*** 2009年5月24日, 6月27日 道南の春 ***

5月24日
1.エゾヤマツツジ1
(室工大
キャンパス内)
2.エゾヤマツツジ2
(室工大
キャンパス内)
3.エゾヤマツツジ3
(室工大
キャンパス内)
4.エゾヤマツツジ4
(室工大
キャンパス内)
5.ヨドガワツツジ
(室工大
キャンパス内)
6.モニュメント
(室工大
キャンパス内)
7.エゾヤマツツジ5
(室工大
キャンパス内)
8.エゾヤマツツジ6
(室工大
キャンパス内)
9.白鳥
(ウトナイ湖)
10.支笏湖
11.ミネザクラ1
(大滝区)
12.ミネザクラ2
(大滝区)
13.三階ノ滝1
(大滝区)
14.三階ノ滝2
(大滝区)
15.三階ノ滝下流
(大滝区)
16.ムラサキヤシオ1
(大滝区)
17.ムラサキヤシオ2
(大滝区)
18.M氏
(洞爺湖)
19.白鳥1
(洞爺湖)
20.白鳥2
(洞爺湖)

6月27日
21.白いコマクサ1
(室蘭Yさん宅)
22.白いコマクサ2
(室蘭Yさん宅)
23.白いコマクサ3
(室蘭Yさん宅)
24.ジャノメキンバイ1
(室蘭Yさん宅)
25.ジャノメキンバイ2
(室蘭Yさん宅)
26.ゴゼンタチバナ
の実
(室蘭Yさん宅)
27.ミニバラ
(室蘭Yさん宅)
28.ユキノシタ
(室蘭Yさん宅)
29.白い花1
(室蘭Yさん宅)
30.白い花2
(室蘭Yさん宅)

 5月24日(日)、久々の快晴である。キャンパス内では、エゾヤマツツジが正に見頃を迎えており、早速カメラをぶら下げてキャンパス内を散策する。早いもので、室蘭に来て5度目の春を向かえる。また、単身赴任生活も高知工科大時代を入れると、7年余りとなる。所で、本日は、いすゞ自動車のR.M CE(チーフエンジニア)殿の御来道である。目的は、私が担当する"技術開発論"の第2週「企画と設計」を、ご講義頂く為である。M氏は、関東六大学の名門K大のご出身で、私のいすゞ時代の一時期、共に開発に携わった間柄である。2007年春に本学機械系修士を修了したF君が、M氏の下で働いているのも、何かのご縁であろうか。
 キャンパス内の花々の写真を撮り終え、一路新千歳空港に向かう。第一ターミナル出口で、約20年振(?)りの再会を果たす。お元気そうで何よりである。ここから、本日のお宿"登別・石水亭"まで、道々道南の名所を車でご案内する。先ず、空港近くで遅い昼食を取ったのち、ウトナイ湖に向かう。ここは、渡り鳥のオアシスとして有名であるが、この時期、居残り組みの白鳥や鴨が、湖上に浮かんでいる。我々が岸辺に向かうと、オオハクチョウが此方に近寄ってくる。見れば、首下に緑の筒が付けられている。居場所を知らせるための無線装置なのか、それとも単なる名札なのか不明だが、何とも痛々しい。
ここから支笏湖を巡ったあと、"三階の滝"に立ち寄る。この滝の景観はそれなりとして、車に戻ろうとしていると、色艶やかな"ムラサキヤシオ"が目に留まる。六甲でよく見かけた"ミツバツツジ"より、一回り大きく色も派手である。夕刻が迫ってきたので、本日の最終目的地洞爺湖へと急ぐ。ここでも数羽の白鳥に出くわす。首輪も無く、羊蹄山をバックに悠然と泳ぐ姿は、実に絵になる光景である。やはり自然が何よりである。洞爺湖八景の看板前で記念撮影した後、登別温泉に向かう。
 6月27日(土)、高山植物を撮影するため、近くのYさん宅を訪問する。以前、スナック"やってるよ"で、Yさんに初めてお会いした際、高山植物の女王"コマクサ"他をご自宅で育てられているとお聞きし、開花時期に、是非一度お邪魔させて頂ければと考えていた。そこで、同スナックのママ・Y.Wさんに仲介をお願いした所、快くお引き受け頂き、急遽この訪問が実現した。この時期、"白のコマクサ"が見頃とか。
 お二人に案内され、庭の奥に向かう。その一角には、小石を敷き詰めた発泡スチロール製の箱の中に、純白の"コマクサ"が数輪咲いている。実に清楚で上品な姿である。ピンクのコマクサが"女王"とすると、此方は未婚の"王女"というところか。また、背丈の割りに、実に大きな花房である。Yさんが丹精こめられた成果であろうか。他にも,ゴゼンタチバナ,ジャノメキンバイ等を、標準ズームと300mm望遠で撮影し、お暇する。
 今回、高砂町の"植物学博士"Yさんと同"マドンナ"Y.Wさんのお世話で、念願のコマクサとの出会いが実現した。Yさんは私の小学時代の親友と同姓、Y.Wさんは私の義母と同名且つ我妻と誕生日が僅か一日違いなのも、何かのご縁であろうか。機会があれば、是非大雪のコマクサも狙ってみたい。

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