100−180
当時、ビシアジでコマセを振りやすく魚がバレにくい竿を探しており、『リーディングXサソイ』などいくつか候補はあったのですが、リーズナブルなところでコレを購入。130号のビシ釣りを前提にすると、この100がバランス的にベスト。先調子気味の7:3調子ですので、オモリ100号のタチウオや120号のオニカサゴなどに使っても大丈夫です。グラスソリッド製で粘りがあるので、150号くらいまでの釣りは十分こなせると思います。色のせいか見た目は高級そうには見えませんが、地味ながらダイヤモンドブレーディングも施されていて仕上げは綺麗、持った感じも軽くて使い易く汎用性のある竿だと思います。グラスソリッド固有の捻じれはこの製品にも見られますが、個体差がありますし、ガイドの装着が真っ直ぐになっていないモノもありますので、この竿に限らず竿に関してはネットで購入せず、できるだけ現物を確認して購入することをお勧めします。その後、タイセイさんにリールと一緒にお譲りしてしまい、現在は手元にありません。一応使っていたということで載せておきます。
ダイワ ファイアバロン 30−240
この竿、発売されて間もなくアマダイ用として購入したのですが、汎用性は高く色々な釣りに使えて重宝でした。電動リールにオモリ80号のバランスがちょうど良いです。アマダイ釣りで慣れてくると、外道のキダイ、カイワリ、トラギス、ヒメ、アカボラなどアタリで判別できます。オモリ80号使用の深場マルイカやライトオニカサゴでも使用。タチウオにも使えるかと思いますが、100号背負わせる場合は、30番では多少かったるいかもしれません。この製品も今は廃盤になってしまい、代わる『先鋭剣崎V2』や『極鋭ギア』も良いのですが、この竿の良さは製品説明にもあるように、先調子でありながら、負荷が掛かると手前から入るところで、今でもその辺が後発の製品と違ったニュアンスを持っています。ガイドスペックが旧式のDBで、今となっては一昔前の竿という感じは否めず、いっそのことTLDBに交換しようかとも思いましたが、そこまでも無くお蔵入りか・・・。
ダイワ ファイアバロン 120−210
オモリ150号のオニカサゴ用に購入したのですが、2回使ったところで、行きつけの船宿が80号のライトオニカサゴに変わっちゃって苦笑。その後、100号のタチウオ、120号のオニカサゴで数回使用しましたが、思ったほど硬過ぎることも無く、誘い中の微妙なモタレもよく検知できますし、魚を乗せてからは調子にネバリがあってなかなか良好。他、ヤリイカや中深場の胴付き釣りで数回使ってみたところ、まったく問題なし。メーカーの製品説明にもありますが、粘りのあるイカ竿っていう表現がピッタリです。こちらも今は廃盤になりました。
ダイワ ファイアデューク 310M
以前はマダイ釣り自体、そんなにやるとは思わなかったので、わざわざ買うのも・・・と思い、一度ヒラメ竿を転用してみたらどうにも具合が良くない。コマセマダイはやはり船の揺れを胴で吸収してくれるムーチングアクションが良いのだろうか?やっぱり1本持とうと思って、経験が少ない中、色々吟味した末、この竿に辿り着きました。カーボン製と比べてちょっと重量はありますが、グラテックというグラスとカーボンのコンポジット素材で粘りと弾力があります。迷った結果Mを購入してしまいましたが、実釣ではちょっと手前の張りが強い感じが否めません。80号のビシを使う東京湾ではSが正解だったと思います。釣具店でビシぶら下げた感じと実釣ではだいぶ感じが違うので判断が難しいです。こちらも今は廃盤になりました。
ダイワ 極鋭ゲーム180テク
