イシダイ五目、納得行かず再出撃したものの・・・

1月15日(土)、腰越港の池田丸からイシダイ五目に行ってきた。
珍しく2週連続同じ釣りです。先週はアタリ自体けっこうあったのだが、イシダイと思われるが掛からないアタリがやたら多いのと、乗っても最初の一伸しで外れちゃうのが多くて、釣果はそこそこあった割りに気分的には曇りがちな内容だった。一回やって答えが出るような単純なものではないこととは思うけど、ここはもう一回行っとくべきかな?との思いから、今週もIさんにお声掛けしてみたら、2人で予約入れました!とのご連絡。普段は食の関係からあまり同じ釣りを続けないようにしているが、かみさんにお伺いを立ててみたら、2週連続マルアジ大漁はちょっとアレだけど、イシダイは飽きるほど食べてないからいいよ!ってことなので、今週も行ってみましょう!いつものように藤沢駅でIさんと待ち合わせ、江ノ電に乗り継いで6時20分、まだ暗い港に到着。先に船に向かうと四隅に1名づつの先客なので、右舷の前から2番、3番と荷物を降ろして受け付けへ。船に戻って準備を始めると、左舷空いてるから一人移れとの指示で、Iさんが左舷2番に移動。本当は並んでやりたかったんだけどちょっと残念!結局、右舷3名、左舷4名の7名の乗客と右舷ブリッジ横に船長の道具。6時40分、予約人数が全員揃ったところで早くも出船。港を出ると船は取り舵、先週と同じく鎌倉沖方面へと進める。位置取りが決まって、7時少し前、はいやって〜!北東の微風で晴れ、海上は凪だが、沖で吹いているようでややウネリが入り込む。道具を下ろすと先週とまったく同じ水深26、7m。潮が澄み過ぎてしまい、これでもウィリー追うのか?というほどのスケスケ状態。実は先週の反省を踏まえて竿を新調、その名も『A−グリップ サソイ 180SS』オモリ負荷20〜100号、グリップが長めでシャクリ易く、60号で勝ち過ぎず負け過ぎずハネの無い調子で、たぶんこれならいいと思うのだが・・・。開始10分、左舷Iさんに船中初物、小振りとは言え相変わらずの腕前。自分も早めに型を見たいところだが・・・。


朝イチ、先週と同じ場所でイシダイ狙いからスタート。

Iさんは好調に2枚目、3枚目、私は初っ端に1回乗せたが敢えなくバラシ。やっぱりバレるね〜。仕掛けはハリス2号全長2.8mのウィリー4本針。魚が小振り主体と見て、先週より一回り小さいグレ針5号で巻き直してきた。配色は先週好調だった白、緑(383)、白、白(元から)。3番目は最初違う色だったんだけど、アタリが白に偏ることから3番目も白にしたところ半入れ掛かりモードに突入のIさん。しかし、船上でウィリー巻き直す人初めて見たけど、その辺から違いますもんね。アタリは20m前後で出るようなので、着底後すぐさま2mほど巻き上げてからシャクリを開始、上へ上へとビシダナ20m付近で集中力を高め、17m程度までシャクリ上げたら再度底取り。これを3回1セットで回収しコマセの詰め替え。周りを見るとシャクリビギナーと思われるお客さんが数名、船長が下りて来て手取り足取りレクチャー。言われてもなかなか思うように道具が動かせずのっけから苦戦模様。Iさんがイシダイ3枚をゲットしたところ、私はまだ型見ず。船長にシャクリが何か合ってないよ!と言われ、早くも頭の中???の嵐。そうなんだよね、アタリが出る人出ない人、何かが違うのは分かっているんだけど、やっててそれがピンと来ない。こればかりはしょうがない、明らかに実力の違いなのだから。同じタイミングでシャクったりシャクリ幅を合わせてみてもすぐには結果が出ない。道具や仕掛けも違うことだし、自分で自分のヒットパターンを模索するしか無いのだ。すると開始30分、シャクリ上げに絡みつくようなンガガガッというアタリで何やら針掛かり。ビシを回収すると澄んだ海面にシマ模様。やっと食ったよ。ただサイズが20cmに足らず、初物なので一応キープ。7時40分、道具を置いて左舷のIさんの様子を見に行こうと席を離れた瞬間、ドカッ!ガチャ!○△!>+”$¥k〜!すごい物音と同時に足元に自分の竿が吹っ飛んで来たではないですか。何が起こったか一瞬ワケがわからず呆然。ありゃ〜!穂先が行っちゃってる。無残にも穂先のガイド2個分のところでボッキリ。


