*** 2004年9月19日 土佐山田の秋 ***

1.蝶と彼岸花1 2.蝶と彼岸花2 3.畦道に咲く
彼岸花1
4.畦道に咲く
彼岸花2
5.土佐山田町
田園風景1
6.土佐山田町
田園風景2
7.紅白の彼岸花 8.土佐山田田
園風景3
9.ため池1 10.農家
11.コマツナギ1 12.コマツナギ2 13.キチョウ
のペア
14.ナンテンハギ 15.セリ科の花
16.クズの花 17.ため池2 18.道端の
彼岸花1
19.道端の
彼岸花2
20.道端の
彼岸花3
21.道端の
彼岸花4
22.道端の
彼岸花5

 最近大学キャンパス周辺には艶やかな彼岸花が咲き始め、休日の散歩コースである土佐山田周辺
の様子が気になっていたが、タイ/カンボジア/中国と出張が重なり、訪れる機会がなかったので、
9月19日(日)、久々に愛用のデジカメを担げて散歩に出かける。
 街中から田園地帯に入ったが、昨年咲いていたコスモスは全く見られない。そう言えば、背後の
山の竹林や木々が傾き、茶色に変色している。従って、コスモスも、台風16号/18号に吹き飛ばさ
れてしまったのであろう。コスモスの撮影を諦め、先を急ぐと畦道に艶やかな彼岸花が何株も咲い
ている。一羽のアゲハチョウが、これらの花を飛び交って、しきりに蜜を集めている。そうこうす
る内に、もう一羽のアゲハチョウが飛んできて蜜を吸い始める。縄張り争いになるかと、じっと見
ていたが、そんな様子もなく、お互いに譲り合っているように見える。中々素晴らしい光景である。
 撮影を切り上げ山道にかかると、道端で横になっている蝮に出くわす。恐る恐る近寄ってみたが、
びくともしない。どうやら、車にひき殺されたようである。そう言えば、一昨年の春に高知に赴任
早々、散歩中に蝮に出くわし、吃驚したことがある。その時は尻尾を振って威嚇し、鎌首を持ち上
げていたように記憶している。豊かな自然が残るのは良いが、蝮だけは御免蒙りたい。
 ここから暫く登り、峠を越すと農家が現れる。中々立派な門構えであり、周辺の自然に旨く溶け
込んでいる。理由は不明だが、この辺りは何となく心が落着く場所でもある。溜池の脇を通り過ぎ、
農道を下ってくると、遥か遠くの真っ赤な彼岸花が目に留まる。近寄ってみると、何百メートルに
も渡って、繋がって咲いている。はっきりいて、彼岸花自体は余り好きな花ではないが、これだけ
連続して咲いている箇所は、他には無いように思える。
 以上、初秋の土佐山田を彼岸花中心の写真で紹介した。 

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