２００５年８月は腰を痛めてトホホの管理人。最初の３日はトイレにも行けず、１週間経っても寝たきり状態とかなりの重症。普段から腰痛持ちの管理人ですが、ここまで酷いのは生まれて初めて。そして時既に８月２４日（水）、釣りは既に２週お休みしてますが、今週末もどうなることやら、まだ自信が無い。このところ釣りに行ってないので、釣行記も必然的に休止状態。短時間なら座ってパソコンもできるまでに回復したことだし、久し振りにトピックスでも書いてみるか・・・。
管理人が釣りに行かないと、途端に我が家の魚供給がストップ。魚好きの我が家としては街の魚屋さんで安くて美味しい魚を毎日のように物色するわけですが、この季節、何と言っても秋刀魚が旨いのである。それに加えて安いとくれば食べない手は無い。日によって価格の変動はありますが、だいたい３５ｃｍ前後の良型が１本１００円ときたもんだ。家族４人で塩焼きと刺身にしても６、７百円だから秋刀魚はまさに庶民の味方なのである。腰でダウンして以来、週に２回は秋刀魚を食していますが、今回はそんな身近なところで日頃の秋刀魚料理を写真に収めてみました。
秋刀魚の出回り期はだいたい８月〜１１月。夏場に北海道東方沖で漁獲される秋刀魚は脂が乗り、体脂肪率が２０％を超えるらしい。その後、群れは南下し、晩秋に中部以南で漁獲されるものは体脂肪率は数％程度まで落ちるとのこと。従って今の時期に水揚げされる秋刀魚が一年で一番脂が乗っているわけですが、刺身で食するには脂がキツ過ぎると好みも分かれるところかもしれません。しかし、健康に良いとされる各種の不飽和脂肪酸を多量に含むのは秋刀魚も他の青魚と同様で、そんな意味からも安くて旨い旬の秋刀魚を是非とも賞味しようではありませんか。
以下に「塩焼き」、「刺身」、「〆秋刀魚」、「蒲焼き」、「梅煮」、「梅煮チャーハン」、「秋刀魚ご飯」、「干物」、「竜田揚げ」、「カレー煮」、「梅しそ叩き」、「キムチ和え」、「キムチ煮」（「冷酒」はおまけで・・・）の写真を載せてみましたが、他に「酢の物」、「つみれ汁」などで頂くことも多いです。
【塩焼き】
３５ｃｍ級のいい秋刀魚、こんがり焼けましたよ。はらわたは入れたまま焼くと、脂が落ちすぎず、はらわたの苦味も楽しめますよね。大根卸しはお好みで・・・ジアスターゼが消化を助けるそうです。そしてレモン、すだち、かぼすなどの柑橘系の香りも爽やかです。
【冷酒】
天狗舞の山廃純米吟醸。知人からお見舞いで頂きました。普段はこんな高級なお酒飲めません。天狗舞は独特の山吹色が綺麗ですね。さすが純米吟醸、米の香りと吟醸香のバランスよく飲み口がフルーティなお酒です。
秋刀魚を下ろして刺身を作る料理人。
いつもは主役のネギマも今日は影が薄い。ちなみに切り落としが１パック２１０円の安マグロです。秋刀魚の刺身は生姜で頂くのが定番ですが、最近はニンニクで頂くのがマイブーム。翌朝、予定が無いときはお試しください。自分でも嫌になるほど臭います！（笑）
【刺身】
脂が乗って超マイウ〜！私一人で１本半は食べちゃいますよ。
【〆秋刀魚】
これは酢で半日〆た秋刀魚。刺身も旨いがこっちも旨い！
【蒲焼き】
これは蒲焼き。甘辛い味付けで、子供たちは丼にして食べるのがお好み。紅生姜はＯＫＡＺＵ屋謹製。これがまたよく合うんです。
【梅煮】
圧力鍋で煮込むから骨までトロリ。梅干しの酸味が秋刀魚の脂と相性良く、これは旨い！
【梅煮チャーハン】
上の「梅煮」を使ったチャーハン。これがまた楽しみのひとつなんです。
【秋刀魚ご飯】
写真は秋刀魚ご飯の炊き込み前と炊き込み後。味付けは醤油、酒、砂糖、塩で分量は適当だそうです。白身魚の炊き込みご飯よりはしっかり目の味付けですね。米３合に対して塩焼きにした秋刀魚を３本使用。
骨を取るのは私の仕事。身が細かくなり過ぎない程度に良く混ぜます。土鍋の底から香ばしいおこげが顔を出し、これまた超マイウ〜！
どうですこの色艶！三膳は楽勝。あ〜満足満足。（笑）
【干物】
生でも塩焼きでも美味しい秋刀魚を敢えて干物に。開き方が悪くて頭が右を向いてしまいましたが、お味はいいですよ！脂が乗ってますので、立て塩（酒１０％、塩７％）に約１時間漬けてから真水で洗い流し、よく水気を拭き取ってから干物にします。干すことで新たな旨みがジワっと出てくるからさすが干物マジック！
【竜田揚げ】
醤油、酒、生姜のみじん切りのタレに漬けてから唐揚げに。今回は茸あんかけで頂きました。
【カレー煮】
カレー粉とニンニクで炒めてから、甘辛く煮付けると、これがまた旨いのよ！
【梅しそ叩き】
梅干、大葉、わさび、白ごまと一緒に叩いて、これまた絶品！酒が止まりません。
【キムチ和え】
キムチ、醤油、ゴマ油、白ごまで和えて、白髪葱のトッピング、これまた旨い！
【キムチ煮】
キムチと煮ても相性バッチリ、２日、３日と火を入れ直す度に旨くなる。
