風のメモランダム

シュタイナー全集デジタルデーターベース


2005.6.4.Sat.

 

○シュタイナー全集デジタルデーターベース発売
○だるまん五行講座
○若貴の確執から思うこと
○宮藤官九郎は面白い
○Line Wire
 
慌ただしく気ぜわしく過ごしているうちに
例のごとくサボったまま、
6/14にこのMLの8周年を迎えたことを失念していた。
 
記念すべきほどのことでもないし、
記念になにかをする予定も特にはないけれど、
「風日誌」を少しだけリニューアルしてみようかと思う。
 
「ほぼ日刊イトイ新聞」は先日7周年を迎えたということだけれど、
「ほぼ」といいながらも毎日更新していて
やはりすごいなという感が強くあって
できれば、ぼくもそうできればと思いつつ
現実的なラインとして、「ほぼ」よりは「ぼちぼち」という感じで
できるだけメモ程度の何かを書いていければと思っている。
名称も「日誌」ではやはりまだ思いので「メモランダム」ということで、
メモをランダムにボードに貼り付ける感じではじめることにしたい。
 
■シュタイナー全集デジタルデーターベース発売
 
シュタイナー出版社から全集カタログの新版が出たことは先日お知らせしましたが、
今回注目は、全集がデータベース化されたものが発売されたことでしょう。
white birchさんはすでに購入されたということですが、
残念ながらWindows対応しかでていないようで、
MACでも読めないことはないですけど、
購入するとしたらやはりMAC対応が出てからにしようかと思っているところです。
ちなみに、HPからダウンロードできるPDFファイルはまだ前ヴァージョンの 
ままでした。
http://www.rudolf-steiner.com/
 
■だるまん五行講座
 
昨日知人から五行に関するホームページを紹介してもらいました。
堀内信という歯科医師の開いているホームページ「だるまん五行講座」です。
この「五行講座」は「五行」といいながら、説明の仕方がけっこう霊学的で、
四大霊の解放につながるテーマなどもきちんととりあげられていたりしています。
これまでこういう霊学的な説明の仕方をした五行というのは知らなかったので
とても新鮮ですし、実はこの講座、マンガでできていたりして、面白いです。
http://www.zamanet.com/horiuchi/opening.html
 
■若貴の確執から思うこと
 
なんだか醜い限りの若貴の喧嘩ですが、
こういう喧嘩を繰り広げるのも、時代なのかなあという印象があります。
時代というのは、短い意味での時代ではなく、
血縁的なものを切り離す衝動という意味でのきわめて長いスパンでの時代です。
バガヴァット・ギーターなんかもそうですし、
キリストが血縁的なものに「剣」を投げ込むというのもそうです。
そういえば、先日ご紹介した「はるあきら(安倍晴明)」のなかでも
「娘であれ、家族であれ、魂はみな別々なのだ。
一人に一つずつ。決して重ならない。」とあった。
血はかつて古代では血縁であったところがあるが、
今や個々の自我としてのものでなければならないわけである。
 
■宮藤官九郎は面白い
 
今や絶好調の『タイガー&ドラゴン』だが、
これをきっかけに脚本の宮藤官九郎についてあれこれ物色している。
あまりテレビを見ない関係で知らなかったのだけれど
『池袋ウエストゲートパーク』やとくに『木更津キャッツアイ』なども、
『タイガー&ドラゴン』のようなノリに近いものがあるようである。
今その過去のテレビ番組データを物色しながら、
同時にその脚本なども見ていたりするが、
すごい脚本を書くものだと久々ぼくのなかの「感覚魂」の部分が色めきたっている。
舞台の脚本などもあるがこれもまた面白い。
ついでに大人計画だとかグループ魂とかいうバンドのことも知り、
この方面では、ぼくの頭のなかはカオスのような状態になってきていて
このカオスからいったい何が生まれてくるのだろうと思うとワクワクものである。
 
■Line Wire
 
先日Lime Wireというソフトのことを知った。
ネットワーク上で個々のパソコンの中に登録されている
映像や音楽のデータを共有できるというソフトである。
著作権すれすれ、どころかかなり危ない線を行くソフトだが
たしかに利用価値は高い。
たとえば、上記の『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』の
過去のテレビ番組もこのネット上で見ることができたりした。
昨年からi-Podでライフスタイルのある部分がかなり変化したが、
このLime Wireでもかなりな変化が予測される。
これに限らずここ数年の変化の速度というのは、激しいものがあって、
このまま行くとどうなってしまうのかと危ぶむところと期待してしまうところ 
が相半ばする。
しかし人間の知恵の速度はそういうことにはならない。
技術と人間は歩みをそろえてということはむずかしいらしい。
 
 

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