*** 2021年6月30日 梅雨時の花々 その2 ***

1.ピンクのハス1 2.ピンクのハス2 3.白のハス1 4.白のハス2 5.ハスの蕾 6.山門の
ノウゼンカズラ1
7.山門の
ノウゼンカズラ2
8.ノウゼンカズラ
の落花1
9.ノウゼンカズラ
の落花2
10.ノウゼンカズラ
の落花3
11.オオ
キンケイギク1
12.オオ
キンケイギク2
13.アーティ
チョーク1
14.アーティ
チョーク2
15.アーティ
チョーク3
16.アーティ
チョーク4
17.ハルシャギク 18.二季咲きクチナシ 19.キャッツテール1 20.キャッツテール2
21.キンギョソウ1 22.キンギョソウ2 23.柳の上で囀る
カシラダカ
24.ミズキンバイ1 25.ミズキンバイ2 26.モントブレチア1 27.モントブレチア2 28.キキョウ1 29.キキョウ2 30.キキョウ3とクモ
31.キツリフネ1 32.キツリフネ2 33.ヤブミョウガ1 34.ヤブミョウガ2 35.ヤブミョウガ3 36.キツリフネ3 37.キツリフネ4 38.キツリフネ5 39.ヤブカンゾウ 40.クサノオウ
41.ヤブラン 42.アキノベニバナ
サルビア1
43.アキノベニバナ
サルビア2
44.キキョウ4 45.キキョウ5 46.ダリヤ1 47.ダリヤ2 48.コオニユリ 49.フイリギボウシ 50.アカバナ
ユウゲショウ
51.ピンクのハス3 52.ピンクのハス4 53.白のハス3 54.白のハス4 55.バラ1 56.バラ2 57.バラ3 58.ゴマダラ
カミキリ1
59.ゴマダラ
カミキリ2
60.ゴマダラ
カミキリ3

 6月30日(水)、梅雨空の中、折り畳み傘を持って散歩に出かける。この時期、可憐な"キツリフネ"が咲き始めている可能性はあるが、新たな鳥達との遭遇は期待薄なので、ポケデジは持参しないことにする。
 13:10、俣野公園からウォーキングを開始する。"メモリアルグリーン(以下霊園)"では、通路脇に置かれた水鉢から、"ハス"が数輪花開いており、先ずこの清楚な姿を写真に収めることにする。スマホ内臓カメラも良くなったもので、この微妙な色合いを旨く表現できているように見える。ここから坂道を下って、曹洞宗"福泉禅寺"に参拝したのち、"戸塚の里"に向かうことにする。山門の傍には、艶やかな"ノウゼンカズラ"が咲いており、やや盛りを過ぎたせいか、多くの落花が見受けられる。ふと、生家の庭先に咲いていたこの花が瞼に浮かんだが、今となっては、"室生犀星"と同じ心境『"ふるさとは遠きにありて思ふもの・・・』である。我に返り、"ウグイス"の鳴く中、戸塚の里へと足を進める。途中の道端には、"オオキンケイギク(特定外来生物)"が多くの花を付けており、自らの重さで倒れ掛かっている。結実する前に、早目の駆除が必要ではなかろうか。
 13:48、一軒の農家の前に到着する。この時期、巨大なアザミのような"アーティチョーク"以外に、多種多様な花々が開いており、暫し足を止めてこの光景を撮影することにする。変わったところでは、赤い"猫じゃらし"のような"キャッツテール"だが、まるで赤い絨毯のように塀の周りを覆っている。ここから、"境川遊水地公園"に向かう。渡り鳥が去ったこの時期は、新たな野鳥との出会いは期待せず、早歩きに集中することにする。
 13:58、ところが"下飯田ビオトープ"手前まで来ると、柳の木の辺りから、美しい鳥の声が聞こえてくる。思わず足を止めて聞き入ったところ、高低差のある透き通った声で、やや騒々しい"ガビチョウ"や、独特の鳴き声の"シジュウカラ"とは、明らかに異なっている。そこで、点にしか見えない姿を、取り敢えずスマホで数ショット撮影して、帰宅後改めて名前を特定することにする。だが、写った鳥の姿は、拡大するとぼやけてしまい、判別が困難である。それでも夫々の写真を比較していると、何となく"ホオジロ"のようにも見えてくる。一方、ネット上の"鳥図鑑"で鳴き声を確認したところ、"ホオジロ"の声とは一寸違うようである。そこで、鳥にも詳しいAさんに、これらの不鮮明画像と共に、鳴き声の特徴を伝えたところ、"カシラダカ"ではとのコメントが届く。改めて、ネット上で鳴き声も確認したところ、この鳥に間違いなさそうである。流石にAさんである。ここから坂道を下って行くと、小さな池が現れる。その水面を、半分程も"ミズキンバイ"が覆っており、黄色い小花を多数つけている。この植物は、"絶滅危惧種"に指定されているが、近縁種の"オオバナミズキンバイ"は、"特定外来生物"とか。両者の判別は、葉の特徴の違いから、比較的容易なようだが、詳細は省略する。ここからグランドを一周して"天王森泉公園"に向かう。
 14:28、公園の門を潜ると、艶やかな"モントブレチア"が迎えてくれる。奥の花壇に進むと、"キキョウ"が多数咲いており、正に吸い込まれるような青さである。湧水地近くまで来ると、狙いの"キツリフネ"が数輪咲いている。嘗て、室蘭の水元沢で見かけた"野生種(2006年9月3日参照)"同様、水辺を好むようである。園内を一周して、可憐な"アキノベニバナサルビア"他の花々を撮影して、公園を離れる。
 15;13、霊園に戻って来ると、先程の"ハス"の花を、スマホに収めている方に出くわす。やはり、この清楚な姿に、多くの方々が魅了されるようである。改めて、往路で撮影したものと比較してみると、ピンクのハスは半分閉じかけているが、白のハスは殆ど変わらない。蓮の花は、朝開いて夕方閉じると言われているが、その寿命は僅か3〜4日程度のようなので、白花の方はその時期が近付いたのかもしれない。最後にバラを撮影して霊園を離れようとしたところ、大きな"カミキリムシ"が茎から這い上がってきて、花弁を落とした花房を齧り始める。
触角が長く、一寸不気味に感じるが、ネット情報によると"ゴマダラカミキリ"とか。この昆虫は、柑橘類に甚大な被害を及ぼすようだが、バラにも食害が及んでいることになる。先日バラの消毒が行われたばかりたが、別途害虫の駆除も必要かもしれない。

★活動量計データ(上り階段数;220,早歩き歩数;10,837,総歩数;15,041,歩行距離:11.8km(本年累計:981.2km),活動カロリー;823kcal,一日総消費カロリー;2,483kcal,脂肪燃焼量:42.2g) 

戻る