・ウィーンフィル/ニューイヤーコンサート ・昨年のMy Favorite Songs 昨夜はウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見る(聴く)。 指揮はマゼール。 とくに期待しないでいたのだけれど、 今まで聴いたニューイヤーコンサートのなかでは もっとも気持ちよく聴くことができた。 とくにアンコールで演奏された 手あかのついた名曲「青きドナウ」の 透明感というか清澄さには心洗われた。 音楽の不思議である。 i-Podには、My Favoriteのファイルがあって、 その内容は毎週のように入れ替わっている。 そのときに必要な音楽というのは変化するのだが、 昨年そのファイルのなかにいつも入れていた曲がある。 それをあらためてのように聴き直してみることにした。 どんな気持ちであのときそれらの曲を聴いていたのだろうか。 記憶のなかでさまざまなシーンが甦ってくる。 しかし、あまり新しい曲というのはないなあとあらためて思う。 比較的新しい曲もファイルのなかには随時入れるのだけれど、 すぐに新陳代謝の対象になってしまうところがあって、 結局ファイルからはずさない曲というのはほんの一部になる。 そうしたなかで昨年わりとよくきいた曲を思い出してみると、 大貫妙子「Beautiful Beautiful Songs/歌がうまれてる」のような気がする。 ライブ録音で矢野顕子とのハモりも入っているもの。 この歌を聴くとまさにぼくのなかに「歌が生まれて」くるときの いろんな思いが浮かんでくる。 そして「ぼく」という存在そのもの「歌」が いったいどんな「歌」でありうるのかを思ったりもする。 さて、今年はどんな曲をMy Favoriteファイルに入れることになるのだろうか。 そういえば、昨年はi-Podを使うようになったというのもあったけれど、 ビートルズ系のものを久しぶりに聴き直してみた。 (ぼくは実際のところビートルズをそんなに好むほうではない) 結局、いちばんまとまって聴いたのはGeorge Harrisonだったりした。 Favorite Songのファイルとは別に、i-Podのなかには、 「All Things Must Pass」「Brainwashed」「Dark Horse」という 3つのファイルがまだ入っていたりするくらいだ。 |
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