*** 2005年4月17日 早春の室蘭 ***

1.ネコヤナギ1 2.ネコヤナギ2 3.白い花
(キクザキイチゲ)
4.フキノトウ
5.鷲別岳&
カムイヌプリ
6.鷲別岳(911m) 7.室工キャンパス 8.室蘭市中心部
と駒ヶ岳


 室蘭に赴任後20日程経過したが、春はまだ遠く室蘭市の北に聳える室蘭岳(911m)、及びカムイヌプリ
(神の山の意:750m)も雪を被ったままである。そこで、雪山の景色を写真に収めようと、カメラをぶら
下げて散歩に出かける。鷲別川を渡っていると、ビロードのようなネコヤナギが目に留まる。何十年ぶ
りに見るネコヤナギは、何とも新鮮に写る。裏山の小道に分け入ると、可憐な白い花(キクザキイチゲ)
が枯葉の中から顔を出している。その側には、蕗の薹が開花しており、春の到来が実感できる。一見丸
っぽいこの花も、近寄ってみると多くの針状の花弁からできていることが判かる。
 急坂を登りきり丘の上に出ると、室蘭岳からカムイヌプリにかけての稜線が望める。未だ雪が深く、
冬山の装備が必要な模様である。一方、室工大キャンパスの先には、製鉄の町室蘭の工場群が、更に
先には、雄大な駒ヶ岳(1133m)が蜃気楼の様に浮かんで見える。是非一度挑戦してみたくなる山容では
あるが、噴火湾を挟んで位置することから、車で片道3時間以上はかかると思われる。またこの山は、
現在火山活動のため登山禁止なので、残念ながら諦めざるをえない。従って、近場の室蘭岳に先ず
アタックしたい。

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