*** 2001年10月21日箱根金時山,矢倉岳 ***

1.モミジ(地蔵堂) 2.ノコンギク
(地蔵堂)
3.コスモス1
(地蔵堂)
4.コスモス2
(地蔵堂)
5.シラギク
(リュウノウギク?)
(地蔵堂)
6.ユリ&
トリカブト
(足柄峠)
7.金時山
(猪鼻砦)
8.紅葉1
(金時山)
9.紅葉2
(金時山)
10.紅葉3
(金時山)
11.神山&
大涌谷
(金時山頂)
12.大涌谷
(金時山頂)
13.トリカブト1
(万葉公園先)
14.トリカブト2
(万葉公園先)
15.矢倉岳
(清水越)
16.神山&
金時山1
(矢倉岳山頂)
17.神山&
金時山2
(矢倉岳山頂)
18.金時山
(矢倉岳下り)
19.紅葉
(地蔵堂)

 10月21日(日)に単独で金時山(標高1213m)/矢倉岳(標高870m)に登る。
従来は足柄峠の先(標高800m位)に駐車していたが、今回はバス停の地蔵堂
(標高400m位)脇に車を停め、ここから歩き始める。近所のお婆さんがにこ
やかに朝の挨拶をしてくれる。山里にはコスモスが揺れ、長閑な雰囲気を
醸し出している。夕日の滝の脇を抜けて登山道に入る。道は若干荒れてお
り、人気が無いのか誰にも出会わない。一時間程で足柄の駐車場に辿り着
く。ここから先は猪ノ鼻砦まで緩やかな登りが続くが、それを過ぎると
箱根一番と言われる急登が始まる。
 中程の休憩用ベンチの先に、鮮やかな紅葉を見つけるが、周りの雑木に
邪魔されて写真が撮れない。結局撮影できる空間を見つける為、道を外れ
崖の脇を下りて行く。何とか足場を確保して撮影するが、見下ろすと気持
が良いものではない。
 金時山頂は黒山の人盛りで、通路で弁当を広げている非常識な女性も
見られる。ここは早々に切り上げ、元来た道を下り矢倉岳に向う。
 足柄峠付近を歩いていると、ザックの鈴音(小型のカウベル)に気付き、
子供が寄ってくる。蛭ヶ岳特製のこの鈴は、円やかな音色であるが、音が
大きいので街中では要注意である。
 万葉公園の脇を抜けて、矢倉岳に向う。ここには人の背丈ほどもある
トリカブトが満開である。トリカブトは箱根や丹沢でも多く見かけるが、
万葉公園のものは圧巻である。緩やかな山道を延々と行く、このまま山頂
まで辿り着ければと願うが、最後の登りはやはり厳しい。
 矢倉岳山頂はドーム状のため、360度の展望が得られる。ただ本日は霞が
かかり、眺望が今一つなのが残念である。下りは、元来た道よりハードで
あるが、直接地蔵堂に抜けるルートを取る。
 今回は、二山を欲張ったお蔭で見事な花々に出会えて、何となく得をした
様な気分になれた一時であった。

登りの厳しさ:★★

戻る