2007年マルイカシーズン初期の頃、道具に迷っていた自分に某名人はこの竿を勧めてくれました。こうなったら迷わず購入、今年はこれで勝負だ!だいぶ浅場に移行し、久里浜沖のオモリ60号で初使用したところ、マルイカの触りやモタレが見事に視覚的に表れるのにはビックリ、これがメタルトップの威力なのか?普段は滅多なことで道具に感動するとの無い私でしたが、今回ばかりは革命に思えました。調子そのものも、たぶんマルイカの直ブラ釣法をターゲットにした竿なのでしょうが、自分的にマルイカ釣りとはどういうものなのか分からず迷っていたところに、道具のお陰で開眼させられたと言っても過言ではない結果をもたらしてくれました。
・・・で、何年か使用していたのですが、マルイカ釣りの進化と同時に自分の釣り方も変わったのか、180cmだとちょっと長過ぎる感じを持ち始め、2010年5月、全長を20cm詰めると同時に携行性を良くするために『極鋭ゲーム165センサー』とバット部を共用し、着脱式にするよう改造してしまいました。(詳しい内容はコチラで。)
ダイワ 極鋭ゲーム165センサー
マルイカ釣りに『180テク』を愛用していたのですが、何度も釣行しているうちにもうちょっと短い竿でやってみたくなり、2008年5月、思わず購入してしまいました。使った感じ、やはりメタルトップの感度は良くてマルイカのアタリは出るには出るけど、だからと言って掛けられるかどうかは別問題のようです。『180テク』が穂先10cmから手前への入り込みがスローテーパーなのに比べて、こちらは9:1調子とは言え加重が掛かると7:3気味の入り方で手前がしっかり残る感じです。東京湾は流れが速いことが多いので、軽くても50号、タングステン使用でも40号程度と、相模湾側や内房のフィールに比べて、あまりオモリを軽くできないのですが、この竿は30号程度の軽めのオモリで使用するか、オモリを底に着けてアタリを取る釣法で特性が生きるような気がします。そういう意味では胴付きスッテ仕掛けのスミイカ釣りにも最適です。ただし、真冬の気温が低い日の釣りで、メタルトップがへの字に不自然な曲がりをしたまま一日中直らないことがありました。これは温度が上がれば自然治癒するもので、メタルトップの性質上あり得ることらしいのですが、実釣に影響が出るようじゃどうしようもありません。それ以来、冬場は使用しないことにしました。
ダイワ リーディング−X ネライ 210M
持ってて便利な1本。アマダイ釣りなどオモリ80号の食わせ釣りに使ってみたところ、穂先で微妙なアタリを取って合わせると言った路線の竿では無さそうです。ヒラメで使用したときはオモリ60号で水深が浅かったので操作は楽でしたが、短いし手前にパワーがあるので、魚が余計に暴れちゃう感じ。イサキのL80号、FL60号のシャクリは軽快でしたが、対象魚からするとちょっとパワーが強過ぎ。色々使ってみた感じ、ワラサやメジを掛けても対等に渡り合えるパワーこそがこの竿の持ち味ということで、結局、ハリス5〜12号くらいまでのコマセ系、青物系の万能竿として一番出番が多いです。Sも持っていればかなりの範囲をカバーできるでしょう。
ダイワ A−グリップ ネライ 210
2008年7月に新発売されたA−グリップ ネライとサソイの2シリーズは、それぞれリーディングXネライとサソイをベースにリニューアルしたモデルだそうで、このネライは210、240、240Mの3タイプ。スペックはリーディングXネライの210S、240S、240Mにそれぞれ対応しており、オモリ負荷の設定もまったく一緒。(この210はオモリ負荷20〜100号。)オモリをぶら下げた感じでは60〜80号がベストバランス。以前からリーディングXネライ210Mを所持しており、Sもあれば便利かなと思っていましたが、最近になってこのシリーズがリリースされることを知り、発売前から注目していたところ、待ってました!蒲田の釣具店で入荷ホヤホヤ、まだ店員さんも触っていない状態で購入しました。オモリ負荷40号程度までのライトゲームロッドは数本所持している一方、それ以上になるとリーディングXネライ210Mになってしまい、ちょうどこのレンジの竿が無かったので、穴が埋まった感じでしょうか。A−グリップ(Assist
