*** 2001年12月30日 六甲_東お多福山 ***

1.芦屋川1 2.高座の滝 3.鎖場
(高座の滝裏)
4.急斜面
(高座の滝裏)
5.ロック
ガーデン1
6.ロック
ガーデン2
7.ロック
ガーデン3
8.風吹岩1 9.風吹岩2 10.荒地山全景
11.荒地山の
巨石1
12.荒地山の
巨石2
13.荒地山
への分岐
14.芦屋カントリー
脇の登山道
15.猪注意の看板
(雨ヶ峠)
16.東お多福山
への登り
17.東お多福山
山頂
18.神戸港
(東お多福山)

 12月30日(土)に、Mさんの追悼登山のため東お多福山(697m)に登る。8月の猛暑の中、Wさん、
Mさん、Aさんと4名で喘ぎながら登った思い出多き山である。今回は全てデジビデのフォト
ショット撮影はあるので、発色の悪さは御容赦願いたい。
 前回と同様、高座の滝から風吹岩を経て東お多福山を目指す。冬休みのせいか家族連れが
多い。高座の滝裏の急登を経て、野生の猪が屯(たむろ)する砂防ダムを訪れるが、今回は一匹も見
られず何となく寒々とした光景である。
 ここから30分程で風吹岩(437m)に辿り着く。眼下には風化花崗岩が露出したロックガーデン
が見られ、東方には花崗岩の巨石が剥き出しになった荒地山が望める。六甲山系は一般的に
ざらざらした風化花崗岩の土質であるが、荒地山の様な風化前の巨石が残っているのは何とも
不思議である。
 風吹岩で小休止後、"太陽と緑の道"を経て雨ヶ峠に向かう。この道の名前の由来は判から
ないが、この辺りは湧き水が見られる湿地帯で、貴重な水性植物が見られるとの事である。
又5月には道端にミツバツツジが咲き乱れ、花の回廊とも言うべき登山路となる。
 雨ヶ峠には多くの登山客が小休止していたので、脇を抜けて一気に東お多福山を目指す。
尾根に出ると強風が吹きすさび、すこぶる寒い。東お多福山山頂で写真を撮った後、前回皆で
昼食を取った場所で小休止する。ここから光り輝く神戸港が望める。港のクレーンがまるで鳥
の姿の様に見える。少し休んでいると体が冷えてきたので、早々に下りにかかる。
 今回は特に何事も無く、Mさんの御冥福を静かに祈れた一日であった。

登りの厳しさ:★☆

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