風日誌

ニューイヤーコンサート


2005.1.2.

 

・ウィーンフィル/ニューイヤーコンサート
・昨年のMy Favorite Songs
 
昨夜はウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見る(聴く)。
指揮はマゼール。
とくに期待しないでいたのだけれど、
今まで聴いたニューイヤーコンサートのなかでは
もっとも気持ちよく聴くことができた。
とくにアンコールで演奏された
手あかのついた名曲「青きドナウ」の
透明感というか清澄さには心洗われた。
音楽の不思議である。
 
i-Podには、My Favoriteのファイルがあって、
その内容は毎週のように入れ替わっている。
そのときに必要な音楽というのは変化するのだが、
昨年そのファイルのなかにいつも入れていた曲がある。
それをあらためてのように聴き直してみることにした。
どんな気持ちであのときそれらの曲を聴いていたのだろうか。
記憶のなかでさまざまなシーンが甦ってくる。
 
しかし、あまり新しい曲というのはないなあとあらためて思う。
比較的新しい曲もファイルのなかには随時入れるのだけれど、
すぐに新陳代謝の対象になってしまうところがあって、
結局ファイルからはずさない曲というのはほんの一部になる。
 
そうしたなかで昨年わりとよくきいた曲を思い出してみると、
大貫妙子「Beautiful Beautiful Songs/歌がうまれてる」のような気がする。
ライブ録音で矢野顕子とのハモりも入っているもの。
この歌を聴くとまさにぼくのなかに「歌が生まれて」くるときの
いろんな思いが浮かんでくる。
そして「ぼく」という存在そのもの「歌」が
いったいどんな「歌」でありうるのかを思ったりもする。
 
さて、今年はどんな曲をMy Favoriteファイルに入れることになるのだろうか。
そういえば、昨年はi-Podを使うようになったというのもあったけれど、
ビートルズ系のものを久しぶりに聴き直してみた。
(ぼくは実際のところビートルズをそんなに好むほうではない)
結局、いちばんまとまって聴いたのはGeorge Harrisonだったりした。
Favorite Songのファイルとは別に、i-Podのなかには、
「All Things Must Pass」「Brainwashed」「Dark Horse」という
3つのファイルがまだ入っていたりするくらいだ。
 
 

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