*** 2005年5月21日 洞爺湖 ***

1.青年の家 2.ゲーム 3.西洋タンポポ1 4.西洋タンポポ2 5.ソメイヨシノ1
6.ソメイヨシノ2 7.記念撮影 8.ヤエザクラ 9.スミレ
(タチツボスミレ類?)
10.ヒトリシズカ
11.ミヤマ
エンレイソウ
12.洞爺湖1 13.洞爺湖2 14.洞爺湖3 15.洞爺湖4
16.昭和新山 17.有珠山 18.樹林


 
 5月21(土)〜22日(日)にかけて、中国人留学生主催の懇親会が洞爺少年自然の家にて行われる。本施設は
洞爺湖の北西部に位置し、広大な敷地内に宿泊所,グランド,ミニゴルフコース,屋外パーティー会場等
が設けられている。今回の参加者は約50名、私は諸般の理由で日帰り参加である。
 部屋割り決定後、研修室に集まり自己紹介を行う。少し顔見知りになった後、屋外パーテーの会場へと
向かう。ここで、各自分担して料理の準備や会場の設定を行う。北海道と言えば、ジンギスカン料理であ
るが、料理が大の苦手な私は何もすることがない。結局、味見役でしかなかったが、ラム独特の匂いもな
く、大変美味であった。
 食後、周辺の散歩に出かけると、あちこちにタンポポの花が見られる。裏返すと、愕が反り返っており、
西洋タンポポであることが判かる。大きさは、本州の2倍はあろうか、辺り一帯を黄色の絨毯のように覆っ
ている。一見長閑な春の風景に思えるが、この花が在来種のエゾタンポポを駆逐し、原野を覆い尽くす勢
いである。本州のオオキンケイギク同様、何らかの対策が必要であろう。
 記念撮影の後、ソフトボウル,ミニゴルフ等幾班かに分かれて、スポーツを楽しむ。私は洞爺湖全体を
撮影するため、単独で烏帽子岩(溶岩ドーム:標高290m)を目指す。日当りの良い山道には、可憐なスミレ
が咲いている。更に登ると、潅木の間に白色の針状の花が目に留まる。頂上付近では、愕と花弁の位相が
90度ずれたような、三角形の花が咲いている。後日調べたところ、前者がヒトリシズカ、後者がミヤマエ
ンレイソウ(オオバナエンレイソウ?)のようである。このように、日射量の少ない場所では、流石の西洋
タンポポも繁茂できないのであろう。
 烏帽子岩からは、雄大な洞爺湖が望める。残念ながら、この岩が邪魔して、洞爺湖の全貌は掴めない。
仕方がないので、東半分を広角ズームで撮影する。次に、望遠レンズに交換して鋭利な山を狙うと、山腹
から煙を噴き上げているのが判かる。位置からして昭和新山であろう。有珠山他、周辺の山々を撮影した
後、元来た道を戻る。
 今回は、中国人留学生主催の親睦会に参加させて頂いた。関係者の段取りの良い進行と共に、好天にも
恵まれ、楽しい一日を過ごすことができた。機会があれば、是非このような会に参加したい。

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