●型へ/からの展開(メモ)3 「.形而下の世界における型の意味」 ・言語におけるソフトとしての「型」という考え方は、 この形而下の世界における形而上的なものから持ち込まれた「型」の ひとつの例として見ることができるだろう。 ・従って、言語以外のさまざまな形而下の世界においてにも、 さまざまな「型」とそれを使った展開を見いだすことができるだろう。 ・そのそもこの身体そのものがさまざまな「型」によって潜在的に動かされている。 肉体=ハードを動かすさまざまな「型」があってはじめて、 なにがしかの活動が可能になるといえる。 ・従って、人が生まれつきさまざまな差異を持つというのは、 ハードとしての肉体の差異と同時に、 それを動かすソフトとしての「型」の差異でもあるということがいえる。 ・しかし重要なのは、その「型」を見いだすことであると同時に、 その「型」を使って活動するものとその展開を見いだすことであろう。 ・人は「型」を必要とするが、それは「型」そのものを目的とするのではなく、 その「型」を使ってどうするかということなのである。 |
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