Hold Grip)という名前の通り、グリップのホールド感も秀逸。LDBガイドはすべてチタンフレーム。ブランクも細身軽量で、対応するリーディングXネライ210Sよりナント100gも軽い180gは驚異的な軽さ。基本的な作りはA−トリガーシリーズと同じでしょう。先日購入したリーディングXマダイあたりから、エポキシのコーティングやガイドの設置に関してかなりの改善が見られ、仕上がりも綺麗です。沖メバル、イナダなど60号〜80号のコマセ釣りを始め、南房方面のキントキなどにもバッチリだと思います。
ダイワ A−グリップ サソイ 180SS/180S/180
最初、相模湾のイシダイ五目に『アルバトロス フラフラ 180MH』を持参したものの、やっててどうもシックリ来ない。同じコマセシャクリという分野でも水深も浅くこれと言ったアワセも必要ない剣崎沖の夏場のイサキ釣りとは異なり、水深30m前後でもしっかりシャクれて、止めた瞬間に硬い口にアワセも効く竿じゃないと通用しないというのが結論。以前からFL60号ぶら下げて魅力的に感じていたのがA−グリップサソイ180SS。だったら上に記載したA−グリップネライ210で十分だろ!というご意見もあるかと思いますが、A−グリップネライは流石、リーディングXネライの流れを汲んでおり、持った感じ軽量繊細かと思いきや、使ってみると意外に強竿。コマセシャクリなら80号、しかも水深深めの沖メバルや、イナダなどの青物系にむしろ好適。もちろん使えるでしょうけど、それじゃつまらないのでサソイの現物を見に行こうと渋谷サンスイ船釣り館へ。流石サンスイ、シリーズ全種の品揃え。60号のシャクリだとSかSSのどっちかな・・・イサキなら迷わずSS。ただ、イシダイ狙いで手前に適度な張り・・・という点を考えると、いや〜難しい。両方出してもらって60号下げてみましたが究極の選択。散々迷った挙句SSを購入して帰宅。
その後、相模湾や保田沖のイシダイ五目でそこそこの実績も上がり、夏場はLTアジや剣崎沖のイサキで大活躍。連続7釣行180SSの出番になるほど、その汎用性と使い心地は太鼓判。ホント良い竿です。ところがその後、コマセシャクリの王道であるハナダイ釣りに足を踏み込んだところ状況は一変。場所は下浦沖の水深35m超、それはイサキなどとは比べ物にならないハードなシャクリ、しかもアタリ即アワセで掛からない掛からない。ダメだこりゃ!もうワンランク硬めの竿持ってこなきゃ通用しないぞ・・・ってことで、調子では折り紙付きの180SSの兄貴分である180Sを購入。やっぱりコレですよ、釣れる釣れないはともかく(笑)使用感はイメージ通り。相変わらずの汎用性により60号使用のアマダイ、タチウオや、LTアジでも下根の水深30m前後ではこっちの出番。コマセシャクリという分野、色々やってみると、いわゆる7:3調子じゃなくて8:2調子なんですよ。で、冬場に入るとシャクリの水深も50mを超えてきて、フィールドは久里浜沖の水深56mへ移行。こうなると、え〜いもう1本!ということで、シリーズ3本目となる180も勢いで購入。(笑)もうこれで怖いものありません。同じシリーズの竿3本揃えたなんて初めてですよ。