開始40分、おニューの竿がまさかの事態に!トホホ〜ッ。

おニューの竿、生存期間わずか40分。どうやらズボンに針が引っ掛かっているのに気付かず席を離れたのが原因のようだ。こういう日に限って替えの竿持って来てないので、この竿で続けるしか無い。あ〜やれやれ、せっかく買ったのに〜。序盤戦からモチベーション急降下。また明日、渋谷まで行かなきゃダメか!気を取り直して釣りを再開すると、穂先が硬くなった分、感度が良くなった?コレいわゆるレンジマスターってヤツ?針掛かりしない細かい触りが思った以上に多いのにビックリ。船長に色々パターン試しながら考えてシャクれと説教されたので(こういう風に船長とコミュンケーションのある船けっこう好きですよ、笑)、少しソフトに持ち上げる感じでシャクった途端、再びアタリが出て2枚目。う〜ん、ワカラン、何が正解なのか?それにしても今日は先週に増して小型揃い。相変わらず掛からないアタリも多くて、ついに禁断のアレをバッグから取り出し・・・。アレって?アレってアレに決まってますよ、剣崎沖のウリンボ仕掛け。(笑)流石にこの仕掛け、小物には万能なようで、これと言って確信の持てるパターンも見つけられずのまま5枚がヒット。1枚、15cm級のコッパが釣れて、やはり小針仕掛けには掛かりますね。ただし、さすがにこれは放流。竿折れてからの方が調子いいじゃないか!とはなかなか船長もキツイですね。サイズが細かいのばかりってことはシーズン終りでしょうか?Iさんもあれから足踏み状態で4枚でストップ。気が付くと海上ウネリが高くなってきて、船が西向いてる関係上、横ウネリで船体が大きくローリング、立って釣ってると尻餅つくほどの大揺れ。この時間からこの揺れだとこの先けっこうハードだなぁ。風が弱いのがまだ救いだが。9時、沖のポイントに移動とのことで、一旦、イシダイは終了。沖に向けてドンブラコ〜、ドンブラコ〜、船首をウネリに叩き付けながら徐行。先週と同じパターンで、水深55m前後で再開。最初、生体反応無く何回か入れ替えていると、まず現れたのは予想通りアイツだった。


