●型へ/からの展開(メモ)2 「型と言語」 ・言語の習得においても、「型」は重要である。 ・人は生まれて、そのネイティブな言語を習得する。 それはおそらく無秩序にされるのではなく、 自己組織化されるように言語能力を展開させていく。 そこおいてはもちろん母親や家族などの言語活動が深く影響し、 その心身をふくんだキャッチボールによって言語が習得される。 アフォーダンス的な部分もそのネイティブな言語能力には深く関与しているだろう。 ・人間は、生来言語習得の潜在能力を持っているといわれる。 チョムスキーの変形生成文法の考え方などもそれを基礎としていると思われる。 では、その潜在能力というのはいったい何なのだろうか。 ・もちろん脳の基礎能力というのもそこには関与するが、 そのハードの部分だけではなく、そこにおいては、 身体的に展開していく魂の能力も「型」として関与しているだろう。 ・おそらくはあらかじめ魂の「型」がソフトとしてそこにあって、 そのソフトを使いながら人は言語を習得していくことができるのだろう。 ・従って、その言語習得ソフトが機能しない場合、言語習得はうまくいかない。 もちろんハードの部分に問題がある場合も同様である。 ・また、その言語習得ソフトにもさまざまな差異があるだろう。 人はおそらく生まれてくる際、それまでに習得し得ていた潜在的な言語能力を その身体的能力を使って展開していく。 |
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