FL60号やライトビシ40号使用のコマセ釣りを想定した場合、水深10〜20mのイサキ、LTアジ、五目釣りでは180SS、水深25〜40mのハナダイ、イシダイ、深めのLTアジでは180S、冬場の水深50m超のハナダイには180が使い分けの目安と思います。その他いろいろ汎用性の高い竿ではありますが、バッドがやや長めで跳ねの少ないしなやかなブランクの特性から特にコマセシャクリの分野で素晴らしい使用感と思います。ちなみに浅場のイサキ、LTアジ、五目釣りではPE1.5〜2号の小型の手巻き両軸リール、イシダイ、ハナダイではPE4号の電動リール(400C
/ 1000SP)の組み合わせで使用しています。(2011.12.17)
ダイワ リーディング−XA82
ダイワのゲームロッドシリーズであるリーディングXAの中では後発の8:2調子。以前、TAKEさんがオモリ80号のライトオニカサゴに抜群と言っておられたのが頭に残っていて、早速、釣具屋さんでチェック。同じリーディングXシリーズのタチウオ、アママル、この竿の3本を比べてみて、アママルはオモリ80号だとちょっとかったる過ぎ。これで本当にアマダイやるのか?アマダイ釣りの捉え方が自分と違うようで、どちらかと言えば、浅場のマルイカなんかの方がいいかも!という印象。で、タチウオとXA82のどっちにしようか迷い、タチウオは使い易そうだけど調子が何の変哲も無い感じなのに対してXA82は持っていない調子だったので、最初の考え通りこちらに決定。なるほどね〜オモリ負荷40〜130号と幅が広く、特にターゲットが明記されていないのがいわゆるゲームロッドというものなのか。実際に購入し、早速80号のオニカサゴに使ったところ操作感はまったく問題なし。”操作感は”と言うのは、まともなサイズが釣れなかったからそれ以上語れず。(笑)マルイカで使った感じでは、8:2調子と言いつつ手前がバリバリに硬い訳ではないので、適当に入り込んで、オモリとのバランスで水深が深い場合ならそう悪くないと思います。その他、アマダイ、イサキ、タチウオなどでも使用しましたが、2010年現在、タチウオ(オモリ80〜100号)の定番ロッドとして現役で使用中です。
ダイワ リーディング 82 225−MH
2010年、かつての名シリーズ、リーディング−XAがリニューアル。リーディング
55/64/73/82として生まれ変わりました。従来無かった長さ、アクションが追加されて益々充実のラインナップ。中でも一際目を引いたのはリーディング
82のMHというアクション。リーディング 82 195−Hという機種が上記のリーディング−XA82に該当するものですが、ワンランク柔らかめのMHで225cmと従来より30cm長いのが225−MH。コレ見た瞬間、アマダイで使わないで何で使うのか?早速、釣具屋さんで現物を取り出してみると、ほぼ想像通りの調子で、グリップ周りも大変よく出来ていて、何と言っても長さの割りに軽いですよ。ダイワの竿はこの辺りが流石、お値段良いだけのことあります。アマダイ釣りを始めてファイアバロン
30−240、エアボーンスティック タチ 220Fと使ってきましたが、なかなか思ったように結果も出ず、気分転換にニューロッドの購入を考えていたところにタイミング良く発売されたもので、すぐに飛び付いてしまいました。いつものことですが、じゃぁ道具換えたから結果が伴うかと言ったら、相変わらずそこは別問題のようですが、少なくとも使った感じはバッチリフィット。相模湾〜東京湾口部のオモリ60〜80号、水深80〜100mで使用中、アマダイ専用竿と言っても良いほどです。
ダイワ リーディング−XF メバル 300U