禁断の剣崎沖ウリンボ仕掛けを取り出すと・・・これはさすがに放流。

今日もまた小マルアジの猛攻。自分のシャクリが小マルアジにはバッチリみたいで(笑)、着底→2m巻き上げ→3回シャクリ上げ→マルアジの魚信→55m手で巻き上げ→コマセ詰め替え→着底→2m巻き上げ→3回シャクリ上げ→マルアジの魚信→55m手で巻き上げ・・・永久ループに突入。誰か止めてくれ〜!そうかと思うと左舷Iさんはちゃんとハナダイ、隣で竿出した船長、ちょちょいとシャクリ上げて巻き上げ開始。抜き上げたのは30cm近い良型ハナダイ。うっそ〜!?剣崎沖のウリンボ仕掛けのまま小マルアジの猛攻じゃあまりに芸が無いので、大き目の針で多少カラフルなウィリー仕掛けに交換してみたりするが、小マルアジは減ったものの肝心のハナダイのアタリは相変わらず出ない。う〜ん、ワカラン。この時間、風は南西に回ってソヨソヨ、ウネリと風向きが一致して多少は釣り易くなったが、ウネリはどんどん高くなる。結局、ハナダイ上げたのは左舷3人と右舷は船長だけ。それらしきアタリ、何一つ無いっつーのは何かがおかしい。またナゾが増えてしまったではないか。それ以降、ハナダイの食いもパッとせず、11時、再びイシダイ場所に戻ることに。後ろからのウネリは意外とスムーズな航行。再開して何度目かの投入、シャクリ上げで瞬発的に針掛かり、場所か時間か2連荘でヒットして7枚目。だがしかしサイズは細かく、ギリギリキープか?まともなの1枚釣れてたら放流するサイズである。少し間が空いて11時25分、最初の一伸しからして上げていれば今日イチの型だったが!?これもやり取り中に針外れ。なんだよも〜!まともな魚掛けると取れないじゃん!剣崎沖のウリンボ仕掛けに戻したのが裏目だったか、いや、コレじゃなきゃ食わなかったかもしれないし・・・。う〜ん、ワカラン。それにしても悔しいの一言。今日は海も悪いし、魚小さいし、アタリ少ないし、竿折るし、バラシ多いし、先週より向上したことは何ひとつ無しか・・・。(泣)


朝からウネリはあったが、予想より早めに南西強風が吹き込み、午後からはシケ状態。

波でコマセの容器が吹っ飛ぶから船の中に入れろとの指示で、再び沖のハナダイポイントへ。え〜っ?また小マルアジと格闘ですか〜?(イシダイの場所で粘りましょうよ〜と胸の中で訴えるが・・・)ドンブラコ〜、ドカ〜ン!ドンブラコ〜、ドカ〜ン!顔面からまともに波喰らってメガネもビッショリ。再開すると予想通り、時間の問題で小マルアジが回って来て先程と同じく永久ループ。ところが左舷のIさん、25cm級のまともなハナちゃんをキッチリ上げるから流石の一言。こちら永久ループから抜け出せず、自らブレイクして昼飯タイム。どうしたもんだかな〜。Iさん、さっきから見ていると仕掛け交換したり、オキアミ刺してみたり、バイオベイト試してみたりと、常に試行錯誤しながら実践してますもんね。その辺のマメな努力が私にはなかなかできないんです。思い付いても、結果が出る自信でもない限り、ついつい面倒になってしまう。毎回、ホント勉強になります。マルアジは30尾で打ち止めとし、後はいくら釣れても全部放流。良型は脂あるので塩焼きとヅケ丼。小型はつみれやさんが焼きにでもなってもらいましょうか。13時少し前、回収の指示と同時にIさんにデカそうなアタリがガツン!すぐ外れてしまってアチャ〜!今日、何回かデコッパチらしき強いアタリを捉えたそうだが顔を見るに至らず残念です。でもアタリ出すだけ立派。南西の風は徐々に強まり、この時間、海は完全に出来上がり。これじゃ、いつ早上がりと言われてもおかしくない状況。もう1回、灘寄りに移動してイシダイ狙って終わりかな?再開すると、相変わらずソレっぽいけど掛からないアタリが数回あっただけ。たぶんミニサイズだね。Iさんはここでシブトク2枚を追加。13時半、船長が自分の道具片付け終わったところで30分早目に納竿。結果、船中イシダイ0〜7枚、ハナダイ0〜6枚でIさん総合竿頭。自分、ハナダイのアタリが出せなかったのが本日最大の???、イシダイは細か過ぎて云々以前の問題!?しかし、今日は悪化するのが予想より早かったですね、お疲れ様でした。


本日の釣果、イシダイ 7枚(17〜21cmの6枚持ち帰り、15cm級1枚放流)、メバル 1尾(19cm)、マルアジ 入れ食いなので30尾だけキープ(18〜29cm)。他、サクラダイ、スズメダイ、ネンブツダイなど。

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