*** 2003年11月9日,12日,19日 飛行機の窓からの眺め ***

2003年11月9日(日) アムール川&オビ川(ロシア)---NH201便(成田→ロンドン・ヒースロー)
1.Amur river1 2.Amur river2 3.Amur river3 4.unknown
mountain
in Siberia
5.Ob river1 6.Ob river

2003年11月12日(水) No.07〜19ヨーロッパアルプス---LH4477便(バルセロナ→ミュンヘン)
7.Alps1 8.Doromite1 9.Doromite2 10.Alps2 11.Alps3
12.Alps4 13.Alps5 14.Alps6 15.Alps7 16.Alps8
17.Alps9 18.Alps10 19.Alps11

2003年11月17日(月) No.20富士山---NH202便(ロンドン・ヒースロー→成田)
     20.Mt.Fuji


  11/9(日) No.01〜06アムール川&オビ川(ロシア)---NH201便(成田→ロンドン・ヒースロー)
  11/12(水) No.07〜19ヨーロッパアルプス-----------LH4477便(バルセロナ→ミュンヘン)
  11/17(月) No.20富士山---------------------------NH202便(ロンドン・ヒースロー→成田)

  11月9日(日)、主としてスペインの3大学との国際交流協定締結を打診する目的で、成田からロンドン・ヒースロー空港を経て、
スペイン・バレンシアに向かう。乗り換え時間を含めると約17時間の長旅であるが、時差ぼけを極力回避するため機内では眠ら
ず、読書や写真撮影で時間を潰すことにする。成田を発って2時間程で、ロシア・ハバロフスク上空を通過する。ここからシベ
リア大陸上空を延々8時間も飛行することになる。ハバロフスクから1時間程で、中ロ国境を流れるアムール川(中国名:黒竜江)
が、眼前に広がるようになる。凍結した川面に日光が反射した光景は、黒竜江ならぬ"白竜江"とも言うべきであろうか。本流の
他に、多くの支流や三日月湖まで光り輝き、日本では決して見られない雄大な景色である。更に5時間ほど経過すると、雲間から
アムール川の何倍もの川幅のとてつもない大河が現れる。殆ど雲間に隠れているので川の全貌が掴めないが、経過時間から推定
するとオビ川と思われる。
 11月12日(水)、スペイン・バレンシア在のカタローニア工科大との打合わせを終えた後、バレンシア空港からミュンヘンを経
て、ハンガリー・ブダペストに向かう。本日は曇り空で、眼下の景色は全く見えない。所が30分程経過すると、雲海の中に頭を
少し出した山脈が現れ始める。まるで、雲海に浮かぶ小さな船の集団のようである。機内誌の地図では、アルプスの真上を通過
することになっているので、カメラを抱えてシャッターチャンスを待つ。暫くすると、奇岩が林立する山脈が現れる。形からす
ると、イタリアのドロミテ山群と思われるが、定かではない。この辺りから次々と雄大な山々が現れるが、アルプスの山容につ
いて知識がないので、山名を特定できない。遥か遠くの山群は、オーストリアアルプスであろうか。西日が差し、山容がくっき
りと浮き上がって見える。出張の合間に、このような雄大な光景に出会えたのは、幸運であった。何時の日にか、麓からゆっく
りと眺めてみたい。


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