*** 2002年1月26日 高尾山 ***

(デジタルビデオのフォトショットで撮影)

1.カンアオイ1
(2号路)
2.カンアオイ2
(2号路)
3.シュンラン
(2号路)
4.シモバシラ
(3号路)
5.皆さん
(高尾山山頂)
6.奥の院
壁の木彫
7.薬王院
本殿
8.烏天狗像 9.烏天狗の仁王
(薬王院)
10.天然記念物
蛸杉
11.告発!
カンアオイ
(鉢植)
 1月26日(土)に“さんしょの会”本年度初の登山として、高尾山に出かける。
今回はWさん,Hさん,Tさん御夫婦,Mさん御夫婦の計7名の参加である。
 京王線高尾山口に集合し、ここより琵琶滝を経て2号路を高尾山山頂に向かう。
高尾は今回は不参加のAさんの縄張りで、この季節は“カンアオイ”や“シモバ
シラ”が見られると、HさんがAさんから事前情報を得ている。
2号路の登になり、Hさんがカンアオイを探しにかかるが、中々見つからない。
もう30分近くも探したであろうか、粘った甲斐有ってHさんが枯葉の中に咲く
カンアオイを見つける。早速持参したデジビデでこの奇妙な花を撮影する。
その近くで更にシュンランの蕾をHさんが見つける。その後あちこち探したが、
結局シモバシラは見つからなかったので、代わりに本物を撮影する。
Hさんと相談の結果、Aさんには単に“シモバシラはあった”と報告する事にする。
(Aのコメント:植物体シモバシラの氷柱は12月に見られます。)
 高尾山山頂では、小雪が舞う中お汁粉パーテーが開かれる。餅用の金網が無く、
表面が焦げて黒くなっているが、反って香ばしくて美味である。他にも“料亭の
味”なる特製スープも頂き、身も心も温まる。
 約1時間程山頂に滞在し、下りにかかる。途中の薬王院で今年の登山の
安全祈願を行う。この神社の入口には、何と2体の仁王が立っているが金剛力士
では無く、何とも奇妙な格好をした烏天狗である。山岳信仰或いは神仏習合の
影響か云われは不明である。
 更に下ると、茶店でカンアオイの鉢植を700円で並べて売っている。こんな
奇妙な花を買う人が居るかとも思うが、売っている以上物好きな客がいるので
あろう。Aさんがこれを見て怒り嘆き悲しむ姿が目に浮かぶ。いずれにしても、
野生の花を採取して売り物にするとはけしからん店である。何事も無く、予定
時刻に高尾山口に到着する。
 今回は久々のさんしょの会参加で、身も心も暖まった一時であった。

登りの厳しさ:★

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