*** 2022年4月30日 まさかりが淵のランと蝶 ***

1.ツバメ1 2.ツバメ2 3.ツバメ3 4.ギンラン1 5.ギンラン2 6.ギンラン3 7.ギンラン4 8.ギンラン5 9.キンラン1 10.キンラン2
11.キンラン3 12.キンラン4 13.キンラン5 14.キンラン6 15.キンラン7 16.キンラン8 17.キンラン9 18.キンラン10 19.キンラン11 20.キンラン12
21.ウグイスがグラの実 22.キンラン13 23.キンラン14 24.キンラン15 25.キンラン16 26.アルビノの
キンラン1
27.新緑の若葉1 28.新緑の若葉2 29.新緑の若葉3 30.新緑の若葉4
31.新緑の若葉5 32.新緑の若葉6 33.新緑の若葉7 34.新緑の若葉8 35.新緑の若葉9 36.新緑の若葉10 37.まさかりが淵1 38.まさかりが淵2
(水遊び)
39.新緑の若葉11 40.まさかりが淵3
41.新緑の若葉12 42.新緑の若葉13 43.新緑の若葉14 44.新緑の若葉15 45.新緑の若葉16 46.新緑の若葉17 47.新緑の若葉18 48.新緑の若葉19 49.新緑の若葉20 50.新緑の若葉21
51.花を
切り取られた
キンラン
52.キンランの
盗掘跡
53.キンラン17 54.キンラン18 55.アルビノの
キンラン2
56.アルビノの
キンラン3
57.アルビノの
キンラン4
58.キンラン19 59.キンラン20 60.キンラン21
61.ギンラン6 62.ギンラン7 63.ギンラン8 64.ギンラン9 65.ギンラン10 66.コミスジ1 67.コミスジ2 68.コミスジ3 69.コミスジ4 70.コミスジ5
71.アオスジアゲハ 72.アルビノの
キンラン5
73.アルビノの
キンラン6
74.アオスジアゲハ2 75.アオスジアゲハ3 76.アオスジアゲハ4 77.アオスジアゲハ5 78.アオスジアゲハ6 79.イロハモミジ
の若葉1
80.イロハモミジ
の若葉2

 4月30日(土)、先日のくわくわ森に続き、まさかりが淵でもギンランが咲いている可能性大なので、ポケデジを持ってウォーキングに出かける。なお、盗掘防止の観点から、昨年同様撮影場所を明示せず、画像のみを表示致します。また、本日は出発前にツバメが現れたので、何か良いことが起きるかもしれない。
 12:54、まさかりが淵駐車場に車を停め、先ず"ギンラン"を求めて、階段を登って行くと、広場手前にロープが張られ、その中に可憐な"ギンラン"が10株程咲いており、昨年より数を増やしているようである。次に、"キンラン"を求めて、散策路を巡ることにする。群生地に近づくと、西日に映える"キンラン"に混じって、"ギンリョウソウ"のように脱色した花が目に留まる。近付くと、花自体は薄黄色の"キンラン"の姿をしているが、葉と茎の葉緑素が抜けたようにクリーム色になっており、弱々しく見える。ネットで検索したところ、"アルビノのキンラン"がヒットしたが、詳細は記されていない。"アルビノ"とは、色素細胞が欠落した状態で、僅かな確率で動植物に起きる遺伝子疾患とか。そこで、この"キンラン"の生態を、自ら考察することにする。"キンラン"は、根に寄生する菌根菌が分解した養分と、光合成によって得られたそれとで、生命活動を維持しているが、このキンランは葉緑素が欠落して光合成が行えなくなり、養分不足で弱々しい姿になったと考えられる。ただ、こんな細身でも、立派に花を咲かせており、却って神々しく見えてくる。
 群落の"キンラン"を撮り終え、森を一周して戻って来ると、一眼デジカメを首から下げられた男性にお会いする。お姿からして、昨年お世話になったSさんのようである。正に奇跡の再会となったが、暫し立ち話の中で、先程の"アルビノのキンラン"が、話題になる。この方も、突然変異か何かで、脱色したのではと仰る。Sさんは近くにお住まいで、毎日森を散策されており、昨日の雨の中、花芽が切り取られた茎や盗掘跡を発見されたとか。Sさんが『何でこんなことをするのですかね?』と、嘆かれていたが、残念ながら、勝手に持ち帰って自分だけ楽しむ自己中な人間が、一定数いるようである。Sさんにその場所に案内して頂いたので、私も啓発の意味を込めて、HPに証拠写真を掲載させて頂く。また、先程のロープも、Sさんが公園の係の方に依頼され、一緒に設置されたとか。正に頭が下がる思いであり、Sさんにお礼を言ってお別れし、元来た俣野公園に戻る。


★活動量計データ(上り階段数;760,早歩き歩数;4,030,総歩数;10,555,歩行距離:8.3km(本年累計:627.7km),活動カロリー;790kcal,一日総消費カロリー;2,450kcal,脂肪燃焼量:35.2g) 

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