タイプTとUがあって、Tはイワシメバル用の胴調子。Uは手前に張りのある調子です。この竿はアオリをシャクるつもりで買ったのですが、その後、アオリでは使っておらず、久比里のカサゴで大活躍。穂先はソリッドで敏感にアタリを伝え、バットにパワーがあるので、根を攻める釣りでは捌きも良く、使用感は言うこと無し。グリップが薄くトリガーもフィットしますし、長さの割りに軽く、持ち重りもしません。調子に切れがあって非常に扱い易い竿です。オモリ15〜30号のメバル、カサゴにはイチオシですよ。ダイワの竿すべてに言えることですが、繋ぐとへの字に曲がっているものが多いので、購入の際は必ず現物を繋いで確認してください。この竿も同じものが3本店頭にあったので全部繋いでみましたが、他の2本は酷かったです。その後、2009年にリニューアルされて新しいモデルに生まれ変わったようです。
ダイワ メタリアゲーム64 190
『ベイゲーム コチ・スズキ』の穂先を折ってしまって以来、1本マゴチ竿的調子の竿があるといいなと思っていたのですが、最近、メタルトップ搭載でありながら、『極鋭』とは別に『メタリア』という若干リーズナブルなシリーズが発売され、これがセンターカット2ピースで、電車中心の私には特に有り難い仕様。早速、釣具店で繋いでみると、なるほどね〜、『メタリア73』の方は断然硬くて、マルイカを意識した調子に仕上がっているのに対し、『メタリア64』は一言で表現するとまさしくマゴチ竿。ちょうどセール中で37%OFFになっていたので、購入してしまいました。現物が3本あったので、すべて繋いでみると、相変わらず穂先がまっすぐ付いていないものや、繋ぐと”ヘ”の字気味のものがあって、一番まともな1本を選びました。15号ぶら下げて穂先がお辞儀してしまうほど柔らかいので、メタルトップの感度がどれほど威力を発揮するのかは疑問でしたが、リールを巻き込み過ぎたりしても穂先が簡単に折れないという点だけでもメタルトップの利点はあると思います。今のところオモリ20号で湘南のイワシカサゴ、オモリ25号で久里浜沖のカサゴで使用しましたが、コレ用の竿と思えるほどバッチリ。穂先が敏感でオモリを背負った時点では極先調子、胴は張りがあって根のキツイ場所でも操作性良く、魚を掛けると胴に掛けて曲がり込むような調子です。実釣では扱い易いのですが、センターカット2ピースの並継ぎ仕様のため、大きく曲げた時に繋ぎ部分がキレイに曲がりません。曲がりの美しさに拘る方にはワンピースロッド、もしくはバットジョント式変則2ピースをお勧めします。
ダイワ 青龍竿 300U
これもグラテック素材ですが、実釣では軽く取り回しの良い竿です。手前までスムーズに曲がる調子は正調ムーチングアクション。グラテックという素材は軽く、粘りがあって、このように曲げて使用する竿には最良の素材なんでしょうね。購入して2釣行は時期が悪かったのもありますが、サバの猛攻で『鯖龍竿』に改名されちゃいました。(笑)しかし、3回目の使用で運良く初のマダイが上がりました。どういう訳か、この手のムーチングロッドは慣れてくるほどに軟らかめが欲しくなりますね。次の機会にはもうワンランク軟らかい竿を購入するかもしれません。
ダイワ リーディング−X マダイ 300
『青龍竿』も良いのですが、何度もマダイ釣りをやっているうちに、同船者が使っているカーボン製の細いブランクの竿が欲しくなってしまい、色々考えた挙句これに決定。シマノの『海攻マダイリミテッド300S』、ダイワの『リーオマスター桜鯛300S』と迷ったのですが、どちらもちょっと高い。そんなに回数やる釣りでもないし、たまたま某釣具店で37%OFFだったのを発見したので、速攻で購入して帰りました。やはりカーボンブランクは軽くて捌きは良いです。魚を掛けてからのネバリもまずまずで、トータル的には使いやすい竿だと思います。一度、大鯛掛けてやり取り中、船下に突っ込まれて、裏側のお客さんとオマツリして敢え無くバラシ。それ以降、ちょっとケチが付いてしまいましたが・・・。(笑)同265も販売されていますが、仕舞寸法222cmってのは自分としては論外。いくら調子優先とは言っても222cmは電車はおろか自動車だって積めない場合があったりして。(笑)
