風日誌

アナログ音源のデジタル化/芦田容子/モンジュリ


2005.4.15.Fri.

 

・アナログ音源のデジタル化
・芦田容子
・モンジュリ
・山頭火を歌う
 
i-Podを使いこなすということは、
そこに放り込むデータ形式にする必要があるということになる。
つまり、テープやレコードなどのアナログデータを
デジタルデータに変換しなければならない。
 
ご大層にいうほどの難しい作業ではないのだけれど、
そのためのツールとソフトが必要なのでほうっておいたが、
先日、「ほぼ日」でラジオ番組をi-Podに入れるという話があったので、
重い腰をあげてみることにした。
 
しかしi-Podにせよ、道具に使われるばかりになるのは避けたい。
道具を使うならばそれなりの養分をそこからもらわなければ。
 
ということで、記念すべき?最初の作業として、
なんにしようかと考えたのが、
今でもたまにききたくなってしまうカセットテープの音源を
i-Podに入れるデータに変換してみるということである。
つまりはi-Tuneで扱えるデータにするということ。
 
で、決めたのが、芦田容子さんの音楽である。
松山にいたころに、たまにyuccaとでかけていた喫茶店「モンジュリ」で
歌い続けているミュージシャン。
その「モンジュリ」は、日本紅茶協会「おいしい紅茶の店」認定店でもあり、
またおいしい定食も魅力の、ちょっと郊外のしゃれた店。
調べてみたら、芦田容子さんとモンジュリのHPが見つかった。
http://homepage2.nifty.com/monjuri-yoko-ashida/
懐かしい。
ここで定食などについてくるニンジンとキャベツのサラダ?は
今でもそれを真似て家で簡単につくることのあるスタイルだったりする。
 
さて、そのHPにあるデータによれば、これまでお店で発売されていたものは
基本的に手元にあることになる。
以下の3つである。
 
・Vol.1 (カセット) 山頭火を歌う
・Vol.2 (CD)春というのは嘘ですか
・Vol.3 (カセット)神戸の人たちへ/阪神大震災鎮魂歌
 
この「山頭火を歌う」というのと、
「神戸の人たちへ」に収められている草野心平の「ごびらっふの独白」は
久しぶりにきくことになったが、思った以上にすばらしい。
またあのお店のライブを聴きにいきたいものだと思う。
ギター弾き語りで歌われる芦田容子さんの音楽は、
雨の日や夜更けに静かに聴くのにぴったりで、
こういうテイストの音楽というのはちょっと見つからない。
で、今も大切にライブラリ化しているわけである。
 
ちなみに、i-Podに入れるために、CDの「春というのは嘘ですか」を
i-Tuneに入れようとしたら、ネットから曲名等のデータがちゃんと表示された。
ちゃんとネットデータとして登録されているんだとちょっとうれしい気持ちに 
なったりした。
 
もちろん、今日の音楽は、芦田容子さんの音楽だけれど、
これはちょくせつお店に問い合わせないと手に入らない音楽なので、残念。
ぜひきいてほしい音楽なのだけれど。
それに、上記のものは「完売」ということなので…。
でも、たぶん問い合わせればつくってもらえるはずだと思う。
 
最後にでかけたのは、もう5、6年前になるので、
新しいレパートリーもふえているんだろうな。
聴いてみたい。
 
とにかく、アナログ音源をi-Podデータにする記念すべき第1号は
芦田容子さんの音楽なのであった。
 
 

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