*** 2004年1月10日〜12日 中国・北京 ***

1.雪の北京1 2.雪の北京2 3.雪の北京3 4.東西通
(天壇公園)
5.天壇公園全景
6.皇穹宇 7.天壇公園
南入口
8.仙人と走獣1
(屋根飾り)
9.仙人と走獣2
(屋根飾り)
10.皇穹宇入口
11.皇穹宇内天井 12.祈年殿正面1 13.祈年殿正面2 14.祈年殿周辺1 15.祈年殿周辺2
16.祈年殿裏面 17.天壇公園
北側1
18.天壇公園
北側2
19.天壇公園
北側3
20.鳥の鳴き較べ
21.故宮前門 22.天安門広場 23.天安門広場
の衛兵
24.唐獅子と
天安門
25.王府井大通1
26.王府井大通2 27.富士山 28.北&
南アルプス


  1月3連休の初日の1月10(土)、中国燕山大学からの博士課程留学候補者の面接試験のため、I,M両先生と共に成田から北京
に飛ぶ。当日終夜に北京に到着し、翌11日(日)に5名の志願者の試験を行い、12日早朝北京を発ち夜高知迄戻る強行軍である。
本来なら、11日当日は来住小学校の同窓会に出席する予定だったが、北京出張で参加できなくなり残念至極である。以下、
業務内容については省略し、早朝及び業務終了後に訪れた天壇公園の印象についてのみ記す。
 11早朝、ホテルの窓から外を眺めると、通りは薄っすらと雪化粧をしている。早速この光景を撮影しようとファインダー
を覗くと、シャッタスピードは何と1/6秒と、手ぶれを起こして当然のスローシャッターである。物は試しと、窓にへばり
つき強引にシャッターを切る。後でPCで見てみると、何枚かは完全にぶれておりHPへの掲載は憚れるが、他の何枚かは却っ
て動きが感じられ、面白い写真に仕上がっている。これらの写真をHPに掲載することにする。
 試験終了後、近くの天壇公園に出かける。物の本によると、天壇とは五穀豊穣を天に祈願する場所とのことで、15世紀に
創建されたそうである。以前に訪れた際は、公園の周辺で太極拳に興じる御老人が見られたが、本日は雪のせいでひっそり
としている。南門から中に入ると三段の円形台が現れる。冬至には、壇上で皇帝自ら天に五穀豊穣を祈ったそうである。
ここから北を眺めると、手前に一層の皇穹宇,その先には三層の祈年殿が一直線上に並んでいることが判かる。
 皇穹宇の手前まで行くと、屋根の先端に走獣数匹を従えた仙人が鎮座している。魔除けとしての屋根飾りであるが、日本
の鬼瓦と異なり何となくユーモラスである。皇穹宇内には、歴代の皇帝の位牌が置かれているので、勿論撮影禁止である。
内部を眺めると、柱や天井の装飾が余りにも見事なので、ものは試しと係員の方に撮影許可をお願いする。すると、以外と
簡単にOKがでたので、急いで何枚か撮影する。
 最後に壮麗な祈年殿を訪れる。北京を象徴する建物だけあって、実に存在感がある。ただ祈年殿だけでは平凡な写真にな
りがちなので、周辺の前景・背景を取り込み撮影する。
 出口周辺の雪景色を撮影していた所、鳥の鳴き声が聞こえてくる。近寄って見ると、数名の老人が鳥篭を持ち寄り、鳥の
鳴き比べに興じている模様である。鳥の種類は判別できないが、鶯の2倍もありそうな大型の鳥がしきりにさえずりあって
いる。うるさくはないが、鶯のような優雅さは微塵も感じられない。ここから、天安門,王府井通りを経てホテルに戻る。
 今回は2004年度留学生の最後の面接試験ため、1月10日から12日にかけて年明けの北京を訪問した。優秀な留学候補者に
も巡り会え、連休を返上して遠路はるばる来た甲斐が有った。以降は、来年度の留学生招聘に向けて鋭意努力したい。

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