ダイワ 手持ちヒラメV 295
文字通り手持ち用のヒラメ竿です。265と295がありますが、お店で両方出して悩んだ挙句、265の曲がりがどうしても不自然に見えてしまい295の方を購入しました。265で215g、295で225gと手持ちと謳うだけあって重量は軽いです。オモリ60号のヒラメ釣りで使用した感触では魚を乗せてからしなやかに胴に乗る調子でバランスは良好でした。ちなみに右の写真は1.8Kgのマダイを掛けて巻き上げ中です。三浦方面のヒラメ釣りは厳しい根を攻めることも多く、大概は手持ちで通します。長さの分、後半戦ちょっと疲れを感じるかもしれませんが、まあ自分的には許容範囲。振ってみると胴は張りがありますが、実際に使用してみると跳ねるような感覚は無く、それなりの魚を掛ければ、それなりに曲がり込んでくれる安心感のある竿です。最近は色々と新しいシリーズが発売され、この竿も一昔前の竿といった感じが否めなくなりました。
ダイワ リーディング−XL ヤリイカ 195
ヤリイカ釣りはたまにしかやらないので、これまで『ファイアバロン 120−210』を使用してきたのですが、最近主流のヤリイカ竿と比べてちょっと長さと重量があり、深場の釣りにはもう少し短めが理想?・・・で、この際1本持っておこうと思い、最先端の専用竿で目に付くところは殆ど釣具店で繋いでオモリも乗せてみました。色々吟味しながら比較して、『リーディング−XV
ヤリイカ 195』は調子が気に入り、正直どうしようか迷ったのですが、いつでも手に入るし、一旦、頭を冷やそうと思い、その日は購入せずに撤収。そして後日、ふと思い出したのですが、『リーディング−XL
ヤリイカ』ってあったよなぁ。お値段調べてみたら『XL』が定価¥39,165(税込)だったのに、『XV』にモデルチェンジして定価¥57,540(税込)だって!いくら穂先部チタンフレームLDBガイドとは言ってもこの差はどういう違いでしょう?そんなこんなで、『XL』の方を見てみたくなって釣具店をはしごしてみたのですが、既に生産終了した?のか、たまたま無かっただけなのか、同『215』しか発見できず。
ならばと頼みの渋谷サンスイに出掛けてみることに。するとあるじゃないの現物が!棚の上で燦然と輝く『リーディング−XL
ヤリイカ 195』。早速、箱から出して120号オモリ乗せてもらったら、なかなかいんでないかい?全体に少し柔らかめの感じを受けましたが、得てして陸でオモリぶら下げた感じより、実釣では軟らかく感じないので、きっとこれぐらいがバランス良さそう。しかも最新の『XV』より軽いし、電車釣行に有り難いセンターカット2ピース。旧モデルのせいか、お値段ナント37%OFF!決めた〜!コレください!元横浜海釣り店長のIさんに、さっき電話してないよね?って言われて、ハイしてませんけど・・・。同じこと考えている人が居たのかどうか分かりませんが、少し前に電話で在庫の問い合わせがあったばかりだそうで、危ないところでした。(笑)現在、ヤリイカとオニカサゴでメインに使用中。
KT関東 浅場マルイカ240 (サンスイオリジナル)
浅場マルイカ用の軟調竿ですが、200と240があり、240を選択。どちらかと言うと200は手前に張りがあって直結向き。240は浮きスッテ向きでしょう。マルイカ釣りの他にオモリ25〜40号のライトタックルの釣りにも転用できます。FL35号のLTイサキに使用した感じでは、専用の竿じゃないかと思うほど好バランスで何の不自由もありませんでした。大きなサバが掛かった時は満月に曲がっていい仕事してくれましたね。バットが長めでコマセも振リ易いですし、軽快にシャクれます。東京湾のマルイカ釣りで50〜60号背負わせちゃうとちょっと厳しいのと、最近は浮きスッテのブランコ釣りは殆どやらなくなってしまったので、他のLT系の釣りで使用する方が多くなってしまいました。
KT関東 実践カワハギ180硬調 (サンスイオリジナル)
実践カワハギ180硬調のサンスイオリジナルバージョン。グリップ着脱式ワンピース、トリガーシート、ゴールドSICガイド仕様。元々穂先8個のガイドはGMKSGガイド、9個目は両足のGNSGガイドが付いていましたが、9個のガイドを取り外し、IGLDBSGガイドに交換。調子は穂先の10cm程が柔らかめ、全体には柔らかすぎず硬すぎずで癖が無く使いやすい調子です。インロー継ぎの225もあり、長さは長めが好みですが、持った感じちょっと重さが気になり、せっかくカーボン竿を購入するので、和竿とはまったく違う操作性を求めて180を購入しました。購入直後に同じタイプの200が販売されてちょっとショックでした。今はH田君に譲ってしまい、手元にありませんが、一応使っていたということで載せておきます。
MISAKI マニアスティック鯵スペシャル160
船釣り歴初期に購入したグラスソリッド・ワンピースのビシアジ竿。走水の大アジ用らしく、急流で180号まで背負えるそうですが、未だ大アジ専門はやったことがありません。全長が短いので、海が悪いとバラシがどうしても増えてしまう感じですが、反面、扱い易いです。その後、バットジョイントの2ピースモデルも発売されているようですが、当時メーカーの某氏によれば、こちらのタイプの方が調子が良いと言っていましたね。オモリ150〜200号のライト深場などにも使えます。2009年7月、このHPをご覧の方からメールでお問い合わせがあり、ご希望によりお譲りしてしまいました。スルメの直結で使われると仰ってましたね〜。
サクラ 夜メバル竿 2.4m硬
当時、浅場のマルイカに使える竿を持っていなかったので探していたところ、横浜サンスイの店長イチオシがコレ。オモリ負荷15〜25号ですが、マルイカなら50号まで何とか背負えます。60号規定の船宿が多いようですが、試しに60号背負わせたらちょっと厳しかった。使った感じはさすが勧めるだけあって、よく曲がって低反発のグラスの粘りでイカの引きを受け止め、釣り味を楽しめる竿でした。もちろんメバル竿なので、25〜30号で釣る夜メバルやカサゴを始め、イシモチやLTにも使用できます。ただし、サクラのグラス竿全般に言えますが、使っていてブヨブヨ感が否めず、切れ味ってものが無いです。LTでコマセ振った時は気持ち良い感触ではありませんでした。今は色々な釣りの予備竿として携行しています。
・・・で、予備竿として持ち歩くことが多い割りに出番が少ないので、60号背負えるマルイカ竿に改造しちゃいました。その方が実釣で使って上げられそうだし・・・。穂持ちから切断し、穂先を少し硬めのグラスソリッドに交換、全長を20cm程短くしました。この際、ボディーも塗り直し、ガイドもLDBとLCに全交換。見た目もオリジナルよりはシャープに変身。(サクラの竿はデザインが何とかならないものか・・・K.T.関東にも言えるけど、グラス、カーボン竿で和竿チックなのはどうにも頂けないのは私だけでしょうか?絶対に見た目で損していると思います。)で、一回、使ったところなかなかイイ感じで、穂先を硬くしたため触りも取り易く、誘いも楽になりました。ところがその翌年くらいから直ブラ、直結が主流で、たまにブランコ引っ張り出しても竿まで換えることも無く、再び出番無しという悲しい運命。
シマノ ベイゲーム TYPET コチ・スズキ 210
マゴチ以外にメバル、カサゴ、ライトタックルアジなど万能竿として使用。この竿、ファインクリスタルカーボンという材質で、気持ちよく曲がり込むのは良いのですが、感度が良くないです。素材の特性なのか構造上の問題なのか、アタリを振動で手元に伝えるのが得意ではないようです。カワハギ竿などならともかくマゴチやライトタックルで感度が良くないのは致命的ではないですし、何よりも遠慮なくひん曲げられることと反発が強すぎない点でマゴチ、スズキ、大サバなど大物とのやり取りもやり易く、総合的に見れば扱い易い竿だと思います。この竿もガイドの仕様上、どうしても穂先の糸絡みが多いですね。前にLTアジで大サバを抜き上げたとき、海面で魚が外れた拍子にビシが顔めがけてすっ飛んできてしまい、とっさに振り払ったら穂先を折ってしまい、それ以降は使用していません。
シマノ ベイゲーム TYPET メバル 300
2004年、イワシメバル初釣行の際に購入。釣り味が命のイワシメバルだから、初挑戦でも専用竿でやりたかったんです。リーズナブルなところで探した結果、この竿に決まりました。これは軽いし良く曲がるから楽しめる竿ですね。28cmと20cmのメバルが一荷で掛かったときには竿が満月になって、しばらくリール巻けませんでした。私にとっては回数やる釣りでは無いし、十分満足できる竿です。今度、暇があったらこういう調子の和竿を作ってみようかな。
シマノ ライトゲーム64 190U
いわゆる最近流行のワンピース・ライトゲーム竿です。LTアジ、LT五目などをやる分には上記の『浅場マルイカ240』で事足りるのですが、低い船での取り扱いの良さ、コマセの振りをよりシャープに、そしてLTマダイなどの大きなターゲットにも対応できる粘りのある竿を一本持ちたいと思い、色々比べた結果購入しました。対抗のダイワは『リーディングXA64』が先発で人気がありますし、AlphaTackleもライトゲーム竿に力を入れており、色々触ってみたところ『クロステーパーR5−220』に非常に興味を持ちましたが、ガイドの配置などちょっとやり過ぎ?(笑)で、結局は実釣で扱い易そうな『ライトゲーム64』にしました。この竿はスペックなどどう見ても『リーディングXA64』に当てた商品ラインだと思いますが、『リーディングXA64』は今さらの感もあり、どうせなら新しい方を買おうかなという単純な理由です。T、U、Vと3タイプありますが、TとUで悩みました。TはUDグラス素材で入り込みは良いのですが、ある程度コマセの振り抜きが良く、捌き易さを考えるとやっぱりUが無難かな?ということでファインクリスタルカーボン素材でオモリ負荷20〜50号のUを選択。LTイサキ、アジ、五目などで使用しましたが、軽くてしなやか、バランス良くて使い易い竿です。後からBJS(バットジョイントシステム)タイプのモノも発売されましたが、オリジナルのこのタイプの方が仕舞いは長いですがバランスは良いです。
ティファ VIRGIN FISH LEATHER JACKET SLACK 210
新しい和竿が完成するまで、カーボン竿が欲しかったので購入。ティファで一番柔らかいものを選んだが、もっと柔らかくても良いくらい。まあこれは個人の好みと釣り方の問題でしょうけど・・・。全体の調子のつながりとガイドの配置が良くない。胴のガイド1個減らして、穂先に1個増やして欲しい。穂先のガイドは5mmではなく4mmがバランス的には合っていると思います。穂先のガイドをLDBに交換して1個増やそうかどうか思案しています。
・・・ということで、上に書いたように穂先のガイドを10個から11個に増やすと同時にLDBガイドに交換。4個の両足ガイドはすべてLCガイドに交換しました。先の6個のガイドはLDBの4ミリを採用。穂先のソリッド全体を50番の絹糸で総巻きにして、よりしなやかな調子に生まれ変わりました。天気も気にせず雑に扱えるのがこの手の竿の良いところですが、最近は自作の和竿が調子よいので、雨天時以外はぜんぜん